いつもケンカが多い息子と娘ですが、 今朝 ふと見ると こんな風に窓から アゼを歩く祖父を眺めていました。
手元にある発酵食品の本に、 発酵と腐敗の違いが書かれてありました。
発酵と腐敗の分かれ道は 微生物の代謝活動の結果の違いなのだとか。
味噌やしょうゆが あんなに美味しいのは 腐敗ではなく 発酵してくれているからですね。 ありがたいことです。
インドネシアの納豆 ともいわれる テンペ と初めて出会ったのは フランスの自然食品店でした。
一度食べてみても ????? な味に思えて 納豆の味を期待していた私は それ以来一度も興味が持てなかった食材でした。
ところが 先日マクロビ料理教室のメニューに登場し、 しっかりと味付けされたテンペがものすごく美味しかったのです!!
こうじ菌の一種らしい テンペ菌は、 インドネシアの ハイビスカスの葉に存在しているのだとか!? 日本の納豆菌が米のわらに存在しているような
感じなのでしょうか。
しかし インドネシアに行かなくとも、 納豆を作るように 日本でテンペが簡単に作れるというのです。 http://kawashima-ya.jp/contents/?p=557
白いカビで覆われた大豆の食感は カマンベールの食感に似ています。
また 自家製テンペが出来たら ご紹介します。
春らしくなると ものすごい勢いで よもぎの葉が伸びてきます。 家の前の土手で数分摘んだら ザルに山盛りとれました
重曹を入れた熱湯で さっと湯がいて
さっと水にさらして絞ります。
しぼり汁と煮汁は 見事なよもぎ色 塩一つかみと一緒に 入浴剤に使います。
包丁で繊維をたたいて
もちつきの最後の10分で投入します。
公園にもっていくと 最高の春のおやつになりました。
去年 3羽の雄鶏は 羊を飼う地元の農家の方に引き取ってもらいました。
この日は雄鶏の姿は見当たりませんでしたが、 羊と遊んで帰ってきました。
なんとなく ニュージーランド
去年 我が家にいた7羽の鶏を手放すことになったと以前書きました。
その内2羽は 有精卵を他からもらってきて 母性本能豊かなめんどりに温めさせて孵化してもらった という 大変いまどきは珍しい生まれ方をしました。
二羽とも真っ白で生まれたのですが、 地元のお寺の住職さんが飼ってくださることになりました。
昨日は 半年ぶり以上会っていない そのヒヨコ達に会いにいってきました。 すると、、、、、、
ヒヨコの時には想像できなかった 超!! 立派なオンドリが!!!!
後ろには もう一羽のめんどりです。 こちらは ウコッケイ だそうです、 オンドリは うこっけいと ボリスブラウン とのハーフ のようです
本当に美しくたくましいおんどりと 真っ白なウコッケイに成長してくれていて 感動しました。
このお寺は 他県で捨てられていたアヒル などを保護して飼ってあげておられます。
お寺の方から うこっけいの卵と 巨大アヒルの卵をお沢山土産に頂きました。
地元の方から ふきのとうと白みそで作った ふきみそ を頂きました。さっと湯がいたふきのとうをみじん切りにして、白みそとみりんと酒と砂糖と混ぜて 鍋でさっと混ぜ温めて完成
味噌の甘みと ふきのとうの苦みが絶品で、これぞ早春の味!!!!!!!!! 是非私も作ってみたい!!!!!! と家の周りを探したら 一つもふきのとうがありません。
そこで 地元の棚田に 子供たちとふきのとうを探しにいきました。
それでも 中々ふきのとうは見つからず、 なんとか貴重な数個を発見。
初めてふきのとうの苦みを口にした時、 「なんか 肝臓に効いてるかんじ!!!!」 と 知識ゼロの私は直感で感じたのですが、調べると 実際にフキノトウは肝臓にはたらきかけるらしいんです。
「ボク 芸術家 やねん! ]
と 今朝 息子が言っておりました。
息子の書いたエッフェル塔を見ると 4歳まで過ごしたパリの風景をちゃんと記憶しているのだと思えてなりません。
家の前のため池には 毎日色んな水鳥がやってきてくれます。
最近は 新顔の 真っ白なツルのような水鳥が来ています。
この水鳥のお名前知っている方 是非教えてください。
地元の大学院の広場には 歴史的発明家の人物の銅像があります。 子供たちは この広場が大好きです。日中 ほとんど人影なし。
ここでは どの天才達も 子供の姿で銅像にされています。
バイオリンが大好きだったアインシュタイン 壁には大人になったアインシュタインが浮かび上がっています。
野口秀雄さん 他にキュリー夫人、コペルニクス、ニュートン、ミケランジェロ、ファーブル などなど。。。。。
アルキメデスのねじ の原理が体感できます
建物の中でも 天才達にまつわるクイズがあります
月面着陸した時の車
建物の外も中も とにかく 人の気配がなく、 ほとんど無放置状態。 天才達と過ごす こんなすごい場所 中々ありません。
私が今勉強している 食養。
今までの食歴と その人の体質を見て 今どんな食事がその人に必要かを判断していきます。
例えば 生殖器、腎臓、膀胱 など 水をつかさどる臓器に問題がある方。
そういう方は大抵 冷え と関係しています。 水分の取りすぎは身体を冷やします。冷やす食品として極陰性な、砂糖 脂肪、精白米 冷たい食べ物、ジュース 薬 など。 ジュース一杯は 一升瓶の水を飲むのと同じと言われるくらい 身体を冷やすものだということでした。
改善する食事として 利尿作用のある、小豆、 そば など。子宮筋腫には 大根干葉の腰湯を。
冷えにはお風呂で 冷水と温水を交互に足にかけるのも効果が高いそうです。最初と最後は冷水ですることで血管が収縮し 熱が逃げにくいそう。
この臓器が健康であると 自信と勇気 インスピレーションがみなぎるのだとか。 逆に不調だと 自分のことをダメだと思ったり 絶望感 恐れ
を抱きやすいそうです。
利尿作用が素晴らしい小豆を使った 玄米粥が 今日の献立です。玄米は炒ってあり 大変香ばしい味です。
ニンジンと玉ねぎのプリン
ニラと レンコンと大根のすりおろしで作った 韓国のチヂミ レンコンと大根は 肺に作用する野菜です。 肺は悲しみの臓器ともいわれ、
悲しみが 水となってたまることがあります。 大根のピリっとした辛みは この水毒を排出してくれます。
厚揚げを バルサミコ酢で味付けして さらに揚げたものと白菜のクリームシチュー レンコンとゴボウのグリルに蒸した菜の花添え。
毎回 この食養メニューを頂くと 身体が息を吹き返すのを感じます。
こうじ菌で米こうじを家で作れるようになってから、 私ことmiehfは こうじを使った食材全般に興味がこんこんと湧いてくるようになりました。
ここ 地元奈良は 日本の 清酒発祥の地 と言われ、 その昔、一つの村には 一つの地酒蔵があったそうです。
奈良は海に面していないことから流通が不便で どんどん酒蔵がなくなっていったとのことでした。
それでも 今も伝統を受け継いで 地元のお酒を作り続けている大変貴重な蔵を訪問してきました。
機械で大量生産するのとは違い
冬の寒さを利用した酒作り、 天然の水、 全て自然相手の仕事です。
さて、 私は米こうじが家で作れるようになって これで簡単にお酒も作れるのだと思っていました。
しかし、 麹菌は お米のでんぷんを 糖に変えてくれるだけで、 アルコールには変化させてくれない ということが 蔵の方の説明で分かりました。
糖化した米こうじをアルコールに変えてくれるもの、 それが 酵母 というものの存在でした。
酵母は 各蔵に自然に存在している 蔵付き酵母 というものがあるのですが、 それではあまりに不安定なため、酵母は培養されたものを
購入して使われているそうです。
特に 清酒が日本で初めて作られた 菩提元 正暦寺 に存在している 酵母を使った地酒を この蔵では特別な樽で仕込んでおられました。
酵母の種類によって日本酒の味が変わるのだそうです。 日本の清酒起源の酵母を使ったお酒の味は、、、、、、
イタチ と言う言葉はよく聞くのですが、 実物をじっくり見たことはありませんでした。
家の近くの直売店に行くと、
偶然にも イタチが 捕獲されていました。 鶏肉の血の匂いと沢山のドーナツで釣られたようでした。
見た目は タヌキの顔みたいでかわいらしいのですが、 鶏を襲ったりかなり凶暴な肉食獣らしく 田舎では忌み嫌われています。
イタチと妖怪との伝説もあるらしいのですが、 イタチの賢そうな顔を見ていると なんだか本当に化かされてしまいそうな 不思議な気持ちになりました。
図書館で味噌作りの本を探していたら 出会った本
若いお母さんが幼い娘さんを遺して逝かなければならないと知った時、 お母さんは 生きて行く力として お味噌汁の作り方を娘さんに教えていきます。
まだ四歳と小さなはなちゃんは お母さんから生きる力を教わります。
このお母さんが遺してくれたメッセージは きっと 全てのお母さんが子供たちに伝えていくべきことだと 私は思いました。
生きることは食べること。 お米を炊いて お味噌汁を作る。 勉強は二の次でいい。
今は 塾で忙しい子供たちが コンビニの前で簡単に夜ごはんを食べている姿を見かけます。
でもきっと はなちゃんのお母さんは それは違うよ!!! と声を大にして叫びたい気持ちに違いありません。
私はこの本と出会ってから、 今まで以上に 子供たちと過ごす時間の大切さ、尊さ、を感じています。
一緒にお味噌を仕込んで 一緒に味わう。 これ以上の幸せはどこにあるでしょうか。
はなちゃんのお母さんが遺してくれたメッセージは 永遠に生き続けていってほしいと思います。