おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

今は必死に漕ぐだけです

2016年05月24日 | 日記
我ながら「生き方」は下手だと思う

泥船から逃げる

気を見て敏なる行動が求められるが
僕の場合、沈みかけているのは理解しているのだが
その船から逃げ出すことに躊躇する

もちろん、船長ではない

最初から乗っていたわけでもなく
途中で偶然乗り合わせただけの船

そこには恩義はあれど、
そこまで深い思い入れもない

思い入れもないはずなのに、
どうしても飛び降りることができない

さっさと降りていく人たちを
羨ましくも思うが、同じことができない

責任感

言葉を当てはめるとすれば、それが一番近いと思うが、
まだ船に残っている人たちを
見捨てる気にもなれないのが、ある意味本心だ

笑いながら船を降りていく人を
上手い立ち回りだと思う

あの人と同じことができれば、
どんなに楽だろうと思う

ただ

僕はこの「生き方」が嫌いではない

誰かに褒めて欲しいわけでない
いや、そう言い切ってしまえば、嘘になるかも知れないが
自分が取った判断に、嫌気が指すものでもない

だってこの泥船には
自分から乗ったんだから

この泥船で、いろんな所へ行った思い出もある
強い思い入れはなくても、
思い出はある

それに、この船が進んでいるこの川は
深くはないことも知っている

浅い川を漂っているだけの船だって知っている

底がつけば、前を進むことができない船だと
思っている

いずれは動かなくなるこの泥船

その前に飛び降りる必要は今のところ感じてはいない

いずれ止まるこの泥船
沈み切らないこの泥船

それならば、その日を乗ったまま迎えよう

降りて行った人たちにもわかるように
その日を迎えようと思う

今は楽しい

それで、いいんじゃないかな

 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コリジョンコリジョン | トップ | 他人を期待以上に信頼する必... »

コメントを投稿