パリ よもやま話 番外編 特別号

パリ在住十年+の日本人女性が、パリ生活で起こるよもやま話を綴る徒然日記と帰国後のお話

未来ちゃん風

2014年04月30日 | パリで子育て 音楽教室

昨晩は 私が娘の前髪をちょっとだけ 散髪しました。

 

そしたら

 なんとなく 未来ちゃん 風 に

 

 

見えたのは 私だけ でしょうか

 

(あいかわらず 写真の向きが変で すみません)


幼稚園が楽しい と言ってくれた息子

2014年04月30日 | パリで子育て 音楽教室

息子が四歳を目前になって、週に一度だけ 特別素敵な幼稚園に通いだしました。そして先週から 幼稚園が楽しい と言い出してくれたのです。

 

息子がお弁当箱をすっかり空っぽにして持って帰ってきてくれるのを見ると 本当にうれしいです。

 

帰宅後の息子の通園カバンの中を覗くと、いつも なにかしら 息子が幼稚園で作らせてもらったらしき作品が入っています。

 

今日は こんなかわいい ひよこさん付きのカゴ でした。 タマゴチョコが4っつも入っていました。(写真の向きがおかしくてすみません)

 

幼稚園でしたことを楽しそうに話しながら、 ちゃんと 妹にもチョコを分けてあげていました。

 

 

教室内に先生が隠したタマゴチョコを 息子は一生懸命見つけていたようです。

 

いつも楽しいイベントを細々と準備してくださる先生方に脱帽 兼 感謝 です

 

 


韓国のこと  2

2014年04月30日 | パリ よもやま話

韓国で今月起こった事を思うと、あまりに残念で、鉛のように気持ちが重く、心がいつもどこか、そのことを思い出している状態です。

 

私自身の身に今まで起こった 様々な不意の出来事は 結果として、やはり 私のそれまでのやり方を急速に変化させ、結果として 改善するべくことを早急に目の前に露出し、提示してくれる役割だったのだと 後々思うことがあります。

今回の韓国での 多くの若い命の損失と遺族の方達の背負った計り知れない大きな傷が、韓国という国に対して これから 早急に変化させざるをえない 様々な盲点 を突きつけて提示しているように思えます。 

 

今回のことで ただただ 情報を見て遠くから 手も足も出ずに突っ立っているだけの私ですが、犠牲者と遺族の方々と、そして韓国のことをいつもいつも思い祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 


デトックスの時期   もうダイエットはしない

2014年04月20日 | パリ よもやま話

息子を授かって以来、この四年間で 私の身体も心も 想像していた以上の負担がかかり続く日々でした。  

そしてふと気がつくと、なんと私の体重は以前より20キロも増えてしまっていたのでした。

 

慌てて食事制限をするも、少し減ったと思ったらしばらくすると それ以上に増え、 運動してみたところで、同じことが繰り返され、 体重が増え続ける恐怖にさいなまれる

今日この頃でした。  

 

そんな時に出会った パパ友さん。 一年ほど会っていなかったのですが、車から降りてきた彼の姿をみて目を見張ってしまいました。

 

以前は体格のがっしりした大柄な彼でしたが、  まるで禅寺の和尚さん  みたいに スッと スマートになっていたのでした。

 

 

「きっと彼は 大病を患ったのかもしれない、、、」

 

私内心 そう信じて疑わず、 半日彼と過ごす間 決してそのことに触れようとはしませんでした。

 

そうして帰り際、 他のママ友さんに私の体重の問題をふと話しする機会があり、 彼女曰く

 

「ほら、 あのパパさん、 最近 栄養士さんと出会って すごく痩せたのよ。 ぜひ彼に聞いてみたらいいわ」 

 

と。

帰りの車に乗り込もうとする そのパパさんに 私は声をかけようかかけまいか、非常に迷っていました。 質問が不躾で失礼にあたるんじゃないか、と心配しました、

 

でも 何かが私をプッシュするかのように、 最後の最後で そのパパさんのもとにかけより

 

「さっき あのママさんが言ってたんだけど、 なんでも 栄養士さんについて ダイエットに成功したんだって?」

すると、 彼は 

 

「まってましたよ、 その質問を」

 

と言わんばかりの態度で

 

「家に帰ったら、すぐに君に詳細を書いて送る」

とだけ言って 去っていったのでした。

 

 

それから 約束どおりに 彼から その 「ダイエット 」の資料が届き、、、、

 

でも そこに書かれてあったのは

 

デトックス療法 」

 

で、決して  ダイエット  とは書かれてなかったのです。

 

そして このデトックス(毒素排出)は   体に蓄えられた不必要な脂肪と 心に蓄えられた 不必要な感情を同一視 します。 

不必要な感情を排出して 脂肪も毒素も排出していく メンタルに働くデトックス法なのです。

 

詳しく知りたい方には この本

 

 

 

実際の食事法は   三週間 つまり21日間   与えられた デトックス食事療法を実行する というものです。

特に大切なのは、 お昼ごはんと 夜ご飯に 

 発芽させた野菜の種子( アルファルファもやし、ブロッコリの種、ルッコラの種、もやし、レンズ豆、大根の種、ウイキョウの種、、などなどお好きなもの)

 

を 毎食 最低半パック食べる  というものです。

(こちらは レンズ豆 を我が家で水発芽させたもの)

     

スプラウト と日本で呼ばれている 発芽種子 は  水に漬けていた種が発芽する瞬間、 

 

乾燥した種の状態より、100倍以上ものビタミン、ミネラル、各微量酵素 など 全ての栄養素を爆発的に放出するのだとか。

 

(詳しくは こちらの動画をどうぞ。 パリの発芽種子専門店のオーナーからの説明です)

https://www.youtube.com/watch?v=x2q9pWqsILI

 

 

高価な栄養素を買って取るよりも、 こうして 簡単に家で栽培できる  栄養素の宝庫の生きた食品  

を毎食取ることで、 体は 必要栄養素を十分補給されて、以前のように、あれもこれも、となんでもかんでも食べたくなくなる、

つまり 食欲が激減するようになります。

 

我が家の発芽容器、 ザルのついた蓋のビン

  

乾燥した種よりも、 ずっと体に消化吸収のしやすい形となっている 発芽種子、私の好きなものは、ウイキョウ と ブロッコリ です。

 

私の好きな 発芽種子の食べ方は、 オーガニックの 玄米ポン菓子 の上に 発酵豆腐で作ったペースト( こちらはターメリック入り、デトックスの王様)を塗ってから、発芽種子 を山盛りに乗せてかぶりつく というもの。

   

 

サクサク、シャキシャキ、 フレッシュ、 ライト、、、、、、、これを食べると 本当に体が喜んでいるのを感じます。

 

 

 

 

食卓に出すと 子供達もパクパクと食べてくれます。 勝手にスパゲティに和えたり、魚の切り身に乗せて食べたり しています。

    

 

  

 

  

 

 

また 朝 起きたらまず、  ミネラルの少ないお水で作ったお湯 を500ml飲む。 

私はここに レモン汁や オーガニックのリンゴ酢 を足しています。 

 

そして 青汁もぜひ!! フランスのオーガニックショップで簡単に粉末が手に入ります。麦芽を発芽させた芽を乾燥粉末にしたものです。

 

私のお勧めは よく冷えた玄米ライスドリンク青汁粉 小さじ一 を混ぜて飲む というもの。 

 

 

 

おいしくて いくらでも飲めてしまいます。

 

さて 次回は 詳しいメニューとプログラムを書きます。 お楽しみに!!

 

 

 


韓国のこと

2014年04月20日 | パリ よもやま話

16日に 韓国で起こった大変な転覆事故のことを旦那の口から聞いて以来、旦那も私もずっとこのことばかりを考えています。 

 

私も旦那も子供を持つ親となり、船の中に今も閉じ込められている高校生達の親御さん達の気持ちを想像すると、なんと表現してよいかわかりません。

 

この現場は旦那の生まれ故郷全羅南道の珍島付近です。

 

ニュースで知る限りの情報では、 ここまで被害を大きくする前に もっと初期に対処法があったはずなのに、と思うと 本当に無念でなりません。

 

傾き始めた船の中で、「その場でじっとしていなさい」という 船長の船内放送の指示に従って オレンジ色の救命道具を見につけた高校生達が自分の寝場所でじっとひざを抱えて丸くなっている場面を撮影していた動画を見ました。

 

言われた通り、上の人から出た指示を信じて疑わずに 、脱出不可能になるまでじっとその場を動かなかった高校生たちの無垢な表情が忘れられません。

 

いくら短期契約の船長だったとしても、 船が傾き始めていたら、いつでも脱出できるようにデッキに人を集めるのが最低限の仕事ではないでしょうか。

完全に傾くまでに二時間あったと聞きました。 それから救命ボートの準備もしなければならないはずです。

 

朝、太陽も出ていて、本土からすぐ側にいたのですから、 たとえ海に放りだされても、 船内にいるよりは救出される確立が格段に高いと どうして判断できなかったのでしょうか。

 

傾むきはじめているのに、部屋の中にしっとしていろ と指示したあと、その人たちを置いて 船長や乗組員達が一番先に脱出するなどということはありえるでしょうか。

 

あまりにもおかしなことがこの事故にはありすぎて、ただでさえ耐え難い苦しみの最中にいる親御さんたちの感情をさらに粉塵にしてしまう話ばかりです。

 

高校生の身の安全はもちろんですが、親御さんや家族の方達の今とこれからの健康が心配です。

 

 

 

 

 

 


パン ちょーーーだいっ!!って言えたよ!

2014年04月05日 | パリ よもやま話

 

私の運転も だんだん軌道に乗り始め、ついに パリ中心地のオペラ座まで!!!!

 

ここで楽しみなのは 日本のパン屋さんがあることです。

 

あんぱんから メロンパン、 ショートケーキに カレーパンから カツサンドに焼きそばパン。。。

 

息子と二人でこのパン屋さんに入ったのですが、 私は 失礼ながら まずお手洗いを拝借。。。。

 

パン屋さんのトイレは 地下二階にあり、地下一階はパン職人さんたちが せっせとパンを作っておられる工房となっていました。

 

息子は トイレの洗手自動乾燥機の音が怖く、 パン職人さん達が働く横で待っている、 といいました。

 

私は 職人さんたちにその旨を伝え 了解を得て、 大慌てでトイレで事を済ませて 地下一階に戻ってくると、、、

 

息子の手には  袋に包まれたパンが一枚、、、、、、

フワフワの食パンの端っこを頂いたようでした。

『子守りをしていただいたあげくに パンまで頂いてしまいまして、、、』と パン職人さん達に

深々と頭を下げながら御礼を言って その場をさりました。パン職人さん達の顔が

『はあ、、』 

 

というあいまいな感じだったのが ちょっと腑に落ちないまま。。。

 

 

ところが 後々 息子によく話を聞いてみたところ、、、

 

『 ママが トイレに行ってるとき、 僕が 

『パン  ちょーーーーだいっ!って言ったんだよ!』

 

 

。。。。!!!!!! なんと っ、、ずーーーーーーずーーーーーーーしいっっ。。。。。!!!?


息子さらに曰く



『ママ、 これから パン屋さんに行ったら トイレに また行こうね!!!』


ちなみに この食パンのはじっこ フワフワでとってもおいしかったです。 これからは 焼きそばパンなどの

調理パンだけでなく ここで食パンもぜひ買ってみたい と思いました。




食べてもいいんだよ。 このハンドクリームは

2014年04月01日 | フランスの修道院

春になって ハチたちの活動も再開!!

 

わが町が誇る  ハチクラブ  では、 

 

「食べれる ハンドクリーム」


を作ることとなりました。

 

ハチさんがせっせと作った 蜂の巣

 

これを精製すると、 

 ミツロウ

 というものになり、これは 天然の乳化剤やワックスとなります。 

プロポリスもふんだんに含まれていて、 自然のロウソクとしても活躍します。

ハチミツの独特の甘い香りがします。

 

まずは オリーブオイルと このミツロウを 70度の状態を保って溶かしていきます。

 

完全に溶けたら、 ここに 70度に温めたフローラルウォーターを少しずつ入れて、

また70度を保って  五分間 混ぜ続けます。

 

フローラルウォーターとは アロマセラピーで使う精油を作る時に二次的に出る副産物です。

このフローラルウォーターの中に ほんのわずかの精油も含まれています。

今回は ビターオレンジ、またはネロリ、オレンジフラワー とよばれるものを使用。夜鳴きの赤ちゃんにも飲ませることで有名です。

 

五分間混ぜたら、 今度は 25度まで冷ましながら混ぜ続けます。

マヨネーズみたい

冷めたら 容器に入れて、 ハンドクリームの出来上がり。

  

 

好みで 精油を数滴入れても。  肌に直接塗っても良いラベンダーとティートゥリーは特にお勧めかもしれません。

 

 

、、、と  ここまでは 我が家での予行練習。

 

本番は この町のアソシエーション本拠地 にて行われました。

 

このクラブの人たちは 自分の家でも養蜂をされている方がたくさん

みなさん 大満足の様子でした。 

 

今度は ミツロウで何を作ろうかなーー。  


森の妖怪に囲まれて

2014年04月01日 | パリ よもやま話

この森の町に引っ越してから、 私の生活には 

 

妖怪 

 

達が 次々と出没するように。

 

 

という妖怪に完全に取り付かれた悪徳大家から命からがら逃れてきたこのアパートの下には引越し初日から夜な夜な我が家にやってくる 


タコ入道

 

がいました。

 

毎晩やってきては、 日中私達の子供達の足音や遊ぶ音がうるさいと。

 

タコ入道にも子供がいるのですが、その泣き声がよく私達の部屋まで聞こえてきます。

タコ入道曰く

子供達の泣き声だけは カンベンしてやる。」 と。

 

タコ曰く、

「自分は 夜中に働いているので、日中寝ている」 


さすが 妖怪。

 

 

そんなタコの日中睡眠を邪魔しないよう、 私は早朝七時から夜の七時まで 子供達と外をうろつく日々でした。

 

たまに お昼時間に子供達と部屋に戻って、アパートの入り口に入った瞬間

間一髪いれずに

 

「ガンガンガンガンガンッ!!!!!」 

タコが 棒で 我が家の床 (タコの天井)を激しくつつき  私達がアパート内にいるのが邪魔であることを示すのです。




 

、、、、、ところがっ!!!!!

 

ここ最近、 驚くべき事実を発見っ!!!

 

最近 春らしくなって 外に出やすくなってくると、 タコの日中の行動があきらかになってきたのです。

 

朝七時に子供達と外に出ると、 タコが出てきて  マラソンを始めたのを目撃。

8時には 子供を託児所に連れていき、  さらに マラソンをしているところも。

 

十一時頃には、 またもや タコが自転車で運動しに行くところを発見っ!!!!

 

午後一時ころには 近くのマクドナルド前で ばったり遭遇!!!!

 

 、、つまり、、、、  タコは 日中 

 

寝ていなかったっ!!!!!!!!!!!!!!!!????????????

 

サングラスをいつもかけているタコは、私とばったり日中会うたびに 気まずそうにしていることは サングラスをしていてもひしひしと感じてきました。

 

 

 日中 タコの部屋は どこもかしこもシャッターが閉め切られていて、 夜も真っ暗で

電気が全くついていません。

 

タコと奥さんと子供達は こんな真っ暗な生活をしているのも、 やはり 

妖怪

だからだったのです。

 

 

 

そんなタコの呪縛から逃れたい一心で 始めた運転です。

 

あんなに恐れていたのに、 免許を取ってから、もうかれこれ五年近くハンドルを触っていなかったのに、

今では 私 毎日ハンドルを握って 練習  練習 の日々です。

 

、、、でも ここでも 妖怪がいたのです。

 

 

という 日本古来の妖怪が。

旦那は 助手席に座ったその瞬間から

 

と化すのです。

 

私の前世は西洋では 修道女、 古都 奈良では 巫女をしていたものですから、

こんな妖怪たちがいたら、 ムショウに お払いしたくなるものです。

 

でも こんな忌み嫌われる妖怪たちに出会うたびに 私もいやおうなしに前進させられ

強く鍛えられ、そういう意味では 妖怪たちは 感謝すべき存在なのだとも思っています。

 

あなたの人生にも もし 妖怪が出没したなら、 妖怪が自分の人生をプッシュアップ

してくれているのだと信じてください。