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パリ よもやま話 番外編 特別号

パリ在住十年+の日本人女性が、パリ生活で起こるよもやま話を綴る徒然日記と帰国後のお話

ヴェズレーの想いで

2016年10月08日 | フランスの修道院

育児にまみれている今、出産前の写真が突然出てくると、  まるで 前世の写真を見ているような気持ちになる。 

夢でいいから この時代にもう一度戻りたいと思う今日この頃

 

 

ユネスコ世界遺産の村 フランスのヴェズレー   大聖堂の中は 神秘的な光の世界     訪れた時は 人が少なく閑散としていて 時が止まっているようだった

        

 

 

      

 

コンポステーラへ続く道        巡礼街道                 ブルゴーニュならではの エスカルゴの靴底みがき

  
 
   
 
 
 
     
 
 
 
 
修道院ショップでは みつろうろうそくやフランス各地の聖地のお香が売られていました。   教会の中を漂う神秘の香り
 
 
 
 
 
 
 
なんといっても MIEHFの前世は 修道女     きっと昔 このフランスのどこかの修道院で 人生をまっとうしたのだと確信に近いものを感じています。
 
 
   
 
  
 
 
育児の大変さを身にしみて痛感させていただいた今生の次は  また修道女に生まれ変わる予定です。
 

食べてもいいんだよ。 このハンドクリームは

2014年04月01日 | フランスの修道院

春になって ハチたちの活動も再開!!

 

わが町が誇る  ハチクラブ  では、 

 

「食べれる ハンドクリーム」


を作ることとなりました。

 

ハチさんがせっせと作った 蜂の巣

 

これを精製すると、 

 ミツロウ

 というものになり、これは 天然の乳化剤やワックスとなります。 

プロポリスもふんだんに含まれていて、 自然のロウソクとしても活躍します。

ハチミツの独特の甘い香りがします。

 

まずは オリーブオイルと このミツロウを 70度の状態を保って溶かしていきます。

 

完全に溶けたら、 ここに 70度に温めたフローラルウォーターを少しずつ入れて、

また70度を保って  五分間 混ぜ続けます。

 

フローラルウォーターとは アロマセラピーで使う精油を作る時に二次的に出る副産物です。

このフローラルウォーターの中に ほんのわずかの精油も含まれています。

今回は ビターオレンジ、またはネロリ、オレンジフラワー とよばれるものを使用。夜鳴きの赤ちゃんにも飲ませることで有名です。

 

五分間混ぜたら、 今度は 25度まで冷ましながら混ぜ続けます。

マヨネーズみたい

冷めたら 容器に入れて、 ハンドクリームの出来上がり。

  

 

好みで 精油を数滴入れても。  肌に直接塗っても良いラベンダーとティートゥリーは特にお勧めかもしれません。

 

 

、、、と  ここまでは 我が家での予行練習。

 

本番は この町のアソシエーション本拠地 にて行われました。

 

このクラブの人たちは 自分の家でも養蜂をされている方がたくさん

みなさん 大満足の様子でした。 

 

今度は ミツロウで何を作ろうかなーー。  


男ジャム

2013年11月23日 | フランスの修道院

私の前世はもう何度となくここで書いていますが、 

ジャム作り専門の修道女

だったと。

 

昨日はうっかりお昼の養蜂の集まりに行くことを忘れてしまっていた私でしたが、

ふと見ると、我が家の門の上に何かが置かれてある,,,,,,,,,,,,,,

 

 

袋には  蜂の巣から取れた ミツロウ 。 そして もう一瓶は。。。。 ハチミツ??

 

なんと これ、 ビジネスマンの養蜂の先生自ら作ったという 

 

カリンジャム

 

だったんですっ!!!!!!!!!!!!!!!

 

会社のお昼休みに養蜂の仕事をして、再び会社に戻る前に 我が家の前を通っていってくださったようでした。

 

男の人が作るジャム、、、、、、 それだけで なんだかもう すごく感動してしまいました。。。

 

同封されていた新鮮なミツロウの芳香の素晴らしいこと、、、、 

 

深呼吸すると そこは まるではるか昔生きたであろう修道院、、、この香りに深く深く癒されていきました。

 

 

養蜂の先生  ありがとう。。。

 

 

 


パリの教会  マリアさん

2011年08月17日 | フランスの修道院

 今日はトリニテ教会の近くに行く用事があったので、 息子と二人、 教会に入ってみました。

 

パリにはいたるところに教会があり、 心の落ち着く場所として、 私も何度となく足を運んでいました。

 

丁度前日が 聖母被昇天祭 という日だったためか、 マリアさんの像が正面に飾られていました。

 

 

「子供を授かりたかったら、 マリアさんにお願いしたらいいんだって」

 

 と 丁度結婚した当時教えてもらった私は、 一度 教会に足を運んで マリアさん像の前でお願いしたことがありました。

それからすぐに息子を授かりました。

 

 

 

なので、 今日は その「 お礼参り (!??)」  とでもいうことになります。

 

普段は教会の端の方に、こういうマリアさんと対面して祈る場所が設けられています。

 

帰りは 近くのオペラ界隈で、一度行って見たかったラーメン屋さん

大勝軒 さんへ。

 

「ここのお店の一押しを出してください!!!」

 

と頼むと

「よっしゃっ!!!!!  任せとき!!!!!」 と 言われ、 それから こんなラーメンを出してもらいました。

 

 

水でさらした、シャキシャキのポワローネギのごく細スライスが たっぷり入ったラーメン。  

 

日本でもこんな本格的なラーメンは中々食べれないのでは、と思いました。 

 

 

マリアさんとラーメン、 全く別の世界ですが、 どちらもホッとさせてくれるものでした。

 


祈り

2008年12月17日 | フランスの修道院
「祈り」

学校もクリスマス休みに入る一週間前になった。 

色々と慌しかったリズムが落ち着いてきて、ふと 「もう今年も残りわずか」 という気配が感じられるようになった。

夕方、ロウソクの炎のみが輝く薄暗い教会に入ると、二人の修道女が床に座って静かに「祈り」を捧げていた。


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彼女達の後姿を見ていると波打っていた心が静かに落ち着いてきて、いつでもこういう心の状態でいたいものだなぁ、と思った。







私の前世

2008年11月20日 | フランスの修道院
私の前世、皆さん大変興味深いことと思われる。( そんなことない? )

 私は幼い時、物心ついた時からすでに冬にできるポンカンの皮のジャムを 作ってはビンに詰めていた。母は私の作るジャムの大ファンになってくれた。

この時分から無農薬の果物と自然のてんさい糖を使うことをこだわりとし モットーとしていた。 

ジャムを作ってビンに詰める。 この作業をしている時、私は無の境地へと 旅立っている。 

 誰に教わったこともなく、ひたすら何十本ものビン詰め作業を繰り返す。 

私がパリに来て修道院ショップを初めて訪れたとき、そこにズラリと並ぶ フランス各地の修道院から届いたジャムビンを見てハッとした。

 「これは誰が作ったんですか? 」  

店番をしている修道女に尋ねた。

 「これは各地の修道女が修道院内で栽培したものをジャムにしたりして 生計を立てるために売っているんですよ。」 という。 

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  私のフランス人大家さんのお姉さんは、若い時に大変規律の厳しい修道院 に入って、それ以来外部とのコンタクトは一切できないそうだ。

そんな環境で修道女達は一心にジャムを煮ているのだろうか。  

その日以来、私は自分の前世が 修道女 であった、と確信に近い強い想い を抱いて生きている。 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/69/5f4237cee8961f70ea87d76fe2d44be5.jpg


もちろんそれ以外の前世もあっただろう。 酒飲みののんだくれ親父だったり、とんでもない悪だったこともあるかもしれない。 

 しかし私はきっと何度となく この「修道女」 という人生を生きたに違いないのだ。 体が確実に覚えているジャム作り作業、これがなによりの証拠となっている。     ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- パリには 修道院ショツプが二件あるよ。 一つは サンジェルベ教会の前
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e2/e190880884b29a7a93cdf277724c904d.jpg
もう一つはポールロワイヤルの近くのホスピスです。  心が落ち着くステキなお店なので、ぜひ一度尋ねてみてね。 修道女さんたちと気軽にお話できるよ。
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今週の言葉

2008年09月21日 | フランスの修道院
皆さん 今週もどうぞ素晴らしい一週間をお過ごしください。  

 今週の言葉、写真にて送ります。( 勝手にシリーズ始めました)



 「思うほうに事はいくから、良いことしか考えない」