バージニア労働者

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乳がん検診・3Dマンモ 2019

2019年12月17日 | アメリカde健康管理
月曜日に、行ってきた。


毎年恒例行事、乳がん検診に。


これ、まじで嫌なんだよね。
でも、やらないわけにはいかない。


でも憂鬱だ。






昨日は検査の数時間前に、少し鎮痛剤を飲んでった。
これ飲んどくと、乳の痛みが少しでも軽くなるので。


去年は、めっちゃ痛かった。
今年はそれほどではないにしろ、痛くないわけがない。


仕事は早退して、毎年利用するクリニックへと向かう。
パブロフの条件反射なのかどうかは定かではないが、
乳がん検診と言うだけでもう具合が悪くなってくる。
飲んだ鎮痛剤のせいなのかも知れないが、車を運転しながら吐きそうだ。


なんかもう、やだな。


そう考え始めると、心拍数がどんどん上昇するのがわかる。
ケイエスってこういうところが小心者。
注射をするときも大概そう。


「これからケイエスさんに酷いことをするナンシーです」
と自己紹介をされ、握手する。


私も撮影ははもう慣れたもので、
ナンシーちゃんが撮影しやすいように、ポニーテールにしたり、
体の角度を変えたりと、モデルは大変。


毎年言うが、決してファッションモデルではないのが残念。


「あなた、小柄だし、伸ばす皮膚もそんなにないし、
機械に肋骨が当たって痛いわよねえ。」


小柄だなんて、日本では決して言ってもらえぬ言葉。
しばしその言葉に酔いしれる(おぃ)。


伸ばす皮膚もそんなにないなんて、アメリカ人の中年て
そんなに伸ばせる皮膚があるのか。


今回もここまで潰したり伸ばす必要あるのか
と言うぐらい、餅のようにされるがまま。


何度も「はい!そこで息を止めてね。」と言われるが、
呼吸なんて、悠長にできる場合ではない。


ただ撮影が終わって、プレスした機械がプシューと離れる瞬間、
深い水底から上がってきた人みたいに
『ぶはーーーー!!!!』と大きく深呼吸するのが至福。


なんかヨレヨレになってると、ナンシーちゃんが
「この機械を考案して造ったのが誰だか理解できるよね。」と言い、
その次の瞬間、二人は顔を合わせて

Men

と言って、笑った。
だけど聞くところによると、このマンモグラフィーて
プロセスは拷問並みだけど、やっぱり乳がんを見つける
性能にとても優れているらしい。


笑ってちょっと気がほぐれたのは良いのだけど、
ナンシーちゃんが、撮れた映像を見ながら
すごく難しい顔するのが気になった。


なんでそんな顔するのか聞くと、
去年と出来るだけ同じ様に撮れてるかどうか
確認しているだけだと言う。
映像が悪いと再検査になって、また私が痛い思いをするから、と。


彼女のプロ意識はありがたいが、
あの厳しい顔が、果たしてそれだけの理由なのかどうか
深く考えてしまうから、乳がん検診て嫌だ。


こうブログに記録しながらも、今、心拍数は上がるし
ため息も出ちゃう。


でもね、女性のみなさん。


乳がん検診、ちゃんとやっとこう。
怖いけど、早期発見なら不幸中の幸いだから。


ケイエス、これからしばし祈ります。






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