紅葉ですね~。うんうん。
先日。前々から行きたいと思っていた、松戸にあります千葉大学園芸学部の庭園ツアーに参加してきました~!
千葉大学園芸学部 緑の回廊ツアー
http://www.matsudo-kankou.jp/wp/?p=361
山あり谷あり庭園あり。後ほどご紹介する(つもり)の、戸定邸も含め、なかなか楽しいツアーでした。
詳細はこちらのつれブログで。
http://blog.qlep.com/blog.php/quinland/521047?categ=1&year=2011&month=12
さて。どんどこ歩いたその先に。あこがれの園芸学部の校舎が。
ん?ユリノキ。でも、なんか、えらく背が低いよね…。普通この倍あってもいいんだけど。まだ若いの?
フランス式庭園。ん?シンメトリーだけど、建物とずれてる…。ここは、およそ100年前につくられたものだそうです、といえば、何となく想像つきますね?
横には近代的な校舎が。周囲にぽこぽことあるヒバがかわいいです。こんなにかわいらしいのは、近年植えたものなの?
いえいえ。答えはガイドさんからいただきました。
全体を俯瞰しやすくする為このお庭は沈床式になっているのですが、周囲の樹が大きいと庭園が小さく見えてしまうので、あえてユリノキやチャボヒバなど、樹木を低く剪定しているのだそうです。Oh! that's right!
そして、建物がずれているこたえはこちら。
最初の洋館はこんな風に建っていたそうな。建物はシンメトリーではないけれど、当時は入り口の横から真っ直ぐに庭に通路が延びていたと。
そして建物の正面は南を向いており、その先、丘を少し降りたところに英国式庭園があったのですね。
すてき~。
さてさて。園芸学部庭園の謎その3。
左の卵形の樹形の木。ガイドさんが、「タイサンボク、だったかなあ~?なんか違った気がするわ…。」とおっしゃる。
う~ん。似てるけど、タイサンボクには見えない。樹形が違う。でも、これ、なに?タイサンボクの新品種?
白い花がたくさん咲いてきれいらしい???ハクウンボク?ちがうなあ。熱帯系だなあ。葉っぱがゴムの木みたいだけどそこまでごわごわしてない。若い枝がこんなに葉緑素たっぷり…。
うん、タイサンボクは裏がビロードのように茶色い毛が生えてるんだ。(って、こないだお仕事中に仲間のおねえさんにいわれて気がついた。)
しかも、葉っぱの付け根がこんなW字型じゃなくてもっとV字型のはず。
芽の付き方も、こんな緑のすべすべじゃなくてもっと毛深い感じ…。う~ん、どれだどれだ?と片っ端から図鑑やらネットやらをさがしておりましたら。
これじゃないかなあ?ミヤマガンショウカ(深山含笑花 Michelia maudiae)。
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/michelia.htm
やっぱり、中国南部の木なんだな。そんなかんじ~。
花が咲いたら見てみたいな~!
ちなみに、ここをお散歩したい時は、大学の事務棟の総務係にお願いしてリボンをつければ入れるらしい。ただし、駐車場は利用できないので駅から徒歩で行くのが良さそうです~。
本当は圃場の方も見たかったんだけど、やはりそちらは研究施設なので立ち入り禁止。先生から前に見においでと言われたのですが、なかなか私が動けなくて行けずにいたのでした。またいつか機会があったら先生に見せていただくことにしよう…。
☆今日のちび庭気温:4~10℃ 今日は外はまずまずあたたかでしたが…。昼間パソコン打ってると指がかじかんでいました。来週は寒いのか???(^^;)