おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

言わないでください

2009年08月20日 | 健康・病気
常日頃から言い続けている事がある
 
「僕に本当の事を教えないで欲しい」
 
いや、大人になりたくないって言う
ピーターパンシンドロームではない
実年齢はひたすら隠し続ける覚悟でいるが
正直、歳だけはいい大人だ
 
本当の事
 
それは病気の事だ
仮に命に関わるような病気だったとしても
僕にはその事を教えないで欲しい
極力、隠し続けて欲しいと
周りには言い続けている
 
僕は精神的には幼い
たぶん、自分では症状を理解出来ないかも
知れない病気を詳しく説明されると
それを理解できずに、消化することもなく
パニックになってしまうであろうことが
容易に想像出来る
 
テレビやラジオで
手術の話をしているのを聞くだけで
何故か、その箇所が痛く思えてくる
いまでも、これを書きながら
“手術”の文字に反応して、横っ腹が痛い
 
そんな僕だから
本当のことを知ってしまえば
進行も早くなるはずである
 
とは言うものの、何の予防もなく
検査もせずに、そんな事態になることも避けたい
そう思って一念発起、この歳になって
初めて健康診断を受けたのは
先月の中旬
そしてその結果が昨日届いた
 
緊張する一瞬
 
もし、万が一
 
“要精密検査”
 
と書かれていたらどうしよう?
なんか、鼓動が早いぞぉ!
緊張するなオレ、頑張れオレ!
 
意を決して封筒を開封
恐る恐る健診結果を見てみる
異常なし! 特に問題なしぃぃ!
 
ほっとしていると、胃部検診のところに
なにやら書いてある 
 
暴状胃?
 
どうやら、胃の形状がクビレているらしい
特に問題はなく、心配なら相談してみては?程度の事
 
いつもなら、心配性の虫が出て来る所だが
昨日は違った
 
「ウエストがクビレてない分、胃がクビレてるのかぁ!」
 
自分でも驚くほど、能天気な反応
 
胃のクビレ
 
これ、何かの席でギャグとして使えないだろうか?
いや、まてよ・・・
 
「久太郎さん、それ、そのままにしとくと・・・・」
  
 
 
まったぁ!!!!!!!!!!
 
 
 
本当の事は、言わないで下さい
 
 


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原動力

2009年08月19日 | アート・文化
行動における原動力はエロティシズムである
 
いきなりの豪語、大人しく真面目なオレ様が
こんな事を唐突に言い出すと
夏から春へと、季節が戻ったように
思われるかも知れないが
多少の誤差はあるにせよ、何事においても
少なからず、パワーの源にエロティシズムは欠かせない
 
その昔、ビデオデッキが急速に普及したのも
世のお父さんたちが
エロなビデオを見てみたい!って言う
本能のまま
欲望を駆り立てられたから?と言う説もある
 
ネットの普及にしてもしかり
全てがそうだとは、傲慢な言い方になってしまうから
この場では避けておくが
それでも、エロティシズムが生み出すパワーは
時として、ネット初心者を数ヶ月で
サイバーエロオヤジに変貌させるだけの力を有する
 
エロティシズムとは違うかも知れないが
例えば、女子に持てたいからとバンドを始めたり
カラオケでラブソングを歌ってみたりするときには
必ず目当ての誰かがいたような
そんな、どこかで聴いた歌詞のような動機が
片隅にでもあるはずである
 
エロティシズムが
異性に対してのベクトルを持っているとすれば
エロとは、男性が妄想することではなく
女性が男に抱く感情もあってしかり
 
前置きが恐ろしく長くなってしまったが
要するに、そういうことだ
 
だから、僕が買った3DCGソフトの購入動機も
少なからず、そんな邪念がないわけでもない
いくら自分で自分の雑念を払おうとしても
煩悩を振り払うことなど
所詮無理な話なのだ
 
お盆前に発注していたモノが昨日届いた
早速、時間が過ぎ去るのも忘れ
夕食の時間も忘れ
入浴タイムも忘れ
すべての神経をそれに集中させた
 
冷静に考えてみれば、これが若い頃にあれば
どうなっていただろうと
あらぬ想像もしてみたが、答えを出す前に
画面に全意識を注いだ
 
ソフトを使ってのことなんで
大きな事を言うまでもないが
もう少しすれば
あんな事やこんな事を成し遂げる
 
“サイバーエロオヤジ”
 
になっているかも知れない
 
 


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一応

2009年08月18日 | スポーツ
9秒58
 
人類がもっとも早く100メートルを
駆け抜ける時間だと、一応そういうことになっている
 
こういった類の記録を見るにつけ
いつも思うことがある
 
“中国の山奥にはすんごい超人がいるかも知れない”
 
四千年の歴史を侮る無かれ
まぁ、そうは言っても
色々と逸材は探し回っているだろうから
新種の昆虫を探すようなわけには行かないだろうが
それでも、ロマンとして
どこかに超人がいると信じたい
 
話を現実に戻すと
このタイム
いやぁ~、生まれつき足の遅い僕からすれば
 
「そんなに急いで何処へ行く?」
 
そんな感じだ
校舎と校舎の間
雨に濡れないように全速力で走る僕の横を
笑いながら飛ぶように抜き去った友人
あの日以来
 
「あぁ、オレの足があと、10センチ長ければ・・・」
 
クレオパトラのような苦悩にさいなまれた僕
 
しかし、素因数分解と同じで
日常生活の中で、100メートルを9秒58で走ったからと言って
鯛焼きの行列に並ばなくて済むとか
借金取りから逃げ切れるとか
大した事に役立つわけでもなく
ただただ 
 
「凄いねぇ!」
 
羨望の眼差しで見てもらえる程度
年に一度の体育大会でも
一瞬褒めてもらえる程度だ
 
投擲種目や競歩とか
漫才のネタになりそうな競技は勿論
100メートルも、冷静に考えれば
凄いことではあるが
別に9秒台で走ったといって
何かが変わるわけでもない
 
ちなみにボルトのスピードは
時速40キロだとか
 
車で走っていると、40キロって大したことのない
スピードだが、これを自力で出すとなると
まぁ、そこは超人にしか出せない領域だろう
 
40キロ
 
坂道でオバサマの運転する軽自動車が
大体これぐらいのスピードだ
 
40キロ
 
よくよく考えれば、僕の原付だと
ボルトと競争しても負けるって事だね
 
 
一応・・・・
 
 
 


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ポン、ピーン!

2009年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム
インターフォンを押す
 
“ピィ~ン、ポォ~ン”
 
実に心地よい響き
最近じゃ、押したこちら側に音が聞こえるのが
少ないような感じで、音が聞こえないうちに
 
「はい!」
 
と、インターフォン越しに出られて
キョドってしまうことが多々あるのだが
中には
 
“ピーンポーン、ピーンポーン、ピーンポーン”
 
と、一度しか押してないのに、三度、自ら鳴る
インターフォンもある
 
(何で三回鳴った!)
 
浜ちゃんになった気分で声色を変えて
突っ込む 
 
「はい!」
 
突っ込んでいる時に不意に返事をされると
これまた、キョドってしまうのは常
 
中には何を急いでいるのか
エレベータの緊急要請みたいに
連打する人もいる
 
“ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン・・・”
 
分かってる、聞こえてるちゅーねん
 
そんな色んな音のチャイムがあるが
最近気に入っているのは、ブザー音
 
今年になって、隣保長をやっている関係で
村の中の色んなお宅にお邪魔しているが
その内の一軒のお宅に、ブザーが取り付けられている
 
“ブゥー”
 
なんともぎこちない、心地よさには程遠い
どちらかと言えば、不快な音と感じる人も
多いかも知れないが
個人的には、優しくなるチャイムよりも
 
“誰かが訪ねてきたぁ!”
 
と、緊張感ある呼び出し音として
気に入っている
 
が、何度も鳴らしているうちに
少し疑問がわいてきた
 
これ、押しているうちは、ずっと鳴っているのだが
誰が押しても、ほぼ1秒間だけ押している
僕以外の人が押しているのを目撃したこともあるが
2秒と鳴らさない
 
不快な音に聞こえなくもない点から言えば
自分でその音を出していることにも不快感を
抱くのであろうが
それにしても、連打する人は
今のところ皆無だ
 
コレは、まったくの個人的な仮説だが
人は、知らず知らずのうちに
呼び鈴の間合いを、身体にしみこませているのでは
ないだろうか
 
普段のインターフォンの間合いを呼び鈴の間合いに
置き換えて、自分で押す間合いを調整している
 
もう一つの仮説としては
しっくりくるテンポやタイミングがあるんじゃないか?って事
高校野球真っ盛りだが、試合開始のサイレン音
あれって、あの長さは何故か妙に心地いい
 
長すぎても駄目
短いともっと駄目
 
こんな疑問を、もっと早く気付いていたら
夏休みの自由研究の題材にしたものを・・・・
 
って、解決出来ないでしょうけど
 
 


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デブの少食

2009年08月12日 | 日記・エッセイ・コラム
性なのか、それとも被害妄想なのか?
 
太っている人間は、得てして周りから同じような
扱いを受けることがある
疲れやすい事に気を使ってもらったり
汗かきなのを指摘されるのはいいが
こと、食事に関して言えば
太っていようが痩せていようが
年齢と共に変化するものなのである
 
しかし、太っていると
どうしても
 
“食欲旺盛”
 
と言う、ありがたい印象を持っていただける
若い頃なら、余った弁当の処分だと言って
必ず声をかけてもらったが、それは若気の至りの頃
いつまでもその食欲があるわけでもない
 
暑い・・・・
 
梅雨も明け、夏本番の毎日
じっと座っているだけでも、じとっと汗が滲む
そして、照付ける太陽光に反比例するように
食欲は無くなっていく
いわゆる“夏バテ”だ
これは、太っていてもやってくるし
どちらかと言えば、豊満な体型の者こそ
疲労感を感じずにはいられない
 
そんな夏バテ気味の中
コンビニへ出かける
弁当を買う
がっつり系よりも、玄米ベースのあっさり&少量系の
弁当をチョイス
お茶と一緒にレジに向う
 
テキパキとした声と表情で仕事に勤しむ店員
僕の番になった
 
「こちら、温めますか?」
 
クーラーの効いた店内では、夏の暑さも忘れる
 
「お願いします」
 
財布を取り出し、小銭を数えていると
目の前の店員が、これまたハキハキしたトーンで
 
「ご一緒に、ポークフランクはいかがですか?」
 
いつもなら断わるところだ
ましてや、今日は少々バテ気味もピーク
弁当を温めているのを確認しただけで
 
(冷たいままでよかった)
 
そう思っているのに、まだ、この上にオレに
ポークフランクまで食わす気か・・・・・
 
 
「じゃ、一本、お願いします」
 
 
しばらく考えようと思ったが
思考する事がメンドくさかったんで、買う事にした
太っているからか?これだけの弁当で足りるのかぁ?って
思ったんちゃうか??
 
思い返せば以前、大盛り弁当と、夕方の小腹用にと
パンを一緒に買った時にも
 
「フレンチドッグはいかがですか?」
 
と薦めてくれた店員がいた
デブに薦めれば、何でも買う思うとんのかぁ!って
あの時は、菩薩のような笑顔で睨みつけたものだった
 
今回はあえて喰った
 
ふぅー
 
いろんな意味でも、ダイエットは必要だ
 
 


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