フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

サルラ散策、そしてアニエスとアパートのキッチンでホワイトアスパラ。

2021-10-11 09:11:03 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

昨夜は帰宅が遅くなったが、アンリが夜道をギリシュと一緒に送ってくれた。

ギリシュがいないと夜道は夜露もおり、霧がかかり道がわからなくなるからということだ。

確かにその通りで街灯も十分ではなく、前がよく見えないので道をよく知っている人でないと、迷ってしまうに違いない。

しかもワインを飲んだ後である。「大丈夫?」と聞いた私に「強いお酒は飲んでいないから」と言った。つまり食後酒とされる40度以上のアルコールは口にしていないからということだ。ワインはやっぱり水代わり?とは言わないが、そう言う国なのだ。ましてや、彼はブルゴーニュ人?である。



仏印カップルのおもてなしで締めくくられた日の翌日は、アンリ夫妻とアパートを借りたここ、サルラ観光の日だ。

 

彼らも初訪問なので、新鮮な発見を共有しながら散策をした。

このサルラは、「三銃士」など中世が舞台の映画のロケ地になったこともあるようで、観光地化されてはいるが、石畳などに中世の趣が残されている。

ブログで、何度も書いているが、このような中世を感じられる街や村を歩くことが、観光の中では一番の楽しみである。

 

大きくなります↓

フランス人はどちらかというとバカンスで長期滞在ということもあるのか、大西洋や地中海の海沿いにセカンドハウスを持っていたり、バカンスでもそういうところに長く滞在する友人が多いが、私は海べの町にはあまり惹かれないので、フランスきっての観光地「コートダジュール」訪問が、フランスの地方の中でずいぶん後回しになってしまったほどだ。

 

サルラは小さな町なので、一日で主なところは回れてしまう。

そして、この地方は昨夜の夕食でのメインの鴨料理が有名で、フォアグラが美味しいことでも知られているようだ。アンリ夫妻はフォアグラをお土産に持って帰るようで、市場やお店も見ていた。

サルラのシンボル?三羽のガチョウ↓

確か、彼が教会を上の市場に改装したジャン・ヌーヴェル↓

私を駅まで迎えに来てくれたアパートのオーナーの友人で食材店を経営している↓

アンリ夫妻もご挨拶↓

遅めのランチは、市場で買ったホワイトアスパラとセップ茸のオムレツをアニエスに教えてもらいながら、というかほとんどアニエスが作ってくれたようなものだ。

この時期はホワイトアスパラが旬なので、この後もあちこちの家でごちそうになる。

日本では細いアスパラがほとんどなので、メインにもなるフランスのホワイトアスパラは、春の楽しみの食材の一つだ。

アパートを借りてしてみたいことの一つが、キッチンで料理をすること、だったので、アニエスがほとんど作ったとはいえ、とても満足だった。

 

アンリ夫妻が来てくれなければ、ラスコーにも行けなかったし、仏印カップルとも知り合えなかったし、本当に感謝でいっぱいである。

 

そして、プロヴァンスに戻る夫妻に再会を約束して、名残惜しくお別れをした。

車が見えなくなるまで見送り、一抹の寂しさを覚えた。

明日はサルラ最後の一日をゆっくり過ごすことになるだろう。

 


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