春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

刺無し花キリン シャインキッス

2019-01-22 | 多肉植物
今年で3年目、茎に刺が無い品種。
多花性で花の期間も長く、花の少ない季節に彩を見せてくれます。
刺があると、見た目に購買力が落ちると言われる、花キリン。
元来、花キリンは小さな花で、沢山咲いてくれるのが人気ですが、どうしても刺が目立ってしまいます。
その改良種が、名称 シャインキッスです。













去年の花です。2枚の色づきは苞で、中央が花です。
見ての通り苞葉の色彩が違います。 毎年異なるのが品種改良主の花キリンの特徴です。
花キリンを毎年苞葉を冬から出させるのが非常に難しく、ここ数年栽培の改良を重ねてきてます。



 




樹木の実 20 クロガネモチ

2019-01-22 | 樹木
上野東照宮、旧寛永寺五重塔 1639年
再建年の36mの五重塔の横にクロガネモチの実が鮮やかで、見事な風景を見せてくれてます。











 



  



上野東照宮の山門を抜けて石畳を歩くと右手に、石灯籠先を見てクロガネモチ
の赤、さらに青銅灯籠の先にクロガネモチ。 正面が上野東照宮の金箔の御門。



  





上野不忍池の、蓮の名残の 実(果托)は今や湖面に多く落ち
不浄の泥土に沈みゆく。 


















月日が進むと湖面にハス芽を上げて、伸び上がり大葉を茂り、花茎を上げて蕾を付けて、
開花に至る、花弁を落とし、花托から果托になり、枯れた花茎が折れて、果托は水面に落ち、
水中に没して、仏教的に言えば不浄の泥土の中に没して、新たなる今年の芽に命を託す輪廻、諸行無常の響きあり。


















 



シマサルスベリ 冬の樹皮

2019-01-21 | 樹木
今年の最初の舞台の幕があがりました。
冬枯れの不忍池、湖面は凍りつき、眠りについてる不忍池は、揺れる果托だけが枯葉色の中、目立ちました。
谷中の大雄寺から歩いて不忍池まで10分で到着です。










白さが目に付いた初冬と違い、樹皮の色彩が毎年この時期は
茶の色と黒墨がわずかですが出始めてます。












1年の始まりの最初の1歩です。宜しく。









東京都谷中、大雄寺のクスノキの巨樹 46

2019-01-21 | 巨樹
1年半ぶりに谷中方面に出向きました。数年前から谷中は外国の
来日客で賑わって、今もキャリーバックを引きずり谷中の狭い道を歩き、お寺様や古い町並み、喫茶店に入る
人たちを見てきました。谷中はすっかり様変わりをしてます。

そんな町並みの中、大雄寺の有名なクスノキの巨樹が鎮座してます。 樹齢300年 幹周り6.2m 樹高15m以上の巨樹は
御神木として大切に保存されてます。 この巨樹には歴史が語り継がれてます。












巨樹の脇には幕末の3舟、勝海舟 山岡鉄舟 そして故人の高橋泥舟のお墓が
巨樹の脇に眠ってます。彼らはこの木を愛し3人は、当時の大きさは分かりませんが、巨樹の下で酒を飲み交わし、
日本の未来を語りあったと言われてます。  大雄寺のご住職様からお聞きしたのが、もう10年前以上、日本はこれから
何処に向かうのでしょうか。この巨樹だけはいつも手を添えて後にします。



  



  



  



  


谷中の道 町並み 大雄寺に通じる道はまったく月日は
流れましたが 変わってません。 喫茶店は近くの東京芸術大学の学生さんで賑わってます。
自分もあんな時代があったと急に思い出しました。




    



















銀河 2 サボテン 

2019-01-20 | サボテン

大寒の日に輪を描くように王冠咲きのマミラリア属のギンガ。
綿毛を稜間にすべて噴出し何重にも花を付けるか、それはサボテン自体の力です。















良く聞かれます。うちのサボテンはマミラリアですが花を咲きませんと、
サボテン花は翌年の1年のトータルで日に十分に太陽光線を当てることが蕾をつける秘訣です、栽培は少なくとも
サボテンに限れば良い環境を整えることから始まります。ほんの少し力をサボテンに貸すこと。
   安行事務所より。














樹木の実 19 センダン

2019-01-19 | 樹木
成長の早い樹木で樹皮は若木の時は紫褐色でとても
美しさに溢れて、小さな横班が点在して美しさが漂います。 街路樹、庭木 公園樹 などに植栽されます、
ただし実は有害で注意が必要です。

実は最初は丸いですが、次第に凹んできます。 落ちた実を手で割ることが出来ない位。硬い実です。
落葉した後に果実が残ります。 それゆえに実が樹木に付く姿がとても美しいのが、センダンの木です。













    


    


  


カリンの実がひとつ樹木に残ってます。
最後のひとつを残すことを木守りと言い、樹木に感謝する、来年も豊作をと願いを込めます。








    















ヨウラクツツアナナス  チランジア

2019-01-19 | 多肉植物

冬から春にかけて開花するアナナスの仲間、花茎を30~40センチ
上方向に伸び上げ、重さで次第に枝垂れて先端に10~20個の花を付けます。 花は見ての通り柄が在り、垂れ下がります。
苞は花茎を包むように伸びます。 花近くの色はとても複雑で各種の部分が色彩を見せます。子房、萼などが色を出して、交じり合い

花弁を3~4センチの黄緑色で縁取りが紫の色彩の極彩色の花を見せてくれます。着生植物で
チランジア、アナナスの仲間です。安行の造園の親方の温室内で咲いてます。見ることが稀な植物です。
ヨウラクの意味は仏像の装身具、また本堂の天井から垂れ下がる装飾品の意味合いを含んでます。
良く見てください、とても煌びやかな花姿をしてますね。黄色のシベが金飾りです。













  


今の状態のタチ花アナナスの鉢植えで、自宅の玄関においてます。
10月ごろにピンク色の苞の間にスミレ色の花苞を沢山、咲いてくれました。扇子のような形状はピンクが薄れ、
薄緑の色彩に変化してます。 丈夫なチランジア、キアネアです。冬の日を外に出して当ててます。 観賞用には
とても優れて、緑の少ない季節には重宝いたします。







  


  


埼玉、安行地区朝から快晴、外仕事はかどります。 










アタミザクラ 熱海桜 開花

2019-01-18 | 樹木
昨日、東京都江北、都市農業公園から熱海桜の開花が安行事務所に入り、
本日午前中に園内に出向いてみる。沢山の蕾の中で数輪開花してるのを確認をいたしました。

寒桜と言われ、今ではすっかり熱海桜の名称を使うようになりました。
暖地では1月から咲き始め、寒冷地では適さないと、言われてます。一重咲きの淡い紅色の桜が
今は数輪ですが、1週間のすれば見事な花満開を見せてくれるでしょう。









  



  


10日前は硬く蕾を閉じてました。季節は足早です。











ロウバイ 蝋梅

2019-01-18 | 樹木
中心部の花弁が暗紫色の蝋梅、
安行ではソシンロウバイ マンゲツロウバイが多く見られ、今年初めて蝋梅に出会えました。

















久しぶりに安行事務所にいます。午前中に造園の打ち合わせ、
今日は風が強いですが、上空の雲を吹き飛ばし、久しぶりの真っ青な空を背景に出来ました。




東京都北足立花市場 搬出

2019-01-17 | 植物、花
安行地区から1時間強、大田花期市場と違い近距離の北足立市場、9時過ぎに依頼
を受け市場に10時過ぎにに到着。すでにせりも終わり、搬出の多くの業者さんの車両も無く、2階の場内で、手際良く、安行のカーゴ車に
載る、花々、鉢物を積み込む。 場内は閑散としてますが見る限り、春の花々、鉢物、枝物  春満開でした。

混雑は10時ごろまでで、後は場内の清掃係の方々が入り、カーゴ車の整頓やら、これらは太田市場や鴻巣市場と同じです。
市場内は メラコ、パンジー キンギョソウ、水仙など各地の県から搬入された花々で埋め尽くされます。
この場所に来れば、何が売れ筋かすぐにわかります。















  

4トン車が出払ってるので2トン車2台ですので
私に依頼をかけたようです。 上の花々や鉢物を積み込みました。 混雑してないので楽な作業ですが、積み込みは
気を使う作業です。 傷つきやすい生き物ですから慎重に。1階の大型車が並ぶ場所は、青物、野菜などの農作物の
市場で全国からの配送、出荷の待機所です。











宮崎県からスイ-トピーが、保存ケースの中に入れられ
注目の切花として目立ちます。1月21日がスイートピーの日になってます。 大田花キも同様です。帰りに場内の花店の
川名商店さんに挨拶をして帰宅。



      

  




午前中に安行地区に帰宅して、花キ部の従業員と店頭に並べ
温室にも入れて、後は値段表を貼る作業は、本職にお任せです。寒い季節ですが、花市場はすでに春に突入してます。