Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

三菱一号館美術館&栃木県立美術館

2018年05月09日 22時24分37秒 | おすすめ展覧会


三菱一号館美術館 は私の大好きな美術館の一つ。
個人的に好きな都内3大美術館は近美、東博、そしてこの三菱一号館美術館です。

エントランスの庭にはバラが咲き乱れ
展覧会は大好きなオディロン・ルドンです。
今日は17時から女子1000円dayなので、行ってきました。

ルドンは、これはもう憧れ以外の何ものでもありません。
この青の美しさ、夢のようでした。

ずっと以前は、ルドンの描く「顔」がどうしても受け入れがたくて
気になって仕方なくて、で、結局どっぷり見入ってましたが
最近は色の美しさゆえどっぷり見入ってます。

版画の黒との対比が、まるでコインの裏表のように
どちらもなくてはならないような…
最終的には、一体色って何なんだ!!
私もいつか、こんなに美しい色の空間に溺れてみたいです。

そして、
GWには栃木県立美術館 に小旅行してきました。

ここもとても好きな美術館です。
現在「国吉康雄と清水登之 ふたつの道」という企画展をしています。
同時代、共に海外で活躍した二人の画家が戦争を機に運命に翻弄されていく様が
作品を通して伝えられています。
というか、絵で伝わるので生々しくもあり、痛みすら感じました。
心の動揺が作品から伝わるんですよね、本当に戦争は嫌だ。

強く感じたのは、その時代が描かれていること。
画家にその時代を描く覚悟があること。
私たちはどうだろう?これ、100年も経てば自然と時代の匂いがしてくるのかな?

私は「今」を描けているのかな?
自問自答しつつ、帰りはとりあえず宇都宮なので餃子珉珉・ビール
そして3時間くらいかけて、のんびり帰りました。

どんどん描こ。