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日々の暮らしのなかで

コーディネーター

2008年09月11日 | 日記・エッセイ・コラム
親父が車を買い替える。
 
嬉しそうに話してくれたのは、三ヶ月ほど前。
 
「10月には、新車買うねん!」
 
少年のようなトーン。
いや、車だから青年か。
その10月が目前に迫ってきた。
 
今乗っているのはTOYOTAのカローラ。
何年ほど経つだろうか?
我が家にやってきた最初のオートマ車だったこともあって、
納車された時には、親父よりも多く乗り倒した。
 
あちこちへこんで、サビが目立つ。
そんなに古くないと思うが、
親父の意外な運転のお陰で、
ガタは目立つ。
 
で、次の車だ。
自動車はあくまでも道具だ!のポリシーを持つ
親父にとって、乗りたい車は特にない。
 
「ハイブリッドカーがええなぁ!」
 
うわ言のように言ってたから、
ホントはそれが欲しいのか?と問いただしたが、
そうでもないらしい。
 
「また、ええのん探しといて」
 
と、新車の選定作業を頼まれた。
 
最近では携帯電話の機種変も頼まれたし、
以前から弁当を買いだしに行く際には、
 
「おかずの種類が多くて、御飯が少ないやつ」
 
と、結構微妙な注文が多い。
 
車に関しては、僕も親父譲りなのか
特に興味があるほうではない。
確かに、車雑誌なんかを買ってきてどれにしようかと
眺めている時間は楽しいが、今回は親父の車。
  
「何でもええんやったら、新車のカローラにしたら?」
 
少々投げやりな言葉を投げかけると、
 
「いや、人が言うにはMAZDAの車がええらしいねん」
 
(なんや、乗りたい車、あるんちゃうんか?)
 
そう思ったが、ぐっと抑えて
ネットでマツダの車を検索。おぉ!これがええんちゃう?と、
コーディネーターらしく、お伺いをたてると、
 
「モータース行って、カタログもろて来るわ!」
 
貰ってきたパンフはカローラ。 
 
「これが一番ええわぁ!」
 
来月には二代目カローラが我が家にやってくる。
 
はず。
 
 


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