どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

夏の旅 §4.美しいガラスたち

2012年08月17日 | 日記
ふたたび阪急電車に乗り「王子公園」へ行く

駅から徒歩5分ほどのところに「王子動物園」があり その公園内にあるのが重要文化財である「旧ハンター邸」

もともとは今もたくさん残っている神戸北野町の異人館の一つだった


動物園は夏休みの土曜日というのに 想像以上にすいていた

テレビで 珍しい動物たちの詳しい生態さえも手軽に見ることのできる時代

夏休みは 夏ならではの楽しみや旅 アミューズメントパークのほうに足が向くのだろう

園内の一番端まで 動物たちの横を抜けながら歩く

ぎゅうぎゅう詰めのフラミンゴたち

けだるそうなシロフクロウ

動物たちのほうが人間ウォッチングをしているのかもしれない

こんなに暑いのに他に行くところは無いのかねぇ~ なんて言われているような気がする


ハンター邸で美しいと思ったのは 玄関部分の扉に嵌められたガラスと暖炉の前のタイル

阪神大震災の時 レンガの煙突が屋根を突き破り一階の床まで落ちたという

その記憶をとどめるために 庭にその煙突を残してある


その後 すぐ近くにある「神戸文学館」へ

関西学院のチャペルとして建てられたレンガ造の建物であったが 変遷を経て今は神戸市所有

1993年 現状に復元されて建築当時の外観を取り戻したとある

イギリス積み(長手だけの段と小口だけの段が交互に積まれる)の煉瓦の色合いが わざと年月を経てきたかのようにしてあること 実際に古いレンガを一部そのまま使っていることが 違和感無く また落ち着きを感じさせる

そして 美しいのは葡萄蔓模様の装飾のある窓ガラス

一枚がA3よりも一回り大きい程度だろうか なんとそれが6万円だそうだ

中ではちょうど講演会が開かれるところだったのだが 係員の方が色々と気にかけて説明してくださった


今日はまだまだ西に進む予定だ

JR灘駅まで歩く

暑い・・・・




ハンター邸のドアの装飾ガラス(こっちはいくらになるのだろうか・・・)




1枚6万円の窓ガラス




神戸文学館側面

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (春庭)
2012-08-18 23:33:36
暑さやら烏の置き土産やら、運がついたのだから烏に感謝。

美しいガラスやさりげない表札、楽しませていただき、ありがとう。
返信する
一気に拝見! (夕焼け小焼け)
2012-08-23 16:02:41
ガラスが好きなので ここにコメント残します~^^

葡萄の縁取りがすてきな 擦りガラスですね!

それにしても よく歩きましたね~(笑)

近くのスーパーに行くにも車 の沖縄に暮らしていると

もうたぶん 駅の構内を歩くのを考えただけでも
頭が痛くなる^^;
返信する

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