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パリ よもやま話 番外編 特別号

パリ在住十年+の日本人女性が、パリ生活で起こるよもやま話を綴る徒然日記と帰国後のお話

いのちのスープ

2017年02月22日 | パリ よもやま話

普段体が元気な時は どんな食事を食べても お腹が満たされて美味しければそれでよし、 という感覚で過ごしがちです。

 

でも 身体が衰弱している時、 ひと匙の心のこもった滋味あるスープが どれほど心身にしみわたって感じるか、 

それは 命のともしびともなる非常に大切な食事です。手作りしてくれた人の想いとともに、全てが身体を支える力となっていきます。

 

去年、身内の大切な人が極度に衰弱していった時、 私は 毎日毎日 食養で習ったスープを作って 保温容器に入れて病院に運んでいました。

既成の病院食では得られない、 命に届くスープ をひと匙でも口にしてほしい、 身内はそんな私の想いを感じてくれたのか、私が病室に着くと

意識を戻し、 ごくごく美味しそうにスープを飲みほしてくれました。 意識があるのは その時だけでした。

極度に衰弱している人には 何が命を支える食事なのか、本能的に分かるのではないか、 そんな想いを強く感じました。

 

我が家にある   いのちを支えるスープ  という本  

   

 

 

玄米を黒い炭になるまで 根気よく弱火で炒り続けたものを煮出した 玄心スープ  は 特に 衰弱している方への一番の食事と言っても過言ではありません。

 

相手の治癒を祈りながら 数時間 玄米を同じ方向に混ぜ炒り続ける。  食に祈りの力が加わったスープは 神々しくさえあります。

 

  

 

この本通りでなくても、 本人が好むものを 心込めて作って 温かいうちに食べてもらうことの大切さ。 

今日は私は風邪で体力の落ちている父に 父の好物の茶碗蒸しを 作りました。

干しシイタケとうどん以外は具の材料がなく、 なんとか裏山に自生していた三つ葉を摘んで 作りました。

 

  

 

 

干しシイタケの戻し汁とカツオのだし汁に しょうゆ 塩 みりん で味付けしたものと、 干ししいたけ うどん 三つ葉 ゆず皮 を入れて

    

 

ここ数日寝込んで弱っている父に温かい茶碗蒸しを届けることができました。  偶然 うどんが食べたいと思っていた時だったそう。 

心のこもった いのちのスープ  を  皆さんも大切な方のために作ってみてください。

   

 

 

 

 


玄米発酵食品

2017年02月18日 | パリ よもやま話

私が運命的に出会った 玄米発酵食品です。 

 

  

玄米とヌカを麹を発酵させてある粉末で、 玄米そのものよりずっとビタミン群が体に吸収されやすくなっています。

サプリメントとは違い 食品なので  どんな方でも安心して食べてもらえます。

毎食後食べるようにすると、 すぐにお通じの変化を感じます。  人は 毎食後 便通があるのが一番健康な印だそう。

この発酵食品を食べると それが可能になります。

 

 

腸は第二の脳。 腸がきれいだと 血液がきれいになり、 ホルモンがきちんと出されるようになります。

健康の第一条件は   健康な腸  なのです。  便秘は  もってのほかです。 

 

 

 


干しいも作り

2017年02月18日 | パリ よもやま話

母が大好きな干しいも

 

今年は自家製してみましょう、

   

 

 

竹ザルに  蒸し布を敷いて  蒸したさつまいもを置き  

  

 

干す。    たったこれだけのことです、   なんて簡単なんでしょう。。。。

 

 

 


芽がでる季節

2017年02月18日 | パリ よもやま話

二月半ばになると、 突然 土からモゾモゾ  色んな芽がでてきていました。

 

何かの種を適当に土に植えておいたら ちゃんと育っていました。 でも何の種を植えたか 記憶になし。

にんじんや大根のヘタも 水に少し漬けておくと グングン葉っぱが育ちます。 

   

 

しおれてたたき売りされていたステビアの苗も こんなに葉っぱを大きく 生き生きとしだしました。

  

 

垣根とコンクリートのほんの隙間に  ダメ元でラディッシュの種をまいておいたものも  芽が出てきていてびっくり。

 

   

 

食べた時に出るどんな種でも、 一度播いてみましょう。  リンゴ、かんきつ類、、、そういう育て方をたべ撒き というそうです。 

 

 


今年は ひょうたん

2017年02月18日 | パリ よもやま話

 

今年 絶対育ててみたい野菜があります。  それが   

 

ひょうたん

 

です。 

 

植物園で 柵にブラブラぶら下がって沢山なっていたひょうたんの姿が あまりに可愛く魅力的で、

 我が家でもひょうたん畑を実現したいと夢見るまでに。

 

  

 

大きいひょうたん と  小さいひょうたん。     種を既に購入しています。


食育  子供たちが大好きな意外なおやつ  とは!??

2017年02月18日 | パリ よもやま話

 

 子供たちのおやつに  ついつい市販品の砂糖大量のお菓子を与えては 後悔することもしばしばあります。

 

 

もし あなたの家に 本物のお味噌があるなら  是非子供たちに出してあげてほしい、  そんなおやつがあります。

 

 

家にある野菜を切って、  味噌と出す。   

 

 たったこれだけのことですが  子供たちは 美味しい  美味しい  とそれはそれは喜んで食べてくれるんですよ。

 

  

 

   

 

お味噌は 是非手作りか 自然食品店で売られているものを!!!!!

 

 

 


食育   毎日の食養みそ汁  編 

2017年02月18日 | パリ よもやま話

皆さんは どんなおみそ汁を毎日作って飲んでいますか?

 

私は毎日 食養で習った  ダシを使わない 最高に美味しいおみそ汁を飲んでいます。 

 

そんな 私流の おみそ汁を 今日はご紹介します。  

 

お勧めの鍋は   ドイツ製のSILIT の鍋です。 圧力としても、天ぷら鍋としても、蒸し器としても、普通のみそ汁の鍋としても 一つの鍋を使いまわせる 非常に利用度の高い鍋です。 

 

     

 
まず  厚手の鍋に ゴマ油を敷き、 皮付きゴボウをササガキにしていれます。  私はスライサーで ササッとささがきします。
極弱火で ささがきゴボウを炒めます。その時  梅酢を振りかけて ゴボウのあくを中和させます。
    

弱火にする理由は  野菜のうまみ  甘みを最大限引き出すためです。 糖質は 低温でじっくり長時間かけると より甘くなるためです

ゴボウの良い香りがたってきたら  油揚げの細切りもいれて また弱火でじっくり炒めます。

 

キャベツか白菜、 たまねぎか長ネギ、にんじか、大根。。。わかめ。 など 好のみのものを一つづつ 重ねるように入れていきます。 お水をひたひた入れて  蒸し煮。   野菜に火が通ったら 上質なお味噌を乗せて またしばらく蒸し煮します。

       

    

味を見て  濃ければ お湯を足す。    これで完成です。 

ダシいらずで  野菜のうまみと甘みが最高に出た  おみそ汁です。  決して安いお味噌は使わないようにしましょう、

 


お手当  忍者も携帯していた 梅玉!??

2017年02月18日 | パリ よもやま話

 

梅肉エキスを 黒い玉にしたもの。  

 

忍者は いつも梅干しを携帯していたそうですが、

この梅肉エキスの風貌が  なんとなく忍者の携帯薬に似ていて、 忍者に憧れる娘は すっぱいのも忘れて パクパク食べています。

 

梅は 万能薬  。 みそだけでなく 梅干し も毎年つけていきたいですね。 

 

梅干しを浸けると出る副産物の  梅酢。  食養では この梅酢は お酢代わりに、塩代わりに、あく抜きに、、、と大活躍しています。 また使い方は次回。

 

 


お手当  なすのヘタで歯磨き

2017年02月18日 | パリ よもやま話

 

私の母は 昔から自然食品店に足しげく通っていました。 小さい私もよく一緒にお店に行き、それが今の私の自然食品好きを作ってくれたのだと思っています。

食品だけでなく、 洗剤からコスメまで  なんでも自然食のものを利用していました。

当時 母は歯磨きをしていると、 口の中が 真っ黒 になっていたのを覚えています。おはぐろをぬったかのようなその光景は非常に印象深く未だに記憶に残っています。

 

それが  この   ナスのヘタの黒焼き  です。

 

  

 

塩が入っていて  これで歯磨きをすると 口のトラブルはなくなる  と言われています。

 

 


  お手当  第三弾   大根の葉っぱは 女性の味方  

2017年02月18日 | パリ よもやま話

 

大根の葉っぱが残ってしまうこと  よくあります。  そんな時は 外に放り出して カラカラに干してしまいましょう。

 

 

   

 

茶色くカサカサに乾いた大根の葉っぱは 腰湯にして   女性特有の病気に 非常に効果がある 昔からのお手当として利用されています。

是非活用してください。  

 

以下、 他サイトより抜粋 

女性にうれしい大根干葉の腰湯

 

婦人病や腰痛に昔からよく行われてきたのが、腰湯です。全身浴とちがうのは、体の一部だけを温め、その部分に血液を集中させるのが目的だからです。腰だけつけて、足をお湯に入れないのはそのためです。なかでもよく知られているのは大根の干葉を使った腰湯。大根の葉には、ビタミンA、Cと、ごく少量の精油が含まれていて、保温性の浴料として親しまれてきました。

 

 



若い女性にぜひ試してほしい、大根干葉の腰湯

大根干葉腰湯の詳しい作り方

用意するもの
・大根葉…2株(2本分)
・水…3L
・自然塩…ひと握り
・鍋
・タライもしくはベビーバス

 

1.新鮮な大根葉を茶色になるまで陰干しする。 2.干葉2株、水、自然塩を鍋に入れ、濃い茶色になるまで煎じ出す。 3.タライ(ベビーバス)にこの煮汁を入れ適量のお湯を足す。
大根干葉湯イメージイラスト
大根干葉湯イメージイラスト
大根干葉湯イメージイラスト
4.腰までしっかり浸かって温める。足は入れてはいけない。 5.温度は45度くらい。冷めてきたら熱いお湯を足す。やけどをしないようにいちど身体を出すこと。 6.時間は20〜30分。毎日夜寝る前に行う。
大根干葉湯イメージイラスト
大根干葉湯イメージイラスト
大根干葉湯イメージイラスト
※できれば、温度が逃げないように大きなビニールの風呂敷を用意するとベスト。

 

     

寒さとウイルス 低体温とガン

2017年02月17日 | パリ よもやま話

珍しく 雪が積もりました。

        

 

  

 

寒いと ウイルスが暴走します。  この後 子供たちは インフルエンザで バタンキュー

    

 

寒いと ウイルスが繁殖しやすい。。。    そして  がん細胞も 冷えた体温を好むということを聞きました。

 

 

がんが最も増殖するのが35度台で体温が1度下がると

免疫力が33%下がり体温を1度上げると免疫力が5,6倍強くなります

 

がんは温度の高い臓器、心臓や脾臓や小腸には発症しません

がんが発症しやすい臓器は温度が低い臓器、肺、子宮、胃、食道

などに発症します。

 

がんは39.3度で死滅することがわかっており

次々と高熱病で亡くなった人たちを解剖していったところ

がんを持っている者は1人も居なかったという報告もありま

 

 

 

低体温は男性にくらべて女性の方に多く見られます

 

わたしたちは本来36度から37度で体温を維持するように

 

なっているのですが

 

何らかの理由で36度未満しかない体温を低体温といいます。

 

 

 

36.5度から37.1度までが健康維持には適切な体温であり

 

37度に近いほど理想的な体温だと言われています。

 

 

 

さらに低体温では「酵素」の働きが弱くなるので

 

免疫力が落ち、風邪などを引きやすくなります。

 

 

 

低体温の人はいつもどこか調子が悪く、

 

あまり健康的な生活が送ることが出来ません。

 

 

も昔もダイエットブームですが、 サラダだけ、炭水化物抜き、、など、 やせても体温まで下げてしまう

ダイエット法は 長い目でみたら、やはり本当の健康への道ではないと思います。 

体がぽかぽかする食事や生活法を どんどん取り入れて 体温を上げていきたいですね。


やせるより 上げろ!!   です。


2017年  味噌作り 3

2017年02月17日 | パリ よもやま話

2015年の冬に仕込んだお味噌。 上に乗っているのは ラップの代わりに敷いた 酒粕です。 白みその色から 濃い茶色に変化しています。

味は深く うまみが増大しています。  塩も多めに振っておいたので カビることなく一年経ってくれました。

 

  

今年は 父の2.6キロの乾燥大豆  を 圧力なべ3個を駆使して 炊き上げました。  

大豆を圧力で煮る時、水と大豆を足した分量が鍋の高さの三分の一を超えないこと!!! 

  蒸気口から 噴火のことく熱湯が噴き出すことがないように!!!!

      

大豆をつぶすのは 子供たちが  アツイ  アツイ  と言いながら担当してくれました。

   

 

つぶした大豆に 塩とこうじを混ぜ、 樽に入れて  塩と酒粕でフタをして  重しを置いて完成。   

 

 


食育シリーズ  旦那の朝ごはん

2017年02月17日 | パリ よもやま話

子供たちのことで悩んだことがきっかけで始めた食養でしたが、 それは結局  私たち大人の食事に多大な影響力を与えたのでした。

 

有り難いことに 夫は 玄米に変えた時から 一言も文句を言わずに食べてくれています。 

 

 

 私が作る食養朝ご飯を 少しご紹介。  キムチは 韓国の義母が送ってくれたものです。

  

 

こちらは  黒豆と根菜のスープ  体が芯から温まります。

大根と ヒエ のスープ・   ツブツブの雑穀類は 特に陽性で 足腰を丈夫にし、 体を温めます。

 

食養の味噌汁。 ダシを使わないのがポイントです。厚手鍋にごま油を敷き、 ササガキの皮付きごぼうに梅酢を振ったものを入れ ごく弱火で炒めます。

油揚げも入れ 空炒りし、 白菜、大根、ネギ  などを重ねて蓋をし 柔らかくなるまで蒸し煮。 ごく弱火で最大に野菜のうまみを引き出します。 

それから水少量と 本物のみそを入れて 温めて完成。

にんじん味噌。 みそに酒とみりんを加えてじっくり空炒りし、 おろしにんじんをたっぷり加えた常備品。 非常に陽性です。

   

 

三年番茶。  食養の定番の食後のお茶。 体を温める カフェインなしのお茶です。

   

 

 


食育 シリーズ  お手当編 第3弾  玄米クリーム

2017年02月16日 | パリ よもやま話

体が極限まで衰弱した時、 この 玄米クリームの存在を知っておかれると 危機を救われることがあります。

時間をかけて玄米クリームを手作りするのが一番良いことではありますが、 緊急の時に レトルトになったものを常備しておき、いつでも

口にできるようにしておくこくと心強いです。  噛んだり食べたりする力もなくなった方に与ることができる 最高の食事です。 

つぶした梅干しの果肉や、 梅酢を少し 味のアクセントに加えて食べるのも美味しく、また素晴らしい食べ合わせです。

 

 

飲む点滴 と言われる 甘酒も 今はレトルトで簡単に常備できます。   砂糖が入っていないのに 甘くて喉越しがよくて、 発酵食品の元祖スイーツです。米粒がそのままの形で入っているものと 液体状になっているもの があります。 白米のものと玄米のもの、それぞれあります。アルコール分0です。 食養では お菓子作りに この甘酒を 砂糖代わりに使います。

 

ゴマと葛粉でつくられた ゴマ豆腐。  ゴマも葛も とても陽性で体を温める素晴らしい栄養満点の食材です。 わさびじょうゆで頂くと最高です。

 

食養のふりかけの代名詞、  ゴマ塩。  病人の回復を祈りながら、 ゴマと塩を入れたすり鉢で一時間すり続けて作る、非常に手間のかかったふりかけです。作るひとの祈りと気持ちを入れることも 食養の大切なポイントです。 

こちらも食養でおなじみの 鉄火みそ 。   豆味噌を何年も寝かした八丁みそと、根菜類を長時間炒り続けた 非常に陽性な食品です。 玄米にふりかけて食べます。 お湯を注いでインスタントスープにもなります。

  

 

梅干しを作るときに出来る赤ジソで作った しそもみじ。  梅ぼしは 万病の薬と言われています。 一日一個は本物の梅干しを!!

毎朝  玄米ごはんと 本物の味噌で作ったお味噌汁。 そして各種ふりかけがあれば 最高に美味しい朝ごはんです。