さて。先日のお題、「植物のお名前」。
若干続きがありまして。
もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、聞く所によりますと、なにやら、植物分類が大きく変わったそうな???
ぴ、ぴえ~~~。
今までユキノシタ科だったアジサイが、新しく「アジサイ科」に???
シクラメンはサクラソウ科からなんと「ヤブコウジ科」に…
そして、カエデ科は消えて「ムクロジ科」に。
その他、いろいろかなりダイナミックに変わったりしているそうで…。
な、な、な?どおなっちゃったのお~~~?
植物分類の深~い世界にはさっぱりついてゆけないので、ひらた~く言ってみますと、
今までは、植物の形や性質などが似ているかどうかで「○○科○○属」などと分類されていたため、中には「他人のそら似」もあったところを、近年科学の発達により遺伝子情報が近いかどうかで分類されるようになった結果、「あんまりにてないけど兄弟」ということがわかるようになった、と。
おおう。
それにしても、シクラメンちゃんとヤブコウジはんが兄弟でっか~。いや~、ちっともわかりしまへんでしたわ~。
ユリ科もだいぶ変わって「ネギ科」が独立したとか、いままで学名のPrunusでひとくくりだった梅やら桃やらサクラやらが、それぞれ亜科として分類されるようになったとか、他にも見知らぬ科名が新設されたり。
新しい分類体系が出てきたとは聞いていたけれど、そんなに違うなんて~。
http://www.aboc.co.jp/bookstore/index.php?main_page=product_info&cPath=11&products_id=41
ウィキペディアにも新しい分類体系のことが出ていたので見つめてみると、だんだん頭の中が混乱。「学校で習ったときはこんな科なかったよお~!」なんて思っていても何回も見ているうちに、「あれ?前からあったっけ…?あったような気もしてきた…」な~んて訳がわからなくなってきちゃいました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/APG植物分類体系
いずれにせよ、単純な庭主の頭では覚えきれな~いっ。
でも、人には、「これはシソ科だから…」とか「アブラナ科だから」などと同じ科のものは大体育て方も似てるんですよ~、なんて説明したりしているので、やりにくくなっちゃうなあ~。
ほら、全くの他人でも、大体声が似てる人は骨格や顔つきも似てるって、そんな感じですかねえ。環境に応じた形質の出現による分類って、育てる方としては捨てがたいよね~(なんかいまいちな譬えになってしまった…)。
学名の変遷やらなんやら、一生懸命覚えても案外と時代で変わってしまうものなんですねえ、と、ジーキルの本を読みながら感じたのでございました。
☆今日のちび庭気温:3~13℃ あったかかったですねえ~!油断して玄関の鉢が危うく水切れするところでした。メダカも今日は元気です。(^_^)