ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

9月22日(金) 劇団ヨロタミ「アンサンブル」

2017-09-26 07:24:07 | 劇団ヨロタミ
仕事帰りに、シアターグリーンへ。
劇団ヨロタミ「アンサンブル」を観に行った。





スタッフ表記まで、いちいちしゃれている。

衣裳・小道具 / 五十嵐縫製・南井工房・さかもどーる
宣伝美術 / サカフォト
劇中歌作詞作曲 / サカモクション

五十嵐さん、南井さん、坂本さん、みんな劇団員だ。

なんと観劇用メガネを忘れてしまい、最前列に陣取った。
(観劇用メガネがあったとしても、2列目ぐらいにすわっただろうけど)

「アンサンブル」ってそういう意味だったのか!

それぞれ、いろんな事情を抱えた人が暮らすシェアハウス。

再演があるかもしれないので、なるべくネタバレしないように書く。

大家さんはロックなおじいちゃん。
実質、シェアハウスの管理をひとりで回しているのが通称・中家(ちゅうや)さん。
この通称もかわいくてセンスがある。
大家さんの娘(というか息子の嫁)だから中家さん。
いかにも自然発生しそうな呼称。
アイドルおたく、新興宗教の信者、役者、娘と生き別れのフリーターのおじさん、そして福島の震災で妻子を亡くした男。
そして信奉されるアイドル、その弟、わけあって離れている中家さんの夫。
中家さんの変調。
それぞれが奏でる人生のアンサンブル。

彼らそれぞれが人生につまづいた事情が回想される時に、台所で料理を作っている設定の役者たちが、アンサンブルとして登場する。

ただ、アンサンブルだけどアンサンブルではない。
観客は、誰がどの役の役者か、ちゃんとわかった上で観ているから。
そしてそこがおもしろい。

「代役」の時のキャラが登場したので、毎回観ている人にはきっと嬉しいだろう。
「硝子の途」っぽい雰囲気もあったので、もしかしたらこういうものなのかも。
どんどん地層のように、積み重なって次の作品ができているのかもしれない。

若過ぎない(でも充分に若い)大人の役者さんばかりなのが、とても好み。
これはハマる予感。

中家さんの南井さんは同僚のご学友で、ヨロタミを知るきっかけとなった女優さん。
ナチュラルな芝居がとても魅力的。
この南井さんが、今度のA☆MWの公演に来てくださることになっている。
皆さん、がんばりましょう。

次回の「ミュージカルCATSにあこがれて」が、とてもとても気になる。
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