息子も動揺して、ゆうべは眠れなかったらしい。
私もあまり眠れなかった。
3時にあがり、息子や、友人のI君と一緒に、
U君のお通夜に行った。
中3の頃、よくU君からは家に電話がかかってきて、
息子は一緒に遊んでいたものだ。
童顔でおっとりイメージのある子だった。
(I君によると本人は、そうおっとりでもないそうだが)
初めて行く駅。
だが、いろんな事情で、よく名前は聞く駅。
ソートン・ワイルダーがらみだったり、
光枝さんがらみだったり、
仕事がらみだったりして、
実に耳になじんでいる町。
弔問の列が、斎場の外までできていた。
たぶん全員、彼の友人だ。
逆に、親族の少なさが目立った。
ご両親と、お兄さんと、おばあちゃまだけ。
遺影は、幼さが残るあどけない20歳の笑顔だった。
20歳の男の子なんて、
人類の中で、最も死に遠い生き物だ。
だから、強烈な違和感がある。
その違和感で胸がつぶれそう。
ご両親は憔悴しきった様子だった。
たぶん彼より小さいおばあちゃまは泣いていた。
いけないよ、親に葬式を出させちゃ。
息子も、I君も、
おそらく自分に直接関わりのある葬儀に出るのは、
初めてなんじゃないだろうか。
(息子は6歳の時に、曽祖父の葬儀に出ているけど、
きっと覚えてやしないし、
83歳の曽祖父の葬儀と、
20歳の友人の葬儀とでは、全然意味あいが違う)
2人とも、きちっとした大人に見えたし。
立派な態度で焼香していた。
その後ろ姿を見ていて、とても悲しくなった。
6年生の時に、同級生のお父さんが亡くなった時には、
お清めのお寿司をパクついていた息子だったが、
今日は、ろくに食欲がなかったらしく、
ちょっと箸をつけただけだった。
おそらく、こんな経験をくりかえして大人になっていく。
私も、50年近く生きてきたからこそわかることが、
きっと増えているに違いない。
↑
電話をくれたること話をしていて気づいた。
無駄に50年たっていないみたいだ。
眠い。
私もあまり眠れなかった。
3時にあがり、息子や、友人のI君と一緒に、
U君のお通夜に行った。
中3の頃、よくU君からは家に電話がかかってきて、
息子は一緒に遊んでいたものだ。
童顔でおっとりイメージのある子だった。
(I君によると本人は、そうおっとりでもないそうだが)
初めて行く駅。
だが、いろんな事情で、よく名前は聞く駅。
ソートン・ワイルダーがらみだったり、
光枝さんがらみだったり、
仕事がらみだったりして、
実に耳になじんでいる町。
弔問の列が、斎場の外までできていた。
たぶん全員、彼の友人だ。
逆に、親族の少なさが目立った。
ご両親と、お兄さんと、おばあちゃまだけ。
遺影は、幼さが残るあどけない20歳の笑顔だった。
20歳の男の子なんて、
人類の中で、最も死に遠い生き物だ。
だから、強烈な違和感がある。
その違和感で胸がつぶれそう。
ご両親は憔悴しきった様子だった。
たぶん彼より小さいおばあちゃまは泣いていた。
いけないよ、親に葬式を出させちゃ。
息子も、I君も、
おそらく自分に直接関わりのある葬儀に出るのは、
初めてなんじゃないだろうか。
(息子は6歳の時に、曽祖父の葬儀に出ているけど、
きっと覚えてやしないし、
83歳の曽祖父の葬儀と、
20歳の友人の葬儀とでは、全然意味あいが違う)
2人とも、きちっとした大人に見えたし。
立派な態度で焼香していた。
その後ろ姿を見ていて、とても悲しくなった。
6年生の時に、同級生のお父さんが亡くなった時には、
お清めのお寿司をパクついていた息子だったが、
今日は、ろくに食欲がなかったらしく、
ちょっと箸をつけただけだった。
おそらく、こんな経験をくりかえして大人になっていく。
私も、50年近く生きてきたからこそわかることが、
きっと増えているに違いない。
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電話をくれたること話をしていて気づいた。
無駄に50年たっていないみたいだ。
眠い。
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