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日々の暮らしのなかで

あをによし

2009年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム
生まれつきビビリーノの僕は
小さな物音も逃さず聞き取り、そして怯える
 
怖がりの人なら理解してもらえると思う
どうしてなのか、自らは解明出来ないのだが
聞こえるか聞こえないか!と言った
小さな音ほど、なぜか良く聞こえるときがある
 
怖がりだから、と言う理由が一番しっくり来るが
気になりだすと、その音が耳を離れなくなる
 
丑三つ時にはまだ早い昨晩
少しの仕事と、少しの私用をこなすために
一人で仕事場に残っていた
以前の作業場なら、風の音にもビンカンになっていたが
今は、その点は大丈夫
トレイも、以前なら外にあったが
今は作業部屋の真横
まったく問題なし
 
ちょっとだけ仕事をして
その後、莫大な私用をやり遂げて
いざ帰宅!
火の用心も万全
戸締り確認も二重三重の慎重さで
全てを確認したあと、外へ出た
 
“ガサッ”
 
気配が
 
鍵を閉める僕の後方で気配が
まぁ、この場合
一番怖いのは人間が立っている場合
 
いや、この場合に限らず
深夜に背後に誰かに不意に立たれるほどの
恐怖はない
幸いに人ではない
 
姿は見えないが、相変わらず
 
“ガサッ、ガサッ”
 
風だけでは起きないような音だ
物陰は見えない
 
『俺ってとってもビビリーノ!』
 
誰かに聞かれるほうがよっぽど恐い独り言が
つい口をつく
 
猫かな?なんて思いながら
愛車に乗り込み、ヘッドライトをつけた瞬間!
 
「おぉーーーーー!玉木宏ぃ!!!!!」
 
びっくりした
鹿です、鹿
 
思わず叫んでしまった
が、車の中でよかった
 
それにしても野生の鹿が
こんな間近にいるとは!
 
家までの道のり、安全運転で帰りました
 
 

 



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