この日のお目当ての蕎麦屋は、「時香忘」。
R361の新地蔵トンネルの東側にあるお店です。
店構えが変わっていて、以前から気になっていたお店でした。
この日は平日。
しかもお昼の時間を過ぎていたので、ほとんどお客さんはいませんでした。
入口からは、ホウノキに覆われた渡り廊下をしばらく歩きます。
これも、このお店の演出なんでしょうね。
店内は、お蕎麦屋さんというより、しゃれた洋食or喫茶店という感じです。
注文したのは、「極粗挽きおやまぼくち もりそば」の大盛り。
写真ではわかりづらいですが、少し緑がかっているのが特徴です。
このお店では「おやまぼくち」というキク科のアザミに近い植物の繊維を、ごく微量つなぎとして使っているそうです。
もちろん、つなぎとして使われる小麦粉などは全く入っていません。
食感は、これまで食べたお蕎麦とは全然違うものでした。
次回は、新蕎麦の時期に行ってみたいですね。
窓の外を、ぼっと見ていると、ヤマガラが遊びに来ていました。
緑に包まれたくつろげる空間で、美味しいお蕎麦を食べる。
とっても贅沢な時間を過ごした気分になりました。
素敵なお店ですが、このお品でおいくらぐらいなんでしょうかね。
このもり蕎麦が1,260円、大盛りは315円増しでしたので、そんなにお高い店ではないですよ。