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日々の暮らしのなかで

ぼくはおとうさんじゃないけど

2018年02月06日 | 日記
匿名性が高いってことは
利点でもあり汚点でもある

ネットの普及によって、
各個人が自分の意見なりを発信できる

それは、ネットがなかった時代では
想像も出来ないことで、自分の主張を
声を大きく書き記すことで、賛同を得たいと
ブログも書き殴ってきた初心者だった頃を
思い出す

2ちゃんねるなどの「掲示板」も同じで、
自分の意見をおおっぴらに言えるのと同時に、
自分と同じ考え方を持っている人いるんだ!と
仲間意識さえ覚える

ただ、その殆どが匿名だ

Facebookはほぼ「本人」として登場しているが
Twitterではすでに「匿名」となっている場合が多い

匿名でないFacebookは、その投稿を見ていても
わかるが、
旅の記事やグルメレポートが大半であって
他人を誹謗中傷して攻撃的に投稿をしている人は
皆無に思える

その点Twitterは、その匿名を生かし攻撃力を高め
「炎上」させることもある

今回、ある絵本作家が作詞した歌が、
その批判の対象となっている

育児中のお母さんたちに取材した
「生の声」を歌詞にしたと作者は語っているが、
子育て中のお母さんたちも、お子さんのいない既婚女性、
独身の女性陣にも、その歌詞に強烈な拒絶反応がある

まるで呪いの歌のようだ!とか
母親はこうあるべきだ!と押し付けられているようで怖い

僕は子どもはいない既婚男性だが、
確かにあの歌詞を読むと、なにか釈然としないものが
あることは否めない

作者が男である点も炎上の理由だろうと
解説している記事も目にしたが、
それだけではないと思う

人も思いは人それぞれだけど、
ネットで共感する事が多いのは
人それぞれ、同じような境遇を享受し
声には出さないが、同じ事を考えているんだなと
共鳴できる点がいい

今回の一件は、その共感する部分が大幅に少なかった点に
批判が集まっているのだろうと思うけど、
炎上と言う形にも少し釈然としない物を感じる

それはやっぱり「匿名」と言うネット発言での
汚点の部分だからだろうか
 
 
 
 

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