自然と風を感じて…

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生きてることが辛いなら…

2008-08-28 01:31:44 | 日々のできごと
昨日この詩を初めて知りました。
たまたまつけていたテレビの中で、森山直太朗さんが歌っていました。
とても感動的な歌で、ストレートに心に響いてきました。

「生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい…」

ここの部分だけ取り上げると確かに衝撃的な文章です。
でも、彼の歌声は、どんなに辛くても生き続けなきゃいけないって訴えかけているように聞こえました。

ましてや詩全体を見れば、どんなに辛くても、どんなに悲しくても、どんなに惨めな姿になっても、生き続けることが大切であることを訴えている礼賛の詩なのです。


私たちが今ここに生きていることは、様々な不思議ともいえる偶然が積み重なってのことです。
多くの人たちの関わりと、この地球に生まれた多くの生き物たちの犠牲によって、今ここに生かされているのです。

私たちは自分の力だけでは生きることのできない、ほんのちっぽけな存在です。
そして、必ずいつか「死」が訪れる「運命(さだめ)」をもつ存在です
だからこそ、精一杯この生命が終わるまで生き続けなくてはいけないのです。

そして、生きることは辛いことです。だからこそ、ときおり訪れるちっぽけな喜びが大きく感じられるのです。


私は一人自然の中にいるときに、自分の存在のあまりの小ささ・無力さを感じることができました。
そのときに、何か見えない不思議な存在によって「生かされている」ことも感じました。


この歌詞には賛否両論があるといいます。
私にはこの詩の一部を、文章どおりにしかとらえられず、単純に批判している人たちのことが、少し哀しく感じられました。

ぜひ詩を全部読み、歌を聴き、こころで感じてください。
作詞をされた御徒町凧さんが、何を訴えたいのかわかるはずです。


この詩が「言葉狩り」にあわないことを祈って…。


生きてることが辛いなら

歌手:森山直太朗
作詞:御徒町凧
作曲:森山直太朗
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=69770

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