ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

2月20日(火) 定年オヤジのしつけ方

2007-02-20 17:57:38 | 本屋ネタ

昨日、あんな嫌な上がり方をして、
やっと立ち直った所なのに・・・
朝から、また理屈の通じないおっさんが来ました。

開店は10時です。
それまではまだ、レジにお金入ってません。
つまり、お買い物できません。
店内の電気も点いてません。
準備中です。

ただうちの店、ドアがガラスなのがいけないんでしょうか。
外から、中に人間がいるのが見えるんです。

そりゃいるよ、人間。
開店前に準備しなけりゃ、開けられないじゃん。

9時50分。
おっさんがドアを叩いた。
「開けて! ダメ?」
というジェスチャーをしている。
ネーチャンが、
「10時開店です」と言っても、粘っている。
店長が、
「何かご用でしょうか」と聞くと、
「入っちゃだめ?」と言う。

外は寒くて、雨が降っていた。
店長は、どうぞとおっさんを中に入れてしまった。

私は、
「まだレジの準備ができていないので、お会計はできません」
と、念を押しておく。
すると、「この本ある?」と新聞の切抜きを出す。

だーーかーーらーー!!!

今、開店前の準備をしているわけさぁ。
本の検索なんか、開店後の仕事でしょう。
仕事のジャマしないでほしいんだよねぇぇ。
・・・と思いつつも、検索する。
1冊だけありそうだ。
たくさんあるとか、全然ないとかならいいが、
1冊だけあるというのは一番難儀だ。
探すのに時間がかかる。

「ありそうですね」と言うと、
「10時まで買えないの?」と言う。

あのねぇ。
「準備中」と書いてあるうどん屋に入って、
「うどん作って」って言わないでしょう?
それと同じことなんだよ。
わからないの?

そこへ店長がレジ用のお金を持って来たので、
開店5分前に、レジを開設することになった。
ゴリ押しすれば通ると、思わせないでほしいんだけど。

すると、そのおっさん、
店長が探して持ってきたその本を、
買うのかと思いきや、レジ前で立ち読みし始めた。
付録を組んだ雑誌を運ぶのに、そこにいられるとジャマ。

立ち読みしながら、
「これ、明るくなんないの?」と言う。
あほか。
店の電気をつけたら、
あんたみたいな客が、どんどん入って来ちゃうじゃないか。

結局、彼は10時5分まで立ち読みをして、
その本を買って行きました。

本の題名は「定年オヤジのしつけ方」

何かの冗談か?



コメント (8)
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