ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ジャノメで買い物うれしいな。

2005年07月04日 | 京都
耳を澄ませば水の音。雨雫の落ちる音。流れてゆく豊かな水量。青々とした田んぼがざわめき、笹の葉が風に揺れる。なあんて気持ちがいいんでしょう。大自然が起き上がってくる感覚。うっすらとした山裾から、霧が立ち上っていく様を見つめていると、なんとも幸せな気分になります。

なんとも豊かなバス待ちタイム。仕事が終わったあとの清々しいひとときです。(だけどお家へ帰るバスはなかなかこない。)

さて、そんな一週間の仕事を終えて、今日はお休み日曜日。やっと梅雨らしい日々が続いているなか、加賀太胡瓜のつるがだいぶ伸びてきたので、支柱を買いにホームセンターまで歩いて出かけることにしました。
隣のマンションの側を流れる、ごく小さな小川に差しかかったとき。ん?なんだあれは。アジサイのようにすごいボリュームで咲き誇っている、一群のピンクの花達。葉もかなりいかつい深緑。あんまり見たことないなあ~。いつも自転車ですっとばしてくから、マンションの塀に隠れてちっとも気付かなかったけれど、川岸をぎっしり埋め尽くしている。

しばらくてくてく歩いていくと、線路脇にも。やっぱりかなりのボリュームです。なんだろ、サンタンカ?ミヤマシキミ?う~ん、葉っぱが違う。あんな細くない。これ、ヒマワリの葉っぱがごつくなったみたいな形だもん。クサギ?あんな色してるかなあ~。

調べてみると、お、ありましたありました。ボタンクサギ(Clerodendron bugei)。中国原産で、園芸種がずいぶん野生化しているらしい。これは植えられたものか野生化しているものかちょっと区別がつきません。マンションの横にひと株植えたら増えちゃった、ってとこかなあ。花は愛らしいです。葉っぱが迫力。うまく調整すれば素敵な庭素材になるだろうなあ。クサギかあ。どんな匂いがするのかなあ。明日ちょっと試してみよ。

ちなみに、学名にClerodendronを持つものはずいぶんいろんな種類があるのですねえ。「クレロデンドロン」という札を花屋で見かけた記憶がありますが、全然印象が違う。ゲンペイカズラ(Clerodendrum thomsoniae)もそうだし、クラリンドウ(Clerodendrum wallichii)だとずいぶん清楚な印象。クレロデンドロン ブルーエルフィン(Clerodendrum ugandense)にいたっては、なんと青花。もう、前々別物に見える。クサギの仲間って、広いのね~。

☆今日のちび庭気温 21~23℃ お空が晴れてないと、随分気温も低くなるもんですねえ。こんなに違うなんて、もうびっくり。(^_^)
7/2 21~22℃
7/1 23~28℃