カナダ・エクスプレス

多倫多(トロント)在住の癌の基礎研究を専門にする科学者の自由時間ブログです。

沖縄の音楽

2005年12月28日 | 音楽
久しぶりに音楽の話しです。数年前から日本では沖縄の音楽や食べ物が人気を集めているようですね。NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』も好評だったと聞きます。私もその頃から沖縄の音楽に魅せされて、いまでも時々CDを聴いています。中でも、「涙そうそう」、「島人ぬ宝」、「島唄」を聴くと、何だか懐かしい思いに浸らされます。先日日本へ行ったとき、韓国人の科学者とカラオケに同席する機会がありました。そこで、私は「涙そうそう」を披露しました。韓国人の彼にも、この歌のリズムは響くものがあったようで、いい歌だと言って聴いてくれした。おそらく、中国人にも、沖縄の歌の素晴らしさは理解してもらえるのではないでしょうか?沖縄は東アジアの国々の中心点にあります。それがゆえ、遠い昔から人々が行き来し、様々な文化の影響をうけながら独自の文化を築き上げてきました。昭和に入ってからの不幸な経験は、本当にこの島にとって辛い現実でしたが、それでも今に受け継がれているこの島の文化の途方もない価値を今に生きる我々は敬意をもって認識し、後世に引き継ぐ義務があると思います。今「ティンサグの花」を聴いています。心にしみる歌です。



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