息子が授業で「安楽死」をテーマにディベートしたそうだ。
息子は肯定派で参加したらしい。
家でも、そんな話をしたそうだったので、
ちょっと家族4人で話してみたのだが、
息子は何を話しても、
「俺様」状態で、ちょっとまともに相手する気を失う。
「自分が死にたいのに、他人に通行止めされるのヤじゃねぇ?」
私は、肯定派か否定派かと言われると、
ケースバイケースとしか言いようがない。
一括りに断定できるテーマじゃないじゃん。
「死にたい人がいたら、楽に殺してやるべきだ」
なんて言えちゃうこいつは、18歳にもなってあまりにも幼稚じゃない?
周囲で起こっていることを、何も見ていないし、
何も考えていないんだよね。
15歳の娘は、
「苦痛を伴う死はイヤだから安楽死がいい」
などと言うが、
自殺と安楽死の区別すらついていない。
「死ぬのも、生まれるのも、大変なもんなんだよ」
と、私が半ば放棄して言うと、
「生きていくのが一番つらいけどね」
と、なんらかの反応を期待した息子が言う。
あまりにもべたべたなことを言うので恥ずかしくて黙っていたら、
「生きていくのが一番つらいんだよ」
と、もう一度言う。
「なんで二度くりかえして言うのよ」と思わず返すと、
「何も言わないから聞こえなかったのかと思って」だって。
「あんまり臭いから何も言えなくなったんだよ」と言ってしまう。
この息子は、親に誉めてもらいたくて
こういうことを言っているのだとわかっているのに、
あまりにもバカなので、誉めようがない。
幼稚園生がこういうことを言ったら誉めるけどね。
リアクション待ちの発言だから、
期待通りにリアクションしてはいけないような気になるのだ。
もうちょっとナチュラルに暮らせないかなぁ、あんた。
ものすご、かっこわるい。
「あいのり」に出てくるバカな若い男みたい。
まあ、バカな若い男には違いないんだけど。
そのかっこだけの死生観、聞いていると腹立たしい。
自分は親よりずっと物を考えていて賢い、
というその誤解、いつ解けるんだ?
話かわって、今日は珍しくネーチャンとお昼。
休憩から店に戻る時に、何年ぶりかで、
タケさん&ゆうや夫妻と、大ちゃんにバッタリ。
5~6年ぶりじゃなかろうか、懐かしい。
最新の画像[もっと見る]
- 2021年7月9日(金) 「アナと雪の女王」 3年前
- 2021年7月9日(金) 「アナと雪の女王」 3年前
- 2021年7月9日(金) 「アナと雪の女王」 3年前
- 2021年6月3日(木) 「ビッカビカの一年生」 3年前
- 2021年6月3日(木) 「ビッカビカの一年生」 3年前
- 11月22日(日) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」2日目 4年前
- 11月22日(日) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」2日目 4年前
- 11月22日(日) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」2日目 4年前
- 11月22日(日) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」2日目 4年前
- 11月22日(日) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」2日目 4年前
生きていくのが一番つらい、って説得力を持って言える18歳は少ないだろうね。40代の自分だって50年早いと思う。うちの息子がそう言ったら、即、スーダンの難民キャンプかパキスタンの避難所へ送ってやりたいと思うかも。
うちも最近、(無人島で仙人にでもなるならともかく)人間社会で生きていく限り、人の気持ちを思いやることは大切だ、ということについて説教したばかり。
生意気を通り越して、なんちゅーガキなのと思う。
私の知っている人間の中で、
こいつが一番バカなんじゃないかと思うじょ。