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パリ よもやま話 番外編 特別号

パリ在住十年+の日本人女性が、パリ生活で起こるよもやま話を綴る徒然日記と帰国後のお話

思わず旦那がつまんだ ホットドッグ風 パイ

2013年10月21日 | パリの家庭料理

以前 知人がおつまみに出してくれた  ソーセージのパイ包み がおいしかったので 家でも作りました。

 

市販のパイ生地に ケチャップと 好みで マスタードを塗って、 ソーセージをクルっと巻いて オーブンで焼くだけ。

 

パイ系を ほとんど口にしない旦那も 旦那も 思わず パクパク 食べてくれました

市販のベシャメルソースを入れてもおいしそう。

 

 

 

 


残ったフランスパンの利用法

2013年05月31日 | パリの家庭料理

私の苦手な分野

 

「残り物でおいしいものを作る」

 

今回は 日にちが経ってしまったフランスパンが 丸々一本。

 

さすがの私も このまま捨てるにはもったいない と思い、 冷蔵庫にあった 残り物オンリーで

こんな一品を作ってみました。

 

残っていたサワークリームを塗って

たまねぎのスライス、ベーコン、そして チーズ を振りかけて 240度のオーブンで15分ほど。

「フラミッシュ」というのでしょうか。 

アルザス地方にありそうな感じの 簡単 残り物料理 でした。

 

もう一つは 自家製プチドライトマトのみじん切りと オリーブオイルとニンニク

これも 同じようにオーブンで焼きました。

 

 


グリーンピースの冷製スープ

2010年04月21日 | パリの家庭料理
先日行ったレストランで出てきた

「グリーンピースの冷製スープ」 

が とてもおいしかったので、家でも作ってみました。

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鍋に ポワローネギ一本のみじん切りを軽くバターで炒め


そこに冷凍のグリーンピース一袋 と ひたひたの水と チキンブイヨンの素一つを入れて  沸騰したら 五分煮るだけです。

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塩 コショウで味を調えて、 ミキサーでつぶします。



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私は隠し味に 「クミン」の粉を入れました。

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後は 冷蔵庫で キリっと冷やして  飲む時に、クルトン などの揚げパンを乗せると バッチリです。


大変簡単に出来て 暑くなるこれからにぴったりです。




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サラダの季節

2010年04月13日 | パリの家庭料理
私の大家さんは大の料理好きです。 


彼女から十三年間、フランスの家庭料理を学んだと言って過言ではありません。

そんな彼女が作ってくれた、ギリシャ風サラダ

トマトや新たまねぎがおいしくなるこの季節にぴったりの味です。

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私は 彼女のレシピを、必ず自分の家で再現する という習慣があります。



よく見ると、「ニンニクの酢漬け」が乗っていますね。

甘くないラッキョウのような味です。  レバノンの食材店などで購入可能。

私のお勧めのお店は「les delices d'orient」 さんです。



ついでに ここで黒オリーブも購入。


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Bataviaというレタスをしっかり水切りしてからちぎって皿に載せ、トマトスライス、新タマネギスライス、ニンニクの酢漬け黒オリーブを乗せます。

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それから、生バジルの葉っぱと、ギリシャのチーズ「FETA」を乗せます。


ソースは オリーブオイル3に対して バルサミコ酢1、そして塩 コショウ少々。

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それぞれの野菜の香りが素晴らしく合わさった これからの季節に大活躍のサラダです。



ピカールのスウェーデン肉ダンゴ

2010年02月21日 | パリの家庭料理
「今晩は ちゃんとした食事を作る」

と約束していた。



私は慌しく 「ピカール」製品を 「普通に作った食事」に見せるべく変換していく。



以前お話した 「IKEA」 のスウェーデン肉ダンゴ が丁度「ピカール」さんにも売られていた。

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この肉ダンゴの付け合せは「トマトソース」だと書いてある。


丁度 トマトソースで作った 「ナスのムサカ」がぴったりだ。


早速 袋を開け、フライパンにこの肉ダンゴを転がす。


フライパンに蓋をして11分間焼くだけだという。 


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冷凍グリーンピースもニンジンとさっとゆがく。


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あっという間に、 三品が出来きました。

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お腹をえらくすかせて帰ってきた旦那が 、特に

「ナスのムサカ」 を とてもおいしい と言って食べていました。







トマトはどれだ!!!

2009年11月17日 | パリの家庭料理
トマト料理が食べたい気分の今日。 

トマトの詰め物を焼くことにした。


買い置きしておいたトマトの乗った皿を見ると

「うん?? 」

赤いもの、全てトマト かな、、、、



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良く見ると熟れた柿が混じっていました。 間違えて詰め物にしてしまうところでした。


牛肉ミンチと玉ねぎ、卵を混ぜて塩コショウ。 ここにスパイスが好きなら、ナツメグやチリペッパーを加えて混ぜて、トマトに詰めて焼くだけです。 あればパセリや食パンも混ぜます。




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トマト料理には キムチが合います。 ご飯と一緒にどうぞ!!!



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早朝ソラマメ

2009年01月13日 | パリの家庭料理
「早朝ソラマメ」

 また寝坊だ。 

 朝一の授業に間に合わない。 

 それでも私は「自前弁当」を作る。

 モロッコの市場で買った新鮮なソラ豆をさやから出す。


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 塩茹でして、さらにソラ豆の一粒一粒の皮をむく。 

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 ソラ豆をオリーブオイルでさっと炒める。 



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これを 全粒粉でできたマカロニと和えた。


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暖かいお弁当を握って慌てて外に出ると、どういうわけかこんな色合いのソラ( 空 ) だった。


 ソラ にも色々なソラがあるものだ。

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九月はこれでホロリ!!ホロホロ鳥「Pintade Farcis aux Raisins 」

2008年09月01日 | パリの家庭料理
私がティーンエイジャーの頃( つまり十代の頃)、奈良公園に隣接するピアノ教室に毎週通っていた時期があった。


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 よく教室の前には公園から迷ってきたであろう迷い鹿がぼんやりと(本人は道に迷ってあせっていたのかもしれないが、私にはそう見えた。)突っ立っていたものだ。

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その頃の私は、日常見るに余る鹿や寺には目をくれず、自分の中のエキゾチスムを刺激してくれそうなものを夢中で追い求めていた、そんな時代であった。

 姉のように親しくしていたピアノの先生は、夏に迎える私の誕生日にお祝いをしてくれる、と言ってきた。

「レストランでも行く? miehfちゃんは何がたべたい?」

ティーンエイジャーといえば「巨大なチョコレートパフェ」「ちょっと高級な感じのイタリアンレストラン」などが定番の答えであっただろう。 しかしその当時、エキゾチスムに憧れていた私は迷うことなくこう答えた。

ワニの肉が食べたい。」


 常にどこかしら枠に外れていた私を信じ、出来る限りのことは大らかに受け止めてあげたい、そんな先生であった。

 鹿の肉、ではなく ワニの肉 と言った私を軽蔑する様子も見せず、しばらく沈黙の後彼女はこう言った。

わかった。ワニ肉でいいのね。」

 真夏の日中、彼女と私はせんべいを求めて寄ってくる鹿をかき分けながら(鹿のフンもよけながら )、やっとのことでエキゾチスムな雰囲気溢れる某アフリカンレストランへと到着した。  

なんせ生来田舎育ちの私だ、未知なるものに内心ビクビクしていた。レストランの主人に「本当は ワニ なんてウソでしょう?鶏肉なんでしょう?」と、今思うと大変失礼な質問をしていた。

 「いいえ、本当ですよ。ワニの肉です。」

その後も親切な主人は ワニの肉にまつわる話をくどくどと( !? )、ワニ皿を目の前に続けてくれた。

 実際出されたワニ肉の煮込みはパサパサとしていて、気分のせいだろうか、味が全くなかった。

どんどん食欲が失せ、誕生日にこんな提案をした自分を呪っていた。

メニューには、どれもまともに聞いた事のあるような一品はなかった。 

ピアノの先生は入念に主人に質問した後、一番無難そうに感じた
「ホロホロ鳥のから揚げ」なるものを注文していた。 

ワニ皿の五分の一ほどしか手をつけずじっとうつむいている私に、先生はその 「ホロホロ鳥のからあげ」を食べてみるように薦めた。

「、、、ワニ肉を出すところだ、きっとホロホロ鳥ってやつも、ダチョウみたいなすごい鳥なんだろう、、」 

私は口には出さなかったが、名前だけでも不気味なそのホロホロとかいう鳥のから揚げを、しぶしぶ無我夢中でほおばった。 

ところがホロホロの肉はワニのそれとは違い、大変ジューシーでやわらかく、美味ともいえる味わいであった。

それから今日まで、私はフランスで時折耳にするホロホロ鳥( Pintade)を聞くとこの若かりし頃の痛い記憶が蘇り、一度も料理する機会を持たなかったものだ。  

容姿も今日までどんなものか知らず、ホロホロ と聞くだけでアフリカの大草原を駆け回る巨大なダチョウの姿をイメージしていた。  

今回私の知り合いが、このホロホロ鳥にマスカットと肉の詰め物をし、ブドウの葉っぱで全体を巻いた

「ホロホロ鳥の詰め物のロースト」

を作ってくれた。付け合せには、カモの脂で炒めた、前もって下茹でしておいた縮れキャベツと湯がいたジャガイモであった。

 その素晴らしい一品を食べ、十何年来に渡る私の痛々しい( ?)思い出が見事に崩れ去っていったのだ。

 今日 偶然にもこの「 ホロホロ鳥のマスカット詰めのブドウ葉巻き」を名物にしている肉屋と出会った。秋のご馳走として今晩早速料理していくつもりだ。  

皆さんも、今が季節のブドウと葉っぱで作られた この「Pintade Farcis」 を肉屋で見つけたら、ぜひ一度味わってみてください。  

ちなみに、ホロホロ鳥の容姿は大変小さく見た目ニワトリのようなものだと、さっき初めてサイトで知りました。

ただ アフリカ象と共存して生活している点を除いては。。。


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  それでは皆さん、素晴らしい初秋を ホロホロと( ?)味わってくださいね!!  --------------------------------------------------------  


肉屋でもらった レシピ  
ホロホロ鳥のマスカット詰め ぶどうの葉巻き( 1 roti de Pintade aux Raisins )

 一掴みの 白マスカット  エシャロット二個 みじん切り 白ワイン100 cc バター40g 1) バターでホロホロ鳥をローストする。 2) そこにエシャロット、白ワイン、マスカットを入れる。 3) 鍋に蓋をし 一時間煮込む。     



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