ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

お茶屋さん。

2008年11月26日 | 北京旅行
せっかくですから、お店をのぞいてみましょう。


大柵欄にあるお茶屋さんの一つ。名前は~よく見なかったな。


おおっ、お茶屋さんのイメージに反してなんだかカラフル。


そうそう、こちらが一般的な「お茶」のイメージよね~って、でも入り口にはカラフルなグラスが。


ん~、ジュース? でも、やっぱりお茶なんだ。ハーブティみたいなもんかな?
なんだか小さいときやった色水遊びみたい。


よく見ると、手前のピンクは「千日紅」。へえ~!これ、お茶になるんだ!!!どんな効能があるんだろう?
その隣は、菊の花かな?


こちらの丸い円盤もお茶。「プーアール茶」って描いてあるのが見えますね。なんだか、包み方がチーズみたい。練って固められたお茶を、少しずつ崩して使うんだそうです。


おもしろいですね~!いろんな形の包みがありますが、ぜ~んぶお茶。ほんと、チーズ売り場を見てるみたい!!!どんな味がするのかなあ。


これは、見たことある方もいらっしゃると思います。器に入れてお湯を注ぐと、葉っぱがお湯の中で花のようにふわっと開くの。ろまんちっく~。

中国のお茶は、お茶の葉を替えずに何度もお湯を注いでず~っと飲み続けられるのがいいですよね。お土産に、とっても花のいいにおいのするお茶を買って来ちゃいました。飲むのがもったいないような、楽しみなような。(^^;)

☆今日のちび庭気温:6~12℃ 今日は貴重な晴れ間でしたね。そろそろちび庭も落ち葉の季節になってきました。腐葉土作るぞう!

前門~大柵欄

2008年11月25日 | 北京旅行
天安門広場をさらに南へ。

来ました来ました。前門大街。切れることのない人込みをかき分けて。やっぱ、中国、人多いなあ。市内はどこも人だらけ。


振り返ると、そびえ立つのは前門、ではなく、さらにその前の箭楼。外的防御用の要塞なのだそうです。う~ん、重厚だね。

さて、北京でも名だたるショッピングスポット。いろんな楽しい老舗がいっぱい。わ~い、すてきな布靴買っちゃいました~!ここからのお買い物の様子は、つれブログでどうぞ。
http://blog.qlep.com/blog.php/quinland?categ=4&year=2008&month=11&mesid=196061

ということで、こちらではやはり、フラワーポットなんかご紹介。

新しく作り替えられた前門大街では、プラワーポットもゴージャス。でやっぱりキンモクセイなのねん。


でんでん太鼓。


鳥かご。


おもいっきし太鼓。縁起がよさそう。このプランター、本物の石よお~!日本じゃ絶対真似できない。いったいいくらするんだ~!になってしまう。植わってるのは…ザクロだっけ?ほんと、思いっきりゴージャスだ…。(^^;)


途中で曲がって大柵欄へ。さらにすごい人ごみに。前門大街はまだ工事中で開店してないところばかりだったけれど、こちらは楽しそうなお店がいっぱい。わくわくしちゃいます。


レトロなポットに今時な花の取り合わせがたのしい。やっぱり寄せポットテクです。


こちらはレストラン。やっぱりみんな振り返ってみちゃいますね。


こちらは、シックな感じでふと目が行ってしまいました。なかなかおしゃれ~。

大柵欄、つづくぅ!

☆今日のちび庭気温:5~9℃ おお!我が家の温度計は10℃を超えませんでした!ほんとお~?さぶ!夕方いきなり雷&大粒の雨で、あわてて洗濯物を取り込みました。(^_^)

か・ん・こ・う・た・い・こ・く のゆくえ

2008年11月25日 | 北京旅行

え~、いつだったか、「東京をガーデンシティに」という話に目を輝かせたものの、その後それほど目覚ましい印象もなく。まあ、それでもすこしずつ、新しいスポットには緑が増えましたよね、と思っておりましたが。

*  *  *  *  *

北京では、本当に圧倒されてしまいました。街の中に堂々とそびえるたくさんの大木、その樹冠の健康的なこと。どこまでもきっちりと手が入れられた、美しい緑地帯。その大規模なこと。奇岩を組み合わせたダイナミックな庭園、陳腐な想像を気持ちよく裏切る造形美。

やっぱり、大陸のスケールは違うのね~。確かに、こんなに公園やら施設やら何やらの規模が日本とは桁違いに大きくても。飛行機から見下ろせば、そんな北京の街も、深い深い無人の乾燥した山脈が広がる大陸の,ほんの、小さな一部分。どこに行っても家があり、誰かしらには出会う小さな島国の日本とは、ほんとうに違うんだ。

でも、どこかしらに、そんな島国に海を越えてやって来た、庭園文化のルーツを感じます。あの京都の、こじんまりした坪庭に納まるまでの、日本庭園の原型を。空海が、最澄が、はるばる大海を渡ってやって来た(といっても、彼らがたどり着いたのは北京ではなく西安でしたが)目には、都はさぞかし最先端のきらびやかなものに映ったのでしょうねえ。

悠久の大河、雄大な峡谷、大自然と優美な石橋、壮麗な寺院仏閣。大陸中のあらゆる風景が大国の都の庭園の中に縮景として表されて宮廷の人々の目を楽しませ、そんないくつかの風景の「お約束」が、はるか日本へと伝えられると、さらに縮景にされて、禅の庭に反映される。

頤和園の昆明湖にも、北海と呼ばれる故宮横の大きな湖にも、それぞれ「蓬莱山」を模しているであろう中の島が。この単位の湖が、日本では数十m単位の池となる。そして、蓬莱山中に数々建立されているお堂や祠は、灯籠や石塔として簡略に和庭に再現される。なんとおもしろいことよ。ずいぶんと壮大な伝言ゲーム、とでもいうべきか。命がけで海を越えた僧侶たちが本当に伝えたかったのは、こんな破天荒な感動だったのか、と、ただただひたすら感嘆するばかり。京都でみた数々のちいさなお庭たちを頭に思い浮かべながら、名所を歩き続けました。

どれも、桁違いの規模の人の手をかけて築かれた風景。日本のみならず、これだけはどう転んだって他のどの国も真似ることはできないだろう。

*  *  *  *  *

そして、庭主が最も気になるところ。それは、10年、20年、30年後の北京の風景。もし、仮に、市場経済化が進んだとしたら? この国の人々が今よりずっと豊かになり、人件費も上がっていったとしたら?

そのとき、この美しい緑地帯は、公園は、まだ瑞々しく維持されているだろうか。日本のように、「お金がないので維持できない」、なんて、荒れて悲しく雑草ばかりが目につくなんて事がないように、世界第一級のガーデンシティであり続けてほしい、と思うのです。

通りすがりの天安門。

2008年11月24日 | 北京旅行
さ、寒くなってきましたね。北京旅行へ行ったのは10月半ば。もう1か月もたって、だんだん季節がずれてきました。が、ご紹介してるのはまだ旅行4日目なのよね~ん。だって、おもしろいんですもの。当面続きそうですがどうぞおつきあいくださいませ。(^^;)

さて。お昼を済ませて、北京の昔からの有名な繁華街「前門」に向かいます。前門、とは、故宮の数ある門のいちば~ん前の門を指します。2番目の門が,かの有名な天安門。ここで地下鉄を降りてみる。と。


ぴ~、人がいっぱい~~~~!すごい。ひろい。迫力~~~!これが天安門かあ~~~!


にゃにゃにゃ?にゃあ~んだあ~???こりは???(゜0゜)
天安門広場にすっごい規模の花のデコレーションが!!!そうか!国慶節のデコレーションが残ってたんだ!


すご~いすご~いすご~い!この大きさ!!!所々に警備員さんも。
え~と、天安門広場は南北880m、東西500mあるそうです。その半分は来てるね。ず~っとよず~っと。ヽ( ・∀・)ノ

なにがすごいって、これが全部、植えてなくて「花ポット置いただけ」なところよ!!!これぞ「寄せ鉢」の極地!しかも立体!ま~じでぇ~すかあ~!!!


団体ご一行様もあちらこちらで記念撮影。みんななんだか嬉しそう。庭主もついつい興奮。すごいよねすごいよね。

広場の反対側は、これまた大きな北京オリンピック2008バージョンの花デコレーション。


ポット寄せ、といっても、立派な木も入ってます。あの橋の形の構造体も松の上の球もすごいですよね。何度も言いますが、この下はがっちりした石畳です。どうやって立ててるんだろう???



本当の公園の築山のような、この自然なデザイン。うう、好きだなあ、この山の雰囲気。

しっかし、なんという花の数。搬入は?メンテナンスは?どこで育ててるの?いったい何日で組むの?どんな人がつくるの???これだけ花の質をそろえるなんて…と、すっごく気になる。


ほら。ちゃんと手前にも低木を置いて、遠近感を出しているところが何ともニクイね。オトナだね。ああ、日本のガーデンショウのデコレーションがとっても「かわいく」見えて来た…。


いや~、中国の底力。も~、まいりました。堪能しました。思いもかけないサプライズでした~!

☆今日のちび庭気温:6~13℃ ん~、雨です。遅く蒔いたパンジーは、やっぱりなかなか育たないなあ~。(^^;)

お昼ご飯。

2008年11月21日 | 北京旅行
どうやらおかげさまで「ちび庭日記 写真編」http://orange.ap.teacup.com/jardin/ もついにメモリがいっぱいになりました!!!
2006年6月から2年と5ヶ月。京都暮らし、千葉暮らしと、「お庭」なテーマを通してなかなかいろんなことを堪能できました。

ということで、「ちび庭日記 写真編2」として、引き続きお送りしてまいりまする~。
ここまで続けられましたのも皆様のお陰。これからもどうぞよろしゅう、ほそ~くなが~くのおつきあいをおねがいもうしあげまする~~~。<(_ _)>


さて、北京旅行4日目。アンティーク市場のあとは、そろそろおなかもすいたので、つれの知ってるお店へ。ビジネス街(といっても広いぞ)をひたすらてくてく。


ひたすら続く緑地帯にうっとり。うふ。水鉢が切ってある(木を植えたときに、根を土に早くなじませるために、根の周りに水を溜める堤防を築くのです)。白松ですね~。手前のハーブの彩りも素敵。


さて、つきました~!「北京小王府」。メニューもおしゃれ。う~ん、いっぱいすぎて迷っちゃう。


じゃ~ん!満を持しての登場、「辣子鶏(らーしーじー)」で~す!おおっ、辛!おいし~い。つれがよく作ってくれるのですが、どっちがおいしいかって?どっちもおいし~い!!!二人ではふはふ食べました。隣のテーブルでは、一人一盛り。おお、つわもの~!

作り方はこちら!
http://blog.qlep.com/blog.php?categ=1&year=2007&month=2&mesid=72365


そして、辛いもののお供にはこちら。揚げパンなんですが、練乳をつけてたべるとほんとおいしいの。他にスープとインゲンの炒め物で、満腹満腹。


ここは面白い造りで、元々のレンガの建物に屋根付きのテラスを増築した、という感じです。ベランダにはゴーヤのさわやかな日よけ。おしゃれ~。


下の厨房では、暖炉に赤々と薪の火が。看板には何やら魅力的な文字がならんでいます。やっぱり老舗なのかしら。


テラスの下もさわやか。オフィス街近くだから平日の方が混むのかな?お店の敷地だと思うんだけど、人々が普通に通り抜けてゆくのがおもしろい。


北京の休日の昼下がり。あちらこちらの食堂でご飯を食べる人や子供たちの声。時間がゆったりと流れてゆきます。

☆今日のちび庭気温:4~14℃ おお~、だいぶ気温が下がってきました。ふと思い立って、腐葉土入れを簡単コンポストに改良。さて、エコ生活なるか?(^_^)