おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

他人を期待以上に信頼する必要はない

2016年06月07日 | 日記
交差点の側にあるコンビニの駐車場から脱出すべく、
信号を左手に見ながら右折のウインカーを灯す

目の前の車線を走る車が
徐々にスピードを落とし、
赤に変わった信号の前で止まろうとしている

1台、2台、3台とやってくる

4台目ぐらいだろうか

その車が止まれば、ちょうど僕の前が開ける

この駐車場から出られる

対向車も、
青信号で左折してくる車もいない
ちょうどいいタイミングだ

脳内でそう計算した刹那、
5台目の車が、僕の前で止まった

少し苛立つ

5台目は言うに及ばずだが、
3台目あたりでも、僕に道を譲ってくれても
良さそうなタイミングだった

進行方向は赤信号

僕の車一台を駐車場から救出したところで
ロスタイムが出るほどのことでもないはずだ

声に出して苛立つ

すると助手席に乗っていた弟が訪ねてくる

「お前は、譲るの?」

もちろん!と声高に返答する

僕なら、交通の流れを読んで、さっと・・・・・

と思ったところで、我に返った

そうだ、ここは譲らなくてはならない場所でもない
僕の勝手な言い分だった

駐車場から出てくる車は
道路を走っている車の状況を見て、
安全に出て来ればいいのだ

自分が譲る光景だからと言って
それを他人に押し付けるのは、いささか傲慢だったと反省した

彼らは悪くない

ウインカーを点滅させて止まっている僕の車の前に
停車した
5台目のドライバーであるオッさんに罪はない

自分が出来るからと言って、
誰もが出来ることではなかったことに気づく

こんなことでイライラしてはいけない!

教えられた気がした

 
 

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