ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

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2011年12月24日 | まちあるき

クリスマスですね~。
用がなくともクリスマスグッズ売り場をふらふらしてしまいます。


おお?


お~。


おおおっ!


お~っ!!!ぱちぱちぱち。
お誕生日&クリスマスをいただきました。


めりーくりすます!

☆今日のちび庭気温:1~7℃ 冬至も過ぎましたね。これから日が長くなりますよ~ん。(^_^)

おしごとサンタ

2011年12月20日 | ガーデン
クリスマスも近いですね。

先日、おしごとでリースをつくりました。

植栽を剪定した枝を利用したものです。お客様も大勢参加してくださって、素敵な作品がたくさんできました!


仲間のサンタさんからいただきました!手作りです~。おいしそ~。クリスマスまで待てな~い。


これまた、仲間のサンタさん達がお客様に配ろうとつくったポプリ。中には、庭主がせっせと天日干ししたみかんの皮と、杉の葉っぱ(それともローズマリーだった?)が入っているそうです。すばらし~い!


こちらは、えんげーふくしのーえんそばの直売所でただ今発売中の、リース材料の見本。

自分でリースをつくりたい方に好評のようで、ここ2、3年、土台や飾りにするドライフラワーなどの材料を小袋に詰めて出しているのですが、今年ももうほとんど売れてしまったそうな。

土台のリースは、庭主が剪定したキウイの枝をくるくる巻いて作っておいたもの。
スイカの実のようなオキナワスズメウリは、庭主が入手した種をボランティアさんが育ててくださったもの。
ドライフラワーとトウガラシは、切り花にも、と、みんなで育てたもの。
松ぼっくりは、ボランティアさんが拾ってきてくださったもの。
ベルも、ボランティアさんが探してきてくださいました。

み~んなで1年かけて用意した、あったか~いリースです。


あちこちに、たくさんのサンタさん。今年も誰かによろこんでもらおうと、せっせとおしごとしています。

☆今日のちび庭気温:2~8℃ 北ののーえんでは、もう霜が降りていました。すぐに年の瀬ですね~。(^^;)

うつくしいかたち

2011年12月14日 | ガーデン
週末のお出かけ。
まずは腹ごしらえ、と、白金のタカギさんへ。
やたやた。ん~。おされ~。


ランチが来るまで、ちょびスケッチ。ここに来ると、ついこの椅子を描いてしまうのよね~。ラインがきれいで。
(でも、たいてい書き込む前にお皿が運ばれてくるので、アウトラインだけ。)


この肘掛けの、皮の肘当ての部分が好き。


スープカップの繊細な模様も好き。シンプルな縦のラインが、どういう魔法でこんなうつくしくみえるのか。
ディテールの妙ですね~。


シンプルだけど優雅、って、むずかしいですね~。
自分にはとても考えだせないな。


華美すぎず、でも、存在感のある。


まだまだ、勉強することが、ありますね~。

☆今日のちび庭気温:3~11℃ 今日は風に冬の匂いがしました。もうすぐクリスマスね~。(^_^)

秋の庭、みつけた。

2011年12月12日 | ガーデン
さて。千葉大園芸学部ツアーの前に立ち寄った、戸定邸。
江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜さんの弟さんの別邸だったそうで、慶喜さんもお気に入りの邸宅だったとか…。


おおう、素敵な銀杏の門。


うわ~い!黄色の絨毯です!今日はお茶会でしょうか。素敵なお召し物の方々もいっぱいでいい感じ。

(黄色の絨毯が素敵~!おもてなしのひとつね、と感激するか、もう、足下が…ぶつぶつ、と思うかは貴方次第。時間を忘れて、ゆるりゆるりとまいりましょう。…美観も利便性も確保したい時は、真ん中に延べ段なんか作ってあるく場所だけ確保するってことかなあ?まあ、重要文化財ともなると、いろいろ難しいのかもしれませんが…。)


さすが徳川家。別邸とはいえ、あちらへこちらへと迷路のように複雑にお部屋&廊下が続きます。


そんな離れの一角に、赤く燃えるのは灯台躑躅(ドウダンツツジ)。
(冬の日差しは鋭いですね。コントラストが強すぎて、私のへなちょこなデジカメの腕ではうまく美しさが撮れません。)


部屋の中から。まるで、藤城清治さんの影絵のような美しさ。

そして、またまたどこへ続くのか?と思うような離れへの廊下の途中。
廊下の突き当たりに開いた窓に、ぱっと広がった風景。


おお、これぞ秋。
なんという、秋の庭。

淡い緑の大きな葉のあちこちに、鮮やかに美しくゆれるのは、飯桐(イイギリ)の赤い実。
その向こうには、赤く染まった櫨(ハゼ)。足下にはあかあかと咲く寒椿。(‘獅子頭’、だと、いいな~。)


こんな趣のある離れに、誰がお住まいだったのかしら?


はあ、弟さんのお母様(慶喜さんとは異母兄弟だったのね。)。まさに、秋の庭だったんですね~。とても納得。


お庭にも人生ありね~。


樹だけが知っている、ってね~。

☆今日のちび庭気温:2~10℃ 先日の皆既月食、見ましたか?うまく写真に撮れずに一苦労。肉眼ではこんなに美しく見えるのに、写真って難しいものね~。(^^;)

園芸学部探検!

2011年12月07日 | ガーデン
紅葉ですね~。うんうん。


先日。前々から行きたいと思っていた、松戸にあります千葉大学園芸学部の庭園ツアーに参加してきました~!

千葉大学園芸学部 緑の回廊ツアー
http://www.matsudo-kankou.jp/wp/?p=361


山あり谷あり庭園あり。後ほどご紹介する(つもり)の、戸定邸も含め、なかなか楽しいツアーでした。

詳細はこちらのつれブログで。
http://blog.qlep.com/blog.php/quinland/521047?categ=1&year=2011&month=12

さて。どんどこ歩いたその先に。あこがれの園芸学部の校舎が。

ん?ユリノキ。でも、なんか、えらく背が低いよね…。普通この倍あってもいいんだけど。まだ若いの?


フランス式庭園。ん?シンメトリーだけど、建物とずれてる…。ここは、およそ100年前につくられたものだそうです、といえば、何となく想像つきますね?


横には近代的な校舎が。周囲にぽこぽことあるヒバがかわいいです。こんなにかわいらしいのは、近年植えたものなの?

いえいえ。答えはガイドさんからいただきました。

全体を俯瞰しやすくする為このお庭は沈床式になっているのですが、周囲の樹が大きいと庭園が小さく見えてしまうので、あえてユリノキやチャボヒバなど、樹木を低く剪定しているのだそうです。Oh! that's right!

そして、建物がずれているこたえはこちら。

最初の洋館はこんな風に建っていたそうな。建物はシンメトリーではないけれど、当時は入り口の横から真っ直ぐに庭に通路が延びていたと。

そして建物の正面は南を向いており、その先、丘を少し降りたところに英国式庭園があったのですね。
すてき~。

さてさて。園芸学部庭園の謎その3。

左の卵形の樹形の木。ガイドさんが、「タイサンボク、だったかなあ~?なんか違った気がするわ…。」とおっしゃる。


う~ん。似てるけど、タイサンボクには見えない。樹形が違う。でも、これ、なに?タイサンボクの新品種?


白い花がたくさん咲いてきれいらしい???ハクウンボク?ちがうなあ。熱帯系だなあ。葉っぱがゴムの木みたいだけどそこまでごわごわしてない。若い枝がこんなに葉緑素たっぷり…。


うん、タイサンボクは裏がビロードのように茶色い毛が生えてるんだ。(って、こないだお仕事中に仲間のおねえさんにいわれて気がついた。)

しかも、葉っぱの付け根がこんなW字型じゃなくてもっとV字型のはず。


芽の付き方も、こんな緑のすべすべじゃなくてもっと毛深い感じ…。う~ん、どれだどれだ?と片っ端から図鑑やらネットやらをさがしておりましたら。

これじゃないかなあ?ミヤマガンショウカ(深山含笑花 Michelia maudiae)。
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/michelia.htm
やっぱり、中国南部の木なんだな。そんなかんじ~。

花が咲いたら見てみたいな~!

ちなみに、ここをお散歩したい時は、大学の事務棟の総務係にお願いしてリボンをつければ入れるらしい。ただし、駐車場は利用できないので駅から徒歩で行くのが良さそうです~。

本当は圃場の方も見たかったんだけど、やはりそちらは研究施設なので立ち入り禁止。先生から前に見においでと言われたのですが、なかなか私が動けなくて行けずにいたのでした。またいつか機会があったら先生に見せていただくことにしよう…。

☆今日のちび庭気温:4~10℃ 今日は外はまずまずあたたかでしたが…。昼間パソコン打ってると指がかじかんでいました。来週は寒いのか???(^^;)