Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

耀の会 亀井三千代・星晃2人展

2017年08月25日 09時35分00秒 | EXHIBITION


「Virgo」P8 墨・コチニール・膠・和紙 2017 亀井三千代
(「Virgo」は天文学、占星術で乙女座、処女宮の意味。タイトルについては今度書きます)

2人展一週間前になりました。

カウントダウンです。
まとまった数の作品を展示するのは今年はこれが最後になります。
というか、来年あるかわかりません(笑)

グループ展だと、せいぜい2,3展の出展なので
2人展で、展示を展開できるのは本当にありがたいです。

今回の展覧会は中堅作家の応援プログラムです。
若手作家のプログラムは沢山あっても
中堅作家のプログラムはなかなかありません。
お話しをいただいた時は嬉しかった!!
ビバ!中年!あ、じゃなかった中堅(同じか)。

がんばります。

企画して下さった佐藤美術館立島さん、
お世話になる耀画廊さんには心より感謝申し上げます。





さて、
中堅作家と言われてもあまり自覚がありません。
いつの間にか…と言う感じです。
展覧会の機会が増え、自然といろいろな作家さんと出合う機会も増えました。
さまざまな作品、戦略…
でもこれは、特別なことではなくてどの世界でも、何をやっていても同じだと思います。
最近は、絵を描くこと、作家であることは
そんなに特殊なことではなく、ただただ人間であり
そして、たまたまこの時代にこの国に生きていて
あたりまえの人生を生きようとしているだけだと思います。

ただ、役割としてカウンターだと、
これはある学芸員さんの言葉ですが
つまり、世の中への異議申立てをする、
私はどこかその役割を担っていきたいと
この歳になってやっと自覚できるようになりました。

そして基本は、作品の行きたいようにまかせつつ
「絵とは、表現とはこういうもの」といった暴力を押しつけず
同じ航海をしている戦友と言葉を交わすことを忘れず
流れていきたいです。

中堅作家応援プログラムといっても
「何やってもいいから」と言われています(笑)
もちろんやっちゃいますよ。

暑さ続きますが、是非お越し下さい。

耀の会 
9月2日-12日(月曜休廊)
12:00~19;00(最終日~17:00まで)
東京九段耀画廊 https://www.yohgarou.com/