Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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抜けた~~(@_@;)(@_@;)

2019年10月10日 17時30分48秒 | 日記


ああ辛かった
仕上がりそうで仕上がらずドツボ!
訳あって薔薇を描いています。
これには本当に深い訳があるのですが、まだちょっと言えません。

10号の薔薇を描いてしまったがために
0号の薔薇を描くことにしたのですが
0号は小さすぎて描きにくく、久しぶりのドツボでした。

ドツボにはまるとどうなるかというと
気分的には鬱
いつも胸に何かがつっかかっているようですっきりせず
モヤモヤ気持ち悪さがずーーーっと続き
で、家事ができなくてゴミ屋敷になり
身だしなみもできなくて白髪だらけの怪しい人になりさがります、はは。


それが抜けてくるとき、これまた何やら兆しがあります。
ああ、何か来そうだと
胸から澱が抜けてふわ~っと感謝の情が湧き上がってきます。
この快感は他のことでは味わえません。
とはいえそれまでの鬱状態を思うと、精神的にはやっぱり良くない。

うまく気分転換をして情緒をコントロールしたい、その方法を覚えたいです。






先日久しぶりに目白に行きました。
目白は20代の頃のバイト先
駅前のバレエシアターの事務受付を5年ほどしていたでしょうか。
まだあった、懐かしい!

目白では、まずポポタムというブックギャラリーを訪ねました。
人人会の作家、山﨑克己さんが個展をされていたのです。
このお店は手前がブックギャラリー、奥に画廊という作りになっていて
前回来たときは画廊だけ訪ねてブックギャラリーの方はちらっとしか見なかった。
今回、ふと気になる本に目がとまりいろいろ見始めたらしゃがんだまま動けなくなった。
珍しいものしか置いてないじゃん!!(@_@;)

他で見ないような輸入本、絵本、カードなどなど
で、これを買ってしまいました。

なんでしょうね、これ。
日本のカテゴリーにはない、飛び出す絵本でもないし、
単なる絵本でもないし
見たことない宇宙でした(笑)

他にも欲しいものがあったので
また訪ねたいと思います。
そしてポポタムのあとに学習院に行き
水墨画の研究会に参加しました。





あまり知られていませんが私は墨を使う作家です。
そんなことからお誘いいただき、貴重な講義を受けることができました。
前半の講座は米国で活躍する中国人の現代水墨画家の紹介。
中国人の現代水墨画家がどのようにして伝統と繋がっているか、という話し。
日本の水墨ももとは中国からなので
私たちにも関係なくはないのですが、
個別の進化をとげているのでそこから「じゃぁ日本の水墨とは何なのさ?」となるわけです。


で、後半は実演でした。
何種類かの紙、墨、水の組み合わせでどのように発色するか、滲むかを
パターンにして可視化。
そこに「何を描くか」という発想が先立つと最強のように思いました。

昨日はお世話になっている鍼灸のアース治療院でメンテナンス。
即効性という意味では最高だと思います。

鬱も抜けて感謝モード
沢山の人のおかげで描くことができています!!
どんな形になるか、わかりませんが感謝の気持ちを伝えていきたいです。