Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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ジュエルオーキッド

2017年01月17日 09時47分44秒 | 日記


育てていたジュエルオーキッドが次々に開花している。

小さすぎて、肉眼では白いつぶつぶにしか見えないが
カメラの顕微鏡モードで撮影して初めて
可愛い姿の全貌がわかる。
肉眼だとこんな感じ。

昨日は誕生日だった。自分が今ここに居ることを想ってみる。

人と人が出会って、無の状態から何かが誕生するってすごい。
小さな花をじっくり見ていると
その生々しさが、私たち動物とさほど変わらないような気がしてくる。

解剖学の授業のとき、
確か最初の講義で人体の動物的な運動器官としての骨、筋肉と
植物的器官としての消化管の話を聞いた。
動物的運動器官は生きるために移動し、獲物を捕獲、喰い、生殖する。
身体の内側にある消化管は、栄養を汲み上げ全身に行き渡らせる。

人体の中にむくむくと
植物が成長するようなイメージを膨らませながら
聞いていた。

生きるとは、やはり血の色
目を伏せたくなるような。
なのに、何故皆そこから遠ざかろうとするのか。

この生々しさがなくなったら
いのちは終わりだというのに。





それはさておき、
急にジャムが作りたくなり
いただいたゆずで初めてゆずジャムに挑戦。
そして失敗か
苦いんですよ、皮が。

黒砂糖で甘みをつけたが
苦党の私でさえ
苦すぎるので、
しぶしぶ上白糖を足した。

やはり、これで安定。

黒砂糖メインなので、黒っぽいゆずジャムになりました。
慣れれば美味しいかもしれませんが…
ゆずを送ってくれた人に差し上げようと思います。