Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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ニューハーフに思う

2012年09月24日 10時09分45秒 | 日記


立川でのグループ展中に
ちょっとした社会科見学に連れて行ってもらう。

立川にある
ニューハーフのショーパブ…というところ



彼らのショーは、恐ろしく気合いの入ったものだった。
完全なエンターテインメント
身を切るような、ど迫力のショーに涙が出ました!!

ハイヒールでジャンプして
何かを突き刺しているように見えた。


彼らは美しく魅力的で
普通の男性ダンサーが
かすむ。

ニューハーフと普通の男性と
どちらが好きかと問われたら、
私はニューハーフの方が
好きかもしれない。


中間領域の人には共感が持てるのだ。





本来はどこかに属し肩書きを作り、
役割が明確になれば
そこに向かって走ることができるが

グルーピングしたがる社会では
どうしたって
そこからもれる人はでてきてしまう。


私自身、所属がないまま
流れてきたような気がするが
この、分類できない「中間領域」というのは
どこか居心地の良さもある。

孤独感に耐えられるなら。





危険だと思うことが2つある。

孤独に耐えられなくて
「中間領域」の仲間同士で
どっぷり
沈んでしまうこと

逆に反動で
居場所を見つけたとき

そこに執着してしまうこと 


執着して自ら窒息したいか?
「中間領域」に 皆で溺れるか?

どっちもいやだな


ハイヒールで突き刺しているものは
多分孤独だ