5月10日午後1時30分に開廷。
書記官の交代は知っていたが、法廷には入るまで裁判官の交代を知らなかった。
このことでまず第一に心が揺れた。
証人尋問の難しさを実感した。
証人尋問だけ見れば、私の完敗。
しかし、真実は隠せないので、落ち込んではいない。
証人間の大きな矛盾の証言もあった。
私の準備不足が1番の原因。
というよりも、準備書面と証人尋問の違いすら分かっていなかった。
事実をのみを聞くことの質問テクニックに思考が回らなかった。
宣誓しても平気で嘘をつくことが、あるんだと言うことにさえ、頭が回らなかった。
法廷には私のみが在廷し、私の代理人弁護士の私は不在だった。
以上が完敗の原因だ。
客観的証拠の否定の理屈など、
オオ!こんなこと言うんだと驚き、思考停止してしまったのも否めない。
代理人弁護士のこれまでと違う私に対する視線の意味が分からなかった。
久しぶりにきょうだい4人の人影を見た。
それぞれが生き方を反映した年の重ね方をしていると思った。
自分が同年齢だと思いたくなかった。こんな私のみが存在していた法廷でした。
マンデビラ