Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

ブレイク前夜展 PartⅠ

2018年01月25日 22時03分57秒 | EXHIBITION



「ブレイク前夜展 Part1」DMが届きました。
画像が掲載されたので、この作品も急遽出すことにした。

展覧会の準備、つまり搬入・展示等は
実はそうとうなストレスになっている。
年が明けてから続いていて精神的に負担になってきた。

早く制作にはいりたいです。
絵だけ描かせてほしい。

と言いつつも…





昨日は、
古い友人であり、尊敬する作家でもある さとう陽子 さんに六本木を案内してもらった。
お目当ては リヒター展 。他にも近くの画廊を数軒まわった。
初めてのこの界隈には現代アートの画廊が多く集まり、まるで外国のようでした。

画廊がデカくて白くてそこに基本一壁一点の豪華主義。
銀座・京橋とは全く違う世界!!

チマチマした自分が吹き飛んだ(@_@;)
と、さとうさんに言ったら

「アートだからね」

と一言。かっこよすぎです…(^_^;

作品は、最低でも100号以上
カラフルで色の熱と揺るぎない物質感があって
ふにゃふにゃした掛け軸の世界とは真反対のまるで建築物か、
家具と絵画の中間のような、どっしりと、でも軽やかな印象でした。

作品が作品を裏切る感じが永遠に続く、それが実は誠実であって
一瞬を留めることがまるで悪、とでも言いたげに、断定を見事にすり抜けるそれは快感でもありました。

でもその世界基準が日本人の作家の根底に根付くかどうかは
私にはわかりません。

帰りはサイゼリアで3時間(作家なんてそんなもんです)。
実はさとうさんの個展の搬入をお手伝いしたので
ビール他をご馳走になりました。
寒かったけれど充実した一日、楽しかった。