ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

わくわく添景物ランド。

2008年10月24日 | 北京旅行
え~、通じる人には通じるタイトルになってしまいました。

天壇公園に行く前に、つれ&知り合いの方々と立ち寄りましたアンティークマーケット「潘家園旧貨市場」。
平日のためメイン会場は閉まっておりましたが、面白いものを見ることができました。


そう、石屋さん!おじさま、すっかり仏頭石がお気に召したようですが、お値段のほどは???


交渉している間に、探検探検。おっ、これなんか、お庭にどーです?オリエンタルぅ。


いや~ん、たのし~い。こんな灯籠や狛犬(ちゃんとペアです)、使ってみた~い!(でも、どんなお庭に???)


おじさん、お仕事おつかれさまです。そおかあ、これで動かしてるのかあ。(当て布しなくてダイジョーブか…?)


太鼓かわい~い。これ、四合院の門のとこにあるやつ?にしては小さいか。


この灯籠もすてき!う~んとう~んと、据えるなら紫檀の瀟酒な東屋の先かなあ…。それともそれとも???




手水鉢、レリーフ、壺から兵馬庸みたいなものまで、使い方のわからないものもいっぱい!


あ~!おもしろかった!!!

☆今日のちび庭気温:17~21℃ いや~、今日は本当にひどい雨でしたね。のーえんでは、ハウスの中にまで水が流れ込んでくる始末。まるで滝壺の中にいるようでした。(^^;)

天壇公園にて

2008年10月24日 | 北京旅行
さて、北京2日目一人歩きは、いよいよ本格的に中国らしいところへtryです。
世界遺産その1、天壇公園へ。無事一人でホテルまで帰れるかしら~。ドキドキ。


はるかに塔が見えました。あそこまで歩いてゆきます。


おお~っ!やっぱりすごいっ。スケールが大きい!
そして、ガイドブックじゃピンとこなかったけど、なんと愛らしいこと!
こちらは、祈年殿。画像だとよくわかりませんが、肉眼で見ると、甍の色といい、柱の色彩といい、本当に美しいのです。
(すみません。どうも写真が横向きでなおりませんが…ご容赦のほどを。)


祈年殿の内部。ここで立春の日に皇帝が五穀豊穣を天に祈ったそう。中の柱は、中の4本が四季を、中層の12本が12ヶ月を、さらに外側の12本が1日の12刻を、そして、24節気をも表しているそうです。


見事な細工の、棟飾り。竜の角がたまらないっ。この偶像の数が多いほど、建物の格式も高いのだそうです。(故宮の皇帝の居城では10個ほど並んでいるとか。)


よく八幡さんにもこんな彩雲文様がありますよね。上の龍は皇帝を、下の鳳凰は皇后を象徴しているそうです。


こちらは、さらに古い時代(明?)の門だとか。色のせいか、なんだかかわいいですね。


さて、すっかりタイルの美しさに惹かれてしまった庭主。この深い色合いを、写真ではお見せできないのが残念。



緑の芝生に緑の甍。こちらも実に美しい。甍の色には、青、緑、黄色の3種類が。やっぱり、格式の違いがあるんでしょうね?(ちなみに、故宮は黄色です。)
龍の爪をご覧あれ。5つ爪は皇帝にしか許されない紋なのです。


一番南の「円丘」から、「皇穹宇」、「祈年殿」を望んでいます。う~ん、形がムーミン谷のお家のようだ…。実に、壮観です。


「皇穹宇」の門のタイル。こちらも実にあでやか。黄色と緑の組み合わせに、どこか、シルクロードを思わせるような。


こちらは東天門。修復前と見えて、オリジナルな色あいに時の重さを感じます。

そういえば、「オフィーリア」を描いたミレイは、とても鮮やかな色彩でクリアに描くことが多いようでした。古色蒼然とした色は時がつけるものであり、どんな名作でも描かれた当初はきらびやかであった、というようなことを言っていたとか。

ピカピカに美しく修復されている部分も、釉薬のはげ落ちた部分も、それぞれに昔をしのばせるものだなあと思った庭主でございました。つづく。

緑の大国。

2008年10月23日 | 北京旅行
ただいまあ~!帰ってまいりました。北京10日間。実に、大変濃い滞在でございました。
何より感じましたのは、実に、実に都市の中の緑が豊かなこと。イメージは「黄砂の吹きすさぶ乾いた大地」だったのですが。
まあ、あちらこちらの様子については、つれブログもご参照くださいまし。
http://blog.qlep.com/blog.php/quinland?categ=4&year=2008&month=10&mesid=195479

さて。北京で見てまいりましたあれやこれや。ぼちぼちと紹介してゆきたいと思います。

北京初歩きは、つれの通う事務所前の市場。とてもにぎわっています。一人で歩くなんて、ドキドキ。

これはタバコの葉っぱ?大きいです。


たくさんのお店の中、花屋さんもありました。


ふ~ん。品揃えがちょっと面白い。


うわ~!かわいい。あははは。


ん、この椿の鉢、枝振りがすてき。と思ったら、目の前でおばさんがお買い上げ。私の目もまんざらじゃないね。


おお、これは!サルノコシカケ?これも売るですか。レプリカ???


市場を囲む住宅街は、どこもこんな風に緑がたっぷり。バラと針葉樹の組み合わせが素敵です。


私の好きな街路樹。ここはエンジュの木でしょうか。道の真ん中までたっぷりと伸びた枝が清々しいです。日本もこんな風にできると、いいのにな~。

☆今日のちび庭気温:14~23℃ 今日は渋谷Bunkamuraでミレイ展を見てきました。人物もさながら、植物の描写の精緻さに感動!!!26日までですよっ。まだの方は、急いで~~~!(^_^)

自然はたくましい。

2008年10月08日 | ガーデン
先日。かに~ちゃんを海に帰しました。ぐすぐす。近所の、春には潮干狩り客でいっぱいになるところ。


水際におろしたとたん、猛然と砂を掻きだしました。おおっ、こんなにパワーがあったとは。

ちょっと落ち着くと、何やらもぐもぐとさかんに食べ始めました。やっぱり、おなかすいてたのね~。しかし、何を食べてるんだろう…?こんなにげんきなら、だいじょうぶかなあ?


数分もたたないうちに、潮が満ちてきました。かに~ちゃんは、小さな木切れにつかまって水底をくるくる。
えらいえらい。ちゃんと知恵もあるのう。しっかりいきていくんだよお~~~!うるるるるる~。げんきでねえ~~~。


さて、こちらちび庭のベランダ。こちらにもたくましいお方。シクラメン ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)が咲きました!!!夏カラカラにほっぽらかしといたにも関わらず。


やはり、原種は姿が華奢ですね。でも、園芸種よりもずっと丈夫。買ったときは「ネアポリタナム」(Cyclamen neapolinatum)と札に書いてあったので、「めずらし~い!」と思ったのですが、ヘデリフォリウムの古名だったんですね~。あはは。


これぞシクラメンたる証し。「cycle(輪)」という通り、株元にくるくると巻いている茎には、先端に種がついています。これで増やせるかしら。


こちらは、つれがとりましたミョウガの花。一つだけポッチリと咲きました。おいしかった~。

☆今日のちび庭気温:15~20℃。さ、さぶい。1日1日の寒暖の差が大きいですね。雨雲をみながら洗濯物を移動すること数回。体育の日は晴れるかな???