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週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

284.the Speed King 5:the world verteX④

2014年01月26日 | ヘタレゲーマークロニクル

-Gamer's Chronicles of "HETARE" #52-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 皆さま、大変お待たせしました。 同人ヴィジュアルノベル『Omegaの視界』究極解説、PDF版『書と猫と、少女たちの遊戯に祝福あれ』を昨日、ようやくアップ完了致しましたっ!!ノ゜∀゜)ノイェイ
 長かった……。
 やっと完成した。
 何せ、今回はテキスト量がマジッパねーんですよ。
 容量こそ80MB程度ですが、頁数はなんと580頁オーバー! 前作の『「メトロポリス」伝説』の倍以上!
 マジでッ!?Σ(゜Д゜;)
 一通り読むだけで2週間以上かかる。
 そのため、今回はいつも以上に校正が不十分なトコロが残っているやも知れず。 誤字脱字などを見つけても、生温かくスルーして頂けると筆者的には何かと助かります。(^ ^;)
 いずれにせよ、PDF版はMFD‐WEBにて公開中です。 ぜひ一度、お読み下さいませませ。



<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、前回に引き続き『the Speed King5』の連載第4回、今回は、お待ちかねの日本エリアのコンペ&NCです。
 今週も、最後までヨロシクです!


・予選(日本エリア)

 さて、今週はいよいよお待ちかねの日本エリアのコンペ&NCです!
 ……しかし、とにかく参った。 当然の事ながら、コンペ対象の車種がとにかく多い。
 参加メーカー数は、アメリカエリアと同じ18社になったが、各社のコンペ対象車種がとにかく多く、対象車種の合計は実に200車種以上(!)にもなった。 これは、アメリカエリアの3倍以上(!?)の数である。
 ホント、マジで「やってもやっても終わんねぇー」状態だった。つД`)゜。

ピアッツァEX
1981/いすゞ(3)/335/1013/484
NSX Type‐R
1992/ホンダ(34)/440/1047/541
スープラRZ
1997/トヨタ(30)/731/1228/592
ミラTR-XXアバンツァートR
1997/ダイハツ(3)/201/634/494
GTOツインターボMR
1998/ミツビシ(24)/697/1359/589
インプレッサ・クーペ22B‐STI
1998/スバル(18)/555/1056/566
スカイラインGT‐R R‐tune(R34)
1999/ニスモ(6)/690/1269/588
インテグラTYPE‐R(DC2)
1999/スプーン(3)/291/1080/458
X540チェイサー
2000/トムス(1)/676/1241/574
ZZ-S
2000/トミーカイラ(1)/326/624/571
セリカTRDスポーツM(ZZT231)
2000/TRD(1)/324/970/493
RX‐7スピリットR Type‐A
2002/マツダ(19)/614/1051/590
ガライヤ
2002/オートバックス(1)/325/726/546
350Z
2004/オペラパフォーマンス(1)/466/1330/525
S2000ストリートVer.
2004/アミューズ(2)/440/1118/522
BNR34スカイラインGT‐R N1ベース
2006/マインズ(3)/676/1340/602
スイフト・スポーツ
2007/スズキ(9)/328/896/496
GT‐RスペックV
2009/ニッサン(50)/880/1362/643

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 どうでしょう? だいたい予想通りのラインナップではないだろうか? ってゆーか、日本車は第2回の時に結構テストしたので、ラインナップも似通っているが。

 いすゞからは、ピアッツァがエントリーした。
 個人的には、ベレGにがんばってほしかったのだが、さすがにスペックが足りずピアッツァには敵わなかった。
 まあでも、そのピアッツァも見ての通りのスペックなのだが。(笑)

 ホンダからは、第2回大会で無念の予選敗退を喫したNSXの92年型タイプRがエントリーした。
 ホンダのコンペでは、実に34車種がコンペ対象になったが、そのほとんどが2リッター以下のコンパクトスポーツで、トップスピードが300km/hにも達しないようなクルマばかり。 S2000にも期待したが、思ったほどスペックアップせずNSXの後塵を拝した。 なので、必然的に2002年型よりも速い92年型が、ほぼ自動的にコンペ優勝となった。
 第2回の時と同じく、スペック的に期待出来ず。
 ちなみに、今回はNSXのタイプSやゼロを試したかったのだが、上手い具合に入手出来ず断念。 まあ、入手出来たとしても似たり寄ったりなスペックだとは思うが、残念だった。

 トヨタからは、やはりトヨタ史上最強の2JZエンジンを搭載する80系スープラがエントリーした。 ……ってゆーか、トヨタのコンペは1JZ対2JZの対決になった。(笑)
 新旧スープラと新旧アリスト、そしてこれに新旧ソアラが加わったが、最終的には新旧スープラの対決になり、80系が制した。
 第2回大会、総合2位の実力をココでも発揮してほしいトコロ。

 ダイハツからは、第4回大会総合6位のミラがエントリーした。
 ダイハツのコンペは、てっきりダートやラリーなどのモータースポーツシーンでの実績も高いストーリアが勝つと思っていたのだが、ミラの方がダントツに速かった。 第3回の最高速では、ホンダのビートに次ぐ2位に入ったのが伊達ではない事が証明されたと言えるだろう。
 ……まあ、所詮は軽四ではあるが。(笑)
 ちなみに、今回唯一の軽四エントリーである。

 ミツビシからは、やはり3リッターのスペシャリティクーペ、GTOがエントリーした。
 ミツビシと言えばやはりランエボなのだが、歴代のランエボはどれもこれも似たり寄ったりな記録になり、まさにドングリの背比べ状態だった。 そのため、2位以下を大きく引き離したGTOがダントツのトップでコンペ優勝となった。
 スープラと同じく、第2回大会総合3位の実力をココでも見せてほしいトコロである。

 スバルからは、第2回大会に続いてインプレッサ22Bが再度エントリーした。
 ミツビシと同じく、スバルは歴代インプレッサのコンペになったが、またもやミツビシと同じくドングリの背比べ状態になり、しかしその中で頭一つ飛び出した22Bがコンペを制した。 第2回大会予選落ちの雪辱を晴らしてほしいトコロ。
 ちなみに、レガシィ系はナゼか思ったように入手出来なかったため1車種のみ(注:2003年型のツーリングワゴン2.0GT)しかテスト出来なかったが、車重が災いして思ったほどタイムが伸びなかった。

 ニッサンの系列チューニングパーツメーカー、ニスモからは、R34型GT‐Rベースのコンプリートカー、Rチューンがエントリーした。
 第2回大会の時は、R33型GT‐Rベースの400Rがエントリーしたが、全車チューンしてみたらR32型GT‐RベースのSチューンや、Z33型フェアレディZベースのZチューン、そしてこのRチューンが意外にスペックアップし、それぞれ好タイムを記録し、中でも頭一つ飛び出したのがRチューンだった。
 他に、Z33型ベースのSチューンとS14型ベースの270Rもテストしたが、400Rに及ばず凡退。 また、GT‐RのLMロードカーは、ホモロゲーション取得のためのワンオフ車のため、今回は対象外。

 ホンダ車を専門的に扱うチューニングパーツメーカー、スプーンからは、DC2型インテRベースのチューンドカーがエントリーした。
 この他に、EK9型のシビックRやCR‐Zのチューンドカーもあるが、スペックもタイムも似たり寄ったり。 インテRが頭一つ飛び出して、コンペ優勝となった。
 でもまあ、スペックは見ての通りなので期待はしていない。 『GT5』は、ホンダ勢がかなり弱体化された印象がある。

 トヨタの系列チューニングパーツメーカー、トムスからは、100系チェイサーのコンプリートカー、X540が第2回大会に引き続き唯一収録で自動エントリーした。
 第2回大会では、総合10位という結果に終わったが、4ドアセダンで唯一決勝進出した実力者。 がんばってほしいトコロである。

 トミーカイラからは、第2回大会に引き続きZZ‐Sが自動エントリーした。
 トミーカイラは、本来チューニングパーツメーカーであり、スカイラインやランエボのチューンドカーを作って売っているチューンドカーメーカーだが、ゲームにはオリジナルモデルのZZ‐Sが収録されているのみ。 第2回大会では予選敗退だったが、今回も似たようなモンかなぁ~?
 ちなみに、ゲームにはこれを発展させたZZⅡという車種も収録されているが、コチラは市販を前提としながらもプロトタイプが製作されたのみで、資金難のため量産には至っておらず、今回は参加資格無しと見なして出場を辞退願った。

 トムスと並ぶトヨタのもう一つの系列チューニングパーツメーカー、TRDからは、セリカの最終型、ZZT231型ベースのコンプリートカー、セリカTRDスポーツMが唯一収録で自動エントリーした。
 ……が、スペック的にはZZ‐Sを下回る程度。 期待は出来ない。 ZZT231型セリカは、スキな車種なのでがんばってほしいトコロではあるのだが。

 マツダからは、第2回大会に引き続きRX‐7の最終型、スピリットRがエントリーした。
 マツダのコンペは、やはり歴代RX‐7の対決になったが、結局勝ったのは最終型だった。 RX‐7以外は、全て凡退だった。
 第2回大会総合5位の実績をココでも発揮してほしいと思う。

 カー用品の全国チェーン、オートバックスからは、唯一収録のガライヤが第2回大会に引き続き自動エントリーした。
 第2回大会では、予選最下位という結果に終わったが、今回はピアッツァとか軽四とかもいるので最下位脱出に期待したい。(笑)
 ちなみに、第2回の時に車重に表記ミスがあったようです。 今回のが正しい表記です。(注:記録に誤りはないので、順位は変わらない)

 主にニッサン車のチューニングパーツを製造、販売しているオペラパフォーマンスからは、Z33型ベースのチューンドカー、350Zが自動エントリーした。
 このクルマ、実はエクステリアのデザインを『GT』シリーズの開発チームが手がけており、前作『GT4』でリアルとヴァーチャルのクロスオーバーを実現しようという企画で製作された車種である。
 ゲームには、この他にホンダのS2000ベースのチューンドカーも収録されているが、そちらはレースカーのため今回は出場資格無しで辞退願った。

 主にホンダ車のチューニングパーツを製造、販売しているアミューズからは、S2000ベースのチューンドカーがエントリーした。
 アミューズのクルマは、実は結構収録されているのだが、そのほとんどがレース用ベース車だったりワンオフの試作車だったりするため、今回のレギュレーションに適合するのは、このS2000とZ33ベースのスーパー・レジェーラのみ。 そして、勝ったのはS2000の方だった。 期待は出来ないが、最下位だけは避けてほしいトコロ。

 ニッサン車とミツビシ車のチューニングパーツメーカー、マインズからは、R34型GT‐RベースのBNR34が、第2回大会から懲りずに連続エントリーした。
 まあ、一応第2回大会総合7位っていう成績があるけど、やはり見掛け倒し感は否めず。 期待はしていない。

 スズキからは、WRCでも活躍したスイフトの2007年型がエントリーした。
 ゲームには、同じスイフトの2005年型も収録されているが、僅差を制して勝ったのは2007年型の方だった。
 また、カプチーノやアルトワークスといった軽四勢は、全てこのスイフト2車種の後塵を拝した。
 もちろん、期待出来るスペックではない。 最下位争いに注目する。(笑)

 そして、ニッサンからは当然の如く、2009年型のR35GT‐RスペックVがエントリーした。
 ……ん? 「R35は除外車種なんじゃないか?」って? ダレがそんなコト言いまシタ? 除外されるのは、第2回優勝の2012年型ブラック・エディション“のみ”デスヨ? スペックVは、第2回にはエントリーすらしてマセンヨ?(´・ω・`)
 ニッサンのコンペは、とにかく大変なコトになった。 コンペ対象車種は、なんと実に50車種(!!)にも上った。 もちろん、他エリアも含めて全メーカー中最多。 日本エリアの対象車種の約4分の1(!)を占め、他エリアも含めた全対象車種の約12%(!?)にもなる。
 ちょ……! ニッサン優遇され過ぎ! いくら(リアルの)ニュル24時間でお世話になってるからって……。
 とは言え、コンペは結局歴代GT‐Rの対決になった。 R32型が意外にも健闘して驚いたが、それでもR35には全く及ばず。 スペックVと2007年型がワンツーとなった。 両者のタイム差は、僅か1秒そこそこだった。


 という、以上18車種がエントリーした日本NC。
 前予想としては、優勝候補はやはりR35とスープラ、そしてGTOだろう。 今回は、フェアレディZがコンペ敗退でエントリーしていないので、第2回大会の順位から考えてこの3車種がトップ3で間違いない。 後は、下位のランキングがどうなるか?が楽しみなトコロである。
 でわでわ、結果をご覧頂こう。
 日本NCの順位は、こうなった!(↓)

01:GT‐RスペックV/4’43.980
02:スープラRZ/4’50.643
03:GTOツインターボMR/5’06.988
04:RX‐7スピリットR Type‐A/5’11.017
05:スカイラインGT‐R R‐tune(R34)/5’12.189
06:BNR34スカイラインGT‐R N1ベース/5’13.972
07:X540チェイサー/5’19.057
08:NSX Type‐R/5’38.370
09:350Z/5’39.060
10:インプレッサ・クーペ22B‐STI/5’41.137
11:ZZ-S/5’54.864
12:S2000ストリートVer./6’00.378
13:セリカTRDスポーツM(ZZT231)/6’12.486
14:ピアッツァEX/6’24.989
15:ガライヤ/6’27.211
16:スイフト・スポーツ/6’36.113
17:インテグラTYPE‐R(DC2)/6’47.724
18:ミラTR‐XXアバンツァートR/7’16.801

 ハイ、予想通りです。
 日本NC優勝は、2位に7秒近い差を付けて快勝したR35GT‐R! ブラック・エディションに次ぐタイム(注:1秒12差)でダントツのトップ! 決勝進出確定です!
 2位に入ったのは、第2回大会と同じく80系スープラ。 またしてもR35の後塵を拝したが、タイムピックアップに期待したい。
 3位のGTO、4位のRX‐7は残念ながら予選敗退確定だが、十分健闘したと思う。 また、NSXが何とかトップ10入り。 トップ10ボーダーに22Bが滑り込むという結果になった。
 そして、注目の11以下の下位争いだが、意外にもS2000を抑えてZZ‐Sが6分の壁を破って勝利。 ZZT231がこの2車種に続いた。
 驚くべきは、いすゞのピアッツァである。 なんとガライヤに勝った!(笑) 正直ビックリでした。
 そのガライヤは、今回は最下位脱出に成功した。(笑)
 そして、スプーンのインテRがブービー。 最下位は、唯一の軽四ミラという結果になった。
 いずれにしても、やはり旧型とはいえR35はR35。 現代最強最速の日本車の地位は揺るがなかった。
 リアルでは、既に2014年リリース予定のR35の新型や、2015年デビュー予定のホンダの次期NSX、さらには、BMWとの共同開発&クロスライセンス生産による(レクサス名義だが)新型LFAや、トヨタ名義の次期スープラのウワサなどもあり、あと2、3年以内にはこの不動の地位が揺らぐ可能性が出てきてはいるが、……ゲームにフィードバックされるのはいつになるのだろう? 『GT6』には間に合わなかった、その次の『GT7』はPS4プラットフォームに変わるから、リリースがいつになるか分かったモノじゃない(注:東京オリンピックまでには出してほしい)し。 『GT6』のスペックⅡかDLCでいいから収録してくれないかにゃ~?


・予選最終結果

 さて、未来のお話しはとりあえずコッチに置いといて、以上で各エリアのNCは終了。 代表車種が出揃った。
 決勝進出車種を改めて確認しよう。(↓)


<各エリア優勝>

第三国:C8ラビオレット/5’08.447
フランス:A110 1600S/6’01.260
アメリカ:バイパーSRT10ACR/4’36.109
ドイツ:SL55AMG(R230)/4’48.794
イギリス:F1/4’39.065
イタリア:エンツォ/4’26.492
日本:GT‐R スペックV/4’43.980


<各エリア2位>

第三国:スピラ4.6V8/5’15.274
フランス:C4クーペ2.0VTS/6’06.688
アメリカ:S7/4’38.269
ドイツ:RS6アバント/4’52.755
イギリス:エスプリ・スポーツ350/4’44.250
イタリア:アヴェンタドールLP700‐4/4’42.206
日本:スープラRZ/4’50.643


 各エリア優勝車種は、タイムに関係なく自動的に決勝進出です。
 そして、各エリア2位の中から、タイム上位3車種がタイムピックアップで決勝進出となる。
 不公平じゃないか?って? いいえ? 本来は、各エリア2位という時点で既に決勝進出資格が無いんだから、これでも実は優遇されている。 ルールとはそういうモノ。 陸上競技は、この方式で行われている。
 ともかく、タイムピックアップ3車種を加えた決勝進出車種は、この10台だ!(↓)

01:エンツォ/4’26.492
02:バイパーSRT10ACR/4’36.109
03:S7/4’38.269
04:F1/4’39.065
05:アヴェンタドールLP700‐4/4’42.206
06:GT‐RスペックV/4’43.980
07:エスプリ・スポーツ350/4’44.250
08:SL55AMG(R230)/4’48.794
09:C8ラビオレット/5’08.447
10:A110 1600S/6’01.260
―――――――――――――――――――――――――――――
スープラRZ/4’50.643
RS6アバント/4’52.755
スピラ4.6V8/5’15.274
C4クーペ2.0VTS/6’06.688

 タイム順に並んでいます。
 この順位も、総合順位に影響します。
 予選トップは、イタリアNC優勝のエンツォ! 唯一の4分30秒を切るタイムで堂々のトップ!
 2位に入ったのは、アメリカNC優勝のバイパー。 エンツォに実に10秒近い大差を付けられるという結果になった。
 3位は、タイムピックアップで決勝進出のアメリカNC2位、S7。 個人的に期待している車種だけに、決勝もがんばってほしいと思う。
 そのS7に僅か0.8秒及ばず4位となったのが、イギリスNC優勝のF1である。 決勝の逆転に期待したい。
 5位に入ったのは、タイムピックアップで決勝進出のイタリアNC2位、アヴェンタドール。 S7やF1と同じく、決勝での逆転劇に期待したい。
 そして、6位に入ったのは我らが日本NC優勝のR35! 7位のイギリスNC2位、エスプリとは、たったの0.3秒差(!)という僅差だった。
 大波乱のドイツNCで優勝したSL55が8位に入った。 ココまでは、タイム通りの順位。
 9位のC8と10位のA110は、ご覧の通りのタイムだが各エリア優勝のため、オートマティッククォリファイで決勝進出、クォリファイボーダーに滑り込んだ。
 そして、スープラとRS6は、好タイムを出しながらも残念ながら予選敗退確定。 スピラとC4は、タイム通りに予選敗退となった。
 とは言え、いずれ劣らぬスーパースポーツカーが出揃った! 決勝が楽しみなエントリーである。
 さあ! 次回はいよいよ決勝戦、世界選手権だ! お楽しみにッ!!



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



Thanks for youre reading,
See you next week!

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283.the Speed King 5:the world verteX③

2014年01月19日 | ヘタレゲーマークロニクル

-Gamer's Chronicles of "HETARE" #51-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 ……終わりました。
 以前お報せした通り、先日ようやく、ローソンを退職しました。
 最後の1ヵ月が長い長い。(笑)
 まあ、ローソン自体にはもうとっくに未練はないし、店に対しても恩も義理も十分返したハズなので、惜しむような名残もありません。 今はただ、「オレやり切った!」というある種の達成感があるのみ。 これからは、自由に時間が使えるのがとにかく嬉しい。
 兎にも角にも、これからじっくりと、今後の身の振り方を考えつつ、やりたい仕事がやれるようにがんばりたいと思います。
 このブログや作品製作も、今後はたっぷりある時間を使ってより良いモノをお届け出来るように精進していきたいと思いますが、とりあえずは……部屋の掃除をしたいと思います。(^ ^;)



<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、前回に引き続き『the Speed King5』の連載第3回、イギリスエリアとイタリアエリアのコンペ&NCです。
 今週も、最後までヨロシクです!

・予選(イギリスエリア)

 イギリスエリアのコンペ&NCは、13社が参戦する比較的規模の大きなモノになった。
 ……が、テストそのモノはサクサク進み、実は全エリア中最もカンタンに終わった印象しかない。
 と言うのも、参戦は13社もあるが、コンペ対象の車種は合計でもたったの46車種しかなかったからだ。
 13社中、実に過半数の7社がコンペ対象車種が1車種のみ。 12社がヒト桁車種数。 フタ桁車種数は、僅か1社のみだったからだ。

G4
1964/ジネッタ(1)/281/416/605
427S/C
1966/ACカーズ(1)/808/1101/592
ミニ・マーコスGT
1970/マーコス(1)/199/1120/515
インターセプターMkⅢ
1974/ジェンセン(1)/712/1368/574
スピットファイア1500
1974/トライアンフ(1)/236/718/497
F1
1994/マクラーレン(2)/895/970/667
エスプリ・スポーツ350
2000/ロータス(12)/725/1082/612
サーブラウ・スピード12
2000/TVR(7)/1041/1020/618
セブン・ファイアブレード
2002/ケーターハム(1)/257/369/625
TF160
2003/MG(1)/349/979/498
クーパーS
2005/ミニ(5)/326/1004/497
V12バンテージ
2010/アストンマーティン(6)/774/1362/600
XKRクーペ
2010/ジャガー(7)/775/1360/600

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 ……ね? 対象車種が少ないっしょ? 実は、ドイツエリア(注:51車種)よりも少ない。
 では、コンペの結果とエントリー車種をカンタンに紹介していこう。

 旧き良き英国ライトウェイトスポーツとして人気の高いジネッタからは、唯一収録されているG4が自動エントリーした。 確かに軽い! クローズドボディとは思えないほど。 ケーターハムのセブン(注:後述)よりも、40kgぐらい重い程度。 この軽量ボディのおかげで、300psにも満たない非力ながら、PPは実に600点を超える。
 期待はしていないが、セブンと良い勝負になると思う。

 427S/Cは、ACカーズの唯一収録されている車種。 シェルビーのコブラ427にソックリだが、それもそのハズ。 このクルマは、シェルビーから権利を得てイギリスでライセンス生産されたコピー車である。 しかも、ナゼかコブラよりもスペックアップした。
 マッスルカーの意地を見せてほしいトコロである。

 ジネッタと並ぶ少量生産メーカー、マーコスからは、70年型のGTが自動エントリーした。 元々は1965年にデビューしたクルマで、1974年の生産終了までに700台を売り上げているが、これとは別にキットフォーム(注:オーナーがプラモデル感覚で自分で組み立てるキットの事。 未完成品のため、完成車よりも価格が安い。 日本ではあまり一般的ではないが、アメリカやイギリスでは現在でも一般的な趣味車として人気が高く、同様の製品が多数生産、販売されている)もかなりの数売れたらしい。
 スペックはご覧の通りなので期待は出来ないが、イギリスらしい車種だと思う。

 イギリス車はライトウェイトスポーツばかりと思われているが、大型のスペシャリティクーペもある。 ジェンセンのインターセプターは、その代表格と言えるだろう。
 元々390psという(70年代車としては)結構なハイパワーだが、チューンによって700psオーバーにまでスペックアップ。 車重にやや不安が残るが、上位目指してがんばってほしいトコロ。

 英国車の歴史を語る上で、トライアンフの存在は欠く事が出来ないメーカーである。 中でもこのスピットファイアは、トライアンフの代名詞とも言える重要な車種である。
 オープン2シーターのライトウェイトスポーツであり、最初の型は1962年にデビューしており、70年代も後半に入った頃には基本設計の古さが否めなくなり人気が衰えるかと思われたが、根強い人気で1980年まで生産され続け、特に最終型となったこの1500ccモデルは、10年間で実に9万6000台近く(!)も生産されたほどの人気を誇った。
 ……とは言え、所詮は1500cc。 スペック的には期待は出来ない。

 F1コンストラクターとして現在もレース活動を続けているマクラーレンは、イギリスに本拠地を置く。 そのため、ゲーム上もイギリス国籍として扱われているが、そのマクラーレンが史上初めて、“市販車”として世に送り出したのが、このF1である。 ボディの設計、製造をマクラーレンが請け負い、エンジンはBMWが生産してマクラーレンに供給する、という形で生産されたF1は、その名の通り“街乗り出来るフォーミュラーカー”である。 ドライバーシートをセンターに配置し、その左右にパッセンジャーシート(助手席)を配置する3人乗りレイアウトという奇抜な設計ながら、各方面から注目され、90年代後半からはレース活動にも用いられるようになり、グループCクラス廃止後のル・マンで活躍した。
 ご覧の通り、900psに迫る馬力と1トンを切る軽量ボディというハイスペック。 期待の1台である。
 ちなみに、コンペではMP4‐12Cもテストしたが、F1には及ばなかった。

 そのマクラーレンと並ぶF1コンストラクターとしても有名なイギリスの名門、ロータスのコンペは、イギリスエリア最多の12車種が参戦する混戦となったが、最終的には歴代エスプリ対決となった。
 70年代から、実に30年近く(!)生産されたクルマだけに、バリエーションも豊富なエスプリだが、『GT5』に収録されている最終型の2002年モデルではなく、勝ったのはその一つ前の型である2000年型、スポーツ350であった。 これは、実はル・マンなどのレースレギュレーションであるホモロゲーション取得のための限定車で、量産型よりも基本スペックが高い。 その基本スペックの高さが、そのまま結果として現れたのだろう。 これも期待の1台である。

 TVRは、タスカンやサーブラウ、グリフィスなど7車種によるコンペになったが、勝ったのはやはりスピード12だった。
 オーバー1000psは、もちろんエントリー中最高値! 第1回大会のシードエントリー、総合7位という実績が正しく証明されたと言えるだろう。
 今回も、筆者期待の1台である。

 ケーターハムからは、セブンが自動エントリーした。
 元々は、ロータスがロータス7という名称でデビューさせたクルマで、ケーターハムを始めとした多数のメーカーが権利を取得しライセンス生産を開始。 中でもケーターハムのセブンは、“最も壊れ難いセブン”として高い信頼を得て売れ続け、細かなマイナーチェンジを繰り返しながらも基本設計は変わる事なく、根強いファンを有し、ワンメイクレース用に生産され続けている。
 スペック的には期待は出来ないが、G4やスピットファイアとのライトウェイトスポーツ対決が注目である。

 イギリス車のRV/SUVの代名詞であるローバーの生産メーカーであるMGからは、TF160がエントリーした。
 ゲームには、このTF160とそのベース車であるMGFが収録されているが、今回はスポーツモデルであるTF160のみをテストした。
 スペック的には、ライトウェイトスポーツの範疇を超えない程度だが、比較的新しいクルマだけにがんばってほしいトコロである。

 世界初のFF車の量産に成功したメーカーであるミニからは、21世紀版ミニのクーパーSがエントリーした。
 1950年代末に、世界初のFF車(注:それまでは、最もスペース効率が良かったのはRRだった。 VWのビートルや、フィアットの500がその良い例である。 ミニの登場以前、VWもフィアットも本当はFF車を生産したかったが、当時の技術では量産が難しく、仕方なくRRで妥協したのだとか)としてデビューした初代ミニは、世界中で売れに売れ、実に40年(!)に渡って生産され続けた。
 最終的に、1999年に生産を終了し、現行の21世紀版ミニがデビューする事になったが、世界的にも、また個人的にも、旧ミニの方が今でも人気は高い。
 ゲームには、旧型も含めて多数のミニが収録されているが、コンペ優勝は2005年型だった。 スペック的にも、2007年型や最新の2011年型を上回る。
 まあ、それでも期待出来るスペックではないが……。
 ちなみに、ミニは現在、ドイツのBMW傘下になっており、ゲーム上でもドイツ国籍として扱われているが、当イベントシリーズでは飽くまでもイギリス国籍として扱う事にした。 2012年のロンドンオリンピックでも、オープニングセレモニーで登場してたしね。
 今も昔も、ミニはイギリス車の代名詞ですよ。

 映画『007/ジェームズ・ボンド』シリーズに登場するボンドカーとしても有名な高級ラグジュアリースポーツ車メーカー、アストンマーティンからは、収録最新型のバンテージがエントリーした。
 個人的には、なんと978psにまでスペックアップ(!)した同じバンテージの1999年型の方に期待していたのだが、やはり最新型には敵わず後塵を拝した。
 2004年型のヴァンキッシュとかも期待していたのだが、やはり新型には敵わず。
 ってゆーか、DBSが収録されていないのはナゼ?(´・ω・`)? DB5もないし!

 そのアストンマーティンと並ぶ高級車メーカー、ジャガーからは、映画『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002年)でボンドカーのアストンマーティンと対決したXKR(注:ただし、厳密には型が違う。 映画で対決したのは、ヴァンキッシュとXKRの各2002年型)の収録最新型がコンペウィナーとなった。
 てっきり、第1回大会で無念の予選落ちとなったXJ220がリベンジするのかと思ったが、アストンマーティンと同様にやはり最新型には敵わずコンペ敗退。 リベンジならずとなった。
 バンテージとの“代理”ボンドカー対決(笑)に注目したい。

 という、以上13車種がエントリーするイギリスNCだが、優勝候補はやはりF1、エスプリ、スピード12の3車種だろう。 問題は順位だけだ。
 というワケで、早速その順位をご覧頂こう。(↓)

01:F1/4’39.065
02:エスプリ・スポーツ350/4’44.250
03:サーブラウ・スピード12/4’46.648
04:V12バンテージ/5’04.828
05:XKRクーペ/5’08.069
06:427S/C/5’32.143
07:インターセプターMkⅢ/5’45.577
08:TF160/6’04.746
09:G4/6’26.585
10:クーパーS/6’28.184
11:スピットファイア1500/6’37.308
12:セブン・ファイアブレード/6’44.341
13:ミニ・マーコスGT/7’23.902

 ハイ、予想通りです。
 イギリスNC優勝は、マクラーレンのF1! アメリカNC優勝のバイパーに次ぐタイムで見事決勝進出確定!
 2位に入ったのは、ロータスのエスプリ。 F1に5秒以上離されたが、メルセデスのSL55を抜くタイムにタイムピックアップの期待がかかる。
 3位に入ったのは、筆者期待のスピード12だった。 残念ながら、これで予選敗退確定だが、予想通り3位以内に入った結果で十分に余は満足じゃ。
 427とインターセプターは、旧車ながら健闘したと思う。 よくがんばった方ではないだろうか?
 さて、注目の“代理”ボンドカー対決は、正統派のバンテージが勝った! やはり勝つのは本家だ。(笑)
 そして、もう一つの注目対決、ライトウェイト対決は、G4が大差での勝利という事になった。 セブンが負けたのは意外だった。
 最下位はマーコスのGT。 ……まあ、「お疲れ様でした」と言っておこう。 クーパーSと合わせて。(笑)


 ドイツNCの時のような波乱がなく、予想通りの結果ではあったが、スピード12のリベンジならずはやはり残念だった。 これに勝ったんだから、F1がいかにスゴいクルマなのか良く分る結果になったと言えるのではないだろうか?


・予選(イタリアエリア)

 続いては、名だたるスーパーカーが揃い踏みっ! ハイエンドスーパースポーツカーが超豪華共演したイタリアエリアのコンペ&NCです!
 まずは、コンペウィナーのラインナップをご覧頂こう。(↓)

ストラトス
1973/ランチア(2)/360/872/514
A112アルバト
1979/アウトビアンキ(1)/215/634/501
V16T
1994/チゼータ(1)/838/1334/614
ゾンタC12S
2000/パガーニ(3)/930/1340/636
エンツォ
2002/フェラーリ(9)/935/1044/638
グランツーリスモS
2008/マセラティ(1)/690/1337/581
8Cコンペティツィオーネ
2008/アルファロメオ(6)/658/1284/576
500 1.2 8Vラウンジ
2008/フィアット(6)/287/853/494
アヴェンタドールLP700‐4
2011/ランボルギーニ(6)/930/1276/644

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 どーですかこのラインナップ!
 もう名前だけで、「合計いくらなんだろう?」とお金の事ばかりが気になってしまう。(笑)
 ……まあ、中にはお金の事なんてひとっつも気にならない車種もあるコトはあったりするが。(笑)
 そういった事も合わせて、コンペの結果を順に紹介していこう。

 グループB時代のWRCでブイブイ言わせていたランチアからは、ストラトスがエントリーした。
 ゲームには、ストラトスとデルタが収録されているが、そのほとんどがラリー用レースカー。 なので、市販車バージョンのストラトスとデルタの2車種のみでのコンペになったが、勝ったのはやはりストラトス。 スペック的には、デルタの方が断然高い(注:馬力で実に80psも上回る)が、ストラトスの方が150kg近く軽く、加えてMRなので今回のようなイベントには合っているようだ。
 期待出来るスペックではないが、旧車の底力を見せてほしいトコロ。

 フィアットと並ぶ大衆車メーカーのアウトビアンキからは、A112が唯一収録で自動エントリー。
 一応、同車の中でもスポーツグレードであるアルバト(注:60年代から70年代にかけて、イタリアの自動車産業界にその名を轟かせた名チューナー、カルロ・アルバトのブランド。 フィアットにも、アルバトの名を冠したグレードが多数存在する)だが、ベース車は所詮大衆車。 さすがに期待出来るスペックではない。 イタリアエリアの最下位候補。

 チゼータからは、第1回大会にも出場したV16Tが唯一収録で自動エントリーした。
 第1回の時は無念の予選敗退となったが、今回こそはとリベンジ熱を燃やしてエントリー。 車重にやや不安が残るスペックだが、期待したい。

 パガーニからは、やはり第1回と同じくゾンタのC12S……かと思いきや、実は違う車種がエントリーした。
 同じC12Sだが、第1回の時に出場したのは、2002年型の7.3リッターモデル。 今回のこれは、そのベースモデルである2000年デビューの7リッターモデルである。
 スペック的には、馬力も車重もPPも、7.3リッターの方が上なのだが、実際に走らせてみてあらビックリ。 勝ったのは7リッターモデルの方だった。
 ナゼなのか未だに理由が分らない。
 ま、まあでも、とにかく第1回の無念の予選落ちの雪辱を晴らす結果を出してほしいと思う。
 ちなみに、ゲームにはこれ以外にゾンタRという車種が収録されているが、Rは飽くまでもレース用ベース車であり、市販されているとは言っても公道を走れない(ハズ)ので、当イベントではレースカーとして扱う事にした。 ご了承願いたい。

 さて、スーパーカーの王様フェラーリからは、第1回大会と同じくエンツォが再びエントリーした。
 エンツォ以外にも、ゲームには多数のフェラーリが収録されているが、実際に走らせてみたらまーこれが不甲斐ない不甲斐ない!(笑) 特に、近年の車種はチューンしてもほとんどスペックアップせず、PPは比較的高めなのにトップスピードが伸びない車種が多かった。
 また、旧車ではF40に期待していたのだが、これもやはりエンツォを脅かす存在にはなれず。 結局、既に旧車になりつつあるエンツォがフェラーリのフラッグシップの座を守った形になった。
 とは言え、第1回の時に総合3位という実績を収めている車種なので、十分期待出来る事は確かだ。
 ちなみに、パガーニのゾンタRと同じく、エンツォをベースにしたレース用ベース車にFXXという車種がある。 ゲームには未収録だが、エンツォをランボルギーニのアヴェンタドールみたいに攻撃的にしたカンジのクルマ。 かなり厳つい。(注:『GT6』には収録されています)

 マセラティからは、唯一収録のグランツーリスモSがエントリーした。
 同じ車種のスポーツグレードで、フェラーリのカリフォルニアや、アストンマーティンのバンテージ、ジャガーのXKRなどに似たFRスポーツである。
 リアルでは、既に後継モデルが発表されているが、ゲームには2008年型が唯一収録なのでこれでガマン。(笑)
 しかし、チューンしてもあまりスペックアップせず、PPはチゼータのV16Tを下回った。 あまり期待は出来ない。
 ちなみに、クルマ雑誌などだと“グラントゥーリズモ”などと表記されている事があるが、飽くまでも英語発音かイタリア語発音の違いのみ。 スペルはどちらも同じなので、当イベントではゲーム内での表記に倣って分り易く、“グランツーリスモ”と表記する。

 大衆車メーカーながら、90年代にはDTMで活躍したアルファロメオからは、8Cがエントリーした。
 世界で500台のみが限定生産された車種で、大衆車のイメージが強い同社のイメージを根底から覆すスーパースポーツクーペである。 実は、上記したマセラティのグランツーリスモSとエンジンを共有する兄弟車なんだそうな。 そのためか、グランツーリスモSに馬力で負けて車重で勝って、PPはたったの5点差というスペック。 あまり期待は出来ないが、グランツーリスモSとの対決に注目したい。
 ちなみに、アルファロメオは6車種しかテストしていないが、実際にはもっとある。 が、どれもあまりスキではない車種ばかりの上、チューンしても高が知れているのは分り切っているので、旧車とプレミアムカーのみでコンペした。
 まあ、たとえ全車でコンペしても、8Cに敵う車種は無いだろう。

 フィアットからは、リバイバルされた21世紀版チンクがエントリーした。
 本来なら、プントやバルケッタ、クーペ・ターボプラス辺りがコンペウィナーになるハズだが、上手く入手出来なかったので旧型と新型のチンク対決のコンペになった。
 期待は全くしていないが、A112との最下位争いに注目したい。(笑)

 そして、フェラーリと並ぶスーパーカーメーカー、ランボルギーニからは、やはり第1回と同じくアヴェンタドールがエントリーした。
 ムルシエラゴやその限定車であるSVにも期待したが、僅かに及ばず、結局勝ったのはアヴェンタドールだった。 やはり、基本スペックの高さが勝因だったのではないかと思う。
 第1回大会では8位に甘んじたが、“打倒エンツォ”を胸にがんばってほしいトコロ。
 そう言えば、ランボルギーニの創業50周年記念モデルであるヴェネーノ、次の『GT6』には収録されるのかしらん? ぜひ収録してほしい。 世界3台限定(!)、販売価格3億6000万円以上(!?)の性能をこの手で確かめてみたいッス。(注:収録されませんでした。つД`)゜。)

 という、以上9車種によるイタリアNCになったワケだが、前予想はやはりV16T、ゾンタ、エンツォ、アヴェンタドールの4台によるトップ争いになるのではないかと。
 また、グランツーリスモSと8C、A112とチンクの対決も注目したい。
 それでは、気になる結果をご覧頂こう。 コチラです!(↓)

1:エンツォ/4’26.492
2:アヴェンタドールLP700‐4/4’42.206
3:ゾンタC12S/4’54.908
4:V16T/5’23.494
5:グランツーリスモS/5’25.809
6:8Cコンペティツィオーネ/5’28.223
7:ストラトス/5’48.549
8:A112アルバト/6’59.533
9:500 1.2 8Vラウンジ/7’12.332

 予想的中!ノ゜∀゜)ノイェイ
 ……って、まあ当って当然ってカンジではありますが。(笑)
 イタリアNC優勝は、ただ1台だけ4分30秒の壁を破ったエンツォ! なんと、あのバイパーのタイムを10秒近く上回る驚異的な記録! ダントツの1位で、決勝進出を果たした!
 2位に入ったのは、筆者期待のアヴェンタドールだが、またしてもエンツォの後塵を拝する結果に……。 やはり、キング・オブ・スーパーカーはフェラーリなのかッ!?
 雪辱に燃えるゾンタだったが、5分の壁は破ったものの、アヴェンタドールに10秒以上離されて予選敗退確定。 雪辱ならず! 残・念っ!(にゃかにゃあ~ん!)
 そして、4位に入ったのは予想通りのV16Tだが、なんと5分切れず。 5位のグランツーリスモSにたった2秒勝っただけ。
 やっぱ重過ぎるんだよなぁ~。 ゾンタとほとんど同じ車重なのに、ゾンタより100ps近くも非力なんだもん。
 注目のグランツーリスモS対8Cは、グランツーリスモSに軍配が上がった。 3秒も無い僅差だったが、やはり30ps以上の馬力差が勝因か。
 そして、こちらも注目のA112対新型チンクの最下位争いは、A112が圧勝! オイコラチンク! 7分切れずってなんだソレ!? アルバトさんも草葉の陰で泣いてるよ。(注:旧型チンクには、アルバトチューンのモデルがある)
 それはともかく、エンツォの記録には驚いた。 第1回の時は、ヴェイロンの記録がスゴ過ぎてその価値が分らなくなってしまっていたが、今回は改めてそのスゴさを認識出来た。 決勝戦も期待したい1台である。


 というワケで、以上イギリスエリアとイタリアエリアのコンペ&NCでした。
 次回は、お待ちかねの日本エリアのコンペ&NCです! お楽しみにッ!!



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



Thanks for youre reading,
See you next week!

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282.the Speed King 5:the world verteX②

2014年01月12日 | ヘタレゲーマークロニクル

-Gamer's Chronicles of "HETARE" #50-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 今週は特に書く事なぁ~~~い。(´・ω・`)
 なので、とっとと特集コーナーに行きます。



<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、前回に引き続き『the Speed King5』の連載第2回、アメリカエリアとドイツエリアのコンペ&NCです。
 今週も、最後までヨロシクです!


・予選(アメリカエリア)

 さて、まずは今回最大の激戦区となったアメリカエリアのコンペ&NCの結果を発表する。
 まーとにかくメーカー数が多い多い。
 レクサスやインフィニティなど、日本企業のアメリカ現地法人ブランドもアメリカ国籍として扱ったため、エントリーは実に18社(!)にもなった。
 超・大変だったッス……。つД`)°。

テンペスト・ルマンズGTO
1964/ポンティアック(2)/729/1182/575
クーガーXR-7
1967/マーキュリー(1)/772/1181/585
スーパーバード
1970/プリマス(2)/811/1323/580
GNX
1987/ビュイック(1)632/1302/557
NSX
1991/アキュラ(2)/431/1131/518
タロンEsi
1997/イーグル(1)384/1041/505
S7
2002/サリーン(1)/866/1125/626
シリーズOne
2003/シェルビー(3)/625/1023/599
C12
2003/キャラウェイ(1)764/1233/593
デロリアンS2
2004/DMC(1)/489/1071/547
クロスファイア
2004/クライスラー(3)/392/1133/517
GT(ノー・ストライプ)
2005/フォード(10)/883/1208/660
G35クーペ
2006/インフィニティ(1)/467/1295/530
IS F
2007/レクサス(2)/745/1315/601
バイパーSRT10ACR
2008/ダッジ(11)/1045/1257/668
テスラ・ロードスター
2008/テスラ(1)/281/1049/480
コルベットZR1(C6)
2009/シボレー(18)/918/221/642
FR-S
2012/サイオン(1)/393/1092/514

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:全車アメリカ国籍のため国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 すっげー面白いエントリーになった。(笑)
 60年代のマッスルカーから最新の2012年までの年式が満遍なく、余すトコロなくエントリー。
 新しいだけが最速の条件ではないのだ!(笑)

 ポンティアック、マーキュリー、プリマス、ビュイックからは、それぞれ60年代、70年代、80年代を代表するマッスルカーがエントリーした。 ……ってゆーか、各社とも収録車種が少なくてほとんど自動的にコンペウィナーになったのだが。(笑)
 ただ、ポンティアックでテンペストがコンペウィナーになったのは意外だった。 てっきり、GTOが勝つだろうと思っていたのに。
 ただ、……まあ、この後のNCの結果をご覧頂ければ分かると思うが、スペックは正直“見掛け倒し”感が強い。 「このスペックでなんで?(´・ω・`)??」 という結果ばかりだった。

 ホンダのアメリカ現地法人ブランド、アキュラからは、やはりNSXがエントリーした。
 アキュラブランドのクルマでは、NSX以外に丸目4灯型のインテグラ・タイプR(注:日本でもリリースされたが、大不評のため早々にモデルチェンジした。 しかし、アメリカではリリース直後から大人気を得て、日本国内版がモデルチェンジしても丸目4灯型のまま長い間生産され、売れ続けた。 現在も、この型はストリート・ドラッグを中心に人気が高い)があったが、NSXの敵ではなかった。
 ……まあ、そのNSXも他のアメ車を前にしては敵ではないのだが。

 イーグルからは、唯一収録されているタロンがエントリーした。
 実はこのクルマ、日本のミツビシが開発/リリースしたエクリプスの2代目の兄弟車で、当時ミツビシがクライスラーと提携して設立した合弁企業が生産し、クライスラーがイーグルという名義でリリースしたクルマである。
 すなわち、実質的にはミツビシのアメリカ現地法人ブランドのクルマである。
 ……とはいえ、スペックはご覧の通り。 期待はしていない。

 サリーンからは、注目のS7が今回もエントリー。 ってゆーか、サリーンのクルマはコレが唯一の収録車種なので、自動的にエントリーなのだが。(笑)
 しかし、第1回大会では総合5位に入った実力の持ち主。 今回も期待したい。

 シェルビーからは、シリーズOneがエントリーした。
 シェルビーの代表はてっきりコブラ427になるかと思いきや、コンペ優勝をかっさらったのはシリーズOneだった。 このクルマは、そのコブラを手がけ、2012年に亡くなったシェルビーの創始者、キャロル・シェルビーが最後に手がけたクルマである。
 亡きキャロルの情熱が、シェルビー新時代の旗手たるこのシリーズOneにも宿っているのかもしれない。

 第1回大会でもエントリーしたキャラウェイのC12は、今回もやはりエントリー。
 第1回大会では、ルールの不備のため予選落ちに甘んじたが、今回はその真価を発揮出来るか?

 DMCからは、唯一収録……ってゆーか、DMC(注:『デトロイト・メタル・シティ』の略ではない)が生産したクルマはこれだけしかないので必然的にデロリアンがエントリー。
 日本でも大ヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに登場するタイムマシンのベース車、と言えば、分かる人も多いかな?
 映画の公開と前後してDMC(注:『デビル・メイ・クライ』の略でもない)が倒産したために、映画の大ヒットにも関わらずクルマの生産そのモノが停止しており、人気がありながらもクルマそのモノが市場に無い!という何とも不運なクルマだったが、2004年になってDMCが再建され、デロリアンもマイナーチェンジされて再リリースされた。
 スペック的には大したクルマにはならなかったが、やっぱりスキなクルマなのでがんばってほしいトコロである。

 クライスラーからは、クーペモデルのクロスファイアがエントリーした。
 つか、『GT5』に収録されているクライスラーのクルマは、この他にプロウラーやPTクルーザーぐらいしかないので、必然的にこうなった。
 しかし、期待出来るスペックではない。 せいぜいがんばってくれ。(笑)

 10車種が対象となったフォードのコンペは、案の定GT対決になった。
 GTは、プレミアムカーとスタンドカーで合わせて3車種あって、マシンスペック的には2006年版(プレミアム)が最高だったのだが、勝ったのは2005年版(スタンダード)の、しかもノー・ストライプモデル。 実は、同じ2005年版のストライプモデル(スタンダード)よりもスペックが下で、3台中最低(注:ただし、PPは2番目)なのだが、僅差を制したのは2005年版ノー・ストライプモデルだった。
 なんでなのか未だに分らん。
 ちなみに、マスタング系は惨敗だった。 やはり、フォードのフラッグシップはGTの方なのだろう。 昔も今も。

 ニッサンのアメリカ現地法人ブランド、インフィニティからは、V35型スカイラインのインフィニティ名義版、G35のクーペモデルがエントリーした。
 今回はこれが唯一のエントリーで自動的に決定したが、『GT5』に収録されているインフィニティのクルマはコレだけではない。 実は結構ある。(注:コンセプトカーを含めて6車種)
 ただし、基本的にニッサンの名義違い、というだけなので、ニッサン名義の同一車種も収録されており、筆者はそっちを手に入れたのでインフィニティ名義の方は買ってないというだけのハナシ。
 まあ、そこそこのスペックではあるが、日本企業の意地を見せてほしいトコロではある。

 トヨタのアメリカ現地法人ブランド、レクサスからは、ISのスポーツグレードであるFがエントリーした。
 てっきり、LFAがコンペ優勝かと思いきや、チューンしても思ったようにスペックアップせず、馬力で22ps、PPで12点も下回り(注:ただし、車重だけは80kgぐらい軽い)、劇的にスペックアップしたISの後塵を拝した結果になった。
 第3回大会総合3位のRM車のベース車だけに、その実力を発揮してほしいトコロ。

 さて、何と言っても注目はやはりダッジである。
 11車種が選考対象になったが、トップ争いはやはり歴代バイパー対決となった。
 筆者が蒐集したバイパーは、プレミアムカーで3車種、スタンダードカーで2車種の計5車種だが、その大半がオーバー1000psを達成するほどスペックアップし、接戦となった。
 その結果、最終的にトップに立ったのは2008年型のSRT10ACRだった。
 マシンスペック通り、PP通りの結果だった。
 アメリカNCの優勝候補である。

 EV車メーカーのテスラからは、オープン2シーターのEVスポーツ、ロードスターがエントリーした。 エコロジーの観点から、現在注目が集まっているEV車だが、……まあ、まだまだ“発展途上”と言っておこう。(笑)

 最多メーカー数が参戦するアメリカエリアの中でも最多対象車種がひしめき合う激戦になったのは、やはりシボレーであった。
 歴代のコルベット、カマロ、マッスルカー、さらにはトラック(笑)と、実に18車種(!)がコンペに参戦した。
 最終的に、カマロやマッスルカーが惨敗した事でトップ争いは歴代コルベットに絞られた結果、コンペ優勝はC6のZR1がもぎ取った。 2位に入ったのは、同じC6のZ06で、奇しくも第3回大会と同じ結果になった。
 RM車はそのベース車も優れている。
 ……逆か。 ベース車が優れているからRM車も優れている、か。(笑)

 トヨタのもう一つのアメリカ現地法人ブランド、サイオンからは、86GTの北米版、FR‐Sがエントリーした。
 元々サイオンは、イストの北米版(xA)やbBの北米版(xB)をリリースしているが、86GTもFR‐Sという名前で扱っている。
 ちなみに、このクルマはDLCで追加されるちゃんとした市販車モデル。 コンセプトカーではない。(注:コンセプトカーバージョンは、トヨタのFT‐86として収録されている)
 まあ、ご覧の通り期待出来るスペックではないが、トヨタの新世代FRスポーツの底力を見せてほしいトコロ。
 ちなみに、現在トヨタではコレを4ドアセダン化して、あのアルテッツァをリバイバルしようという動きがあるとか。
 その場合、レクサス名義の車名はどうなるんだ? もうISは使えないんだけど?(´・ω・`)??


 とまあ、以上18社18車種。 紹介するだけでも大変だよこりゃ。
 前予想としては、やはり1000psオーバーのバイパーを筆頭に、コルベットやS7、GT、そしてIS辺りがどこまで迫れるか?に注目が集まると思う。
 では、その結果をご覧頂こう。
 アメリカNCの順位は、こうなった!(↓)

01:バイパーSRT10ACR/4’36.109
02:S7/4’38.269
03:GT(ノーストライプ)/4’39.140
04:コルベットZR1(C6)/4’47.040
05:IS F/4’55.612
06:シリーズOne/4’58.684
07:C12/5’24.133
08:G35クーペ/5’38.678
09:クーガーXR‐7/5’44.035
10:タロンEsi/5’46.120
11:テンペスト・ルマンズGTO/5’51.361
12:デロリアンS2/5’57.379
13:NSX/5’58.858
14:GNX/6’07.589
15:クロスファイア/6’21.640
16:FR-S/6’24.436
17:スーパーバード/6’32.373
18:テスラ・ロードスター/7’42.845

 予想的中!(てってれ~♪)
 アメリカNC優勝は、2008型バイパー! オートマティック・クォリファイで決勝進出確定です!ノ゜∀゜)ノイェイ
 2位に入ったのは、これまた筆者期待のS7! 第1回大会総合5位の意地を見せ、他のエリアのタイム待ちという事になった。
 3位に入ったのは、ほんの僅か、1秒にも満たない程度の差でフォードGTだった。 惜しくも予選敗退確定になったが、この3車種が4位以下を大きく引き離し、僅か3秒程度のタイム差にひしめき合う接戦になった。
 それにしても、不甲斐ないのが80年代以前のマッスルカー4車種である。 トップのクーガーでも9位。 後は全てトップ10に入れず。 スーパーバードにいたってはブービーである。
 このマッスルカー4車種、確かにエンジンパワーにモノを言わせ、凄まじい加速力を見せてはいたのだが、それもスタートから1kmまで。 高回転のトルクがスッカスカで、加えてエアロダイナミクスが悪くトップスピードが全然伸びない。
 ゼロヨン対決であったのなら結果も変わっていただろうが、トップスピードでは現代のクルマには全く歯が立たない、という結論になった。
 マジで加速“だけは”最高に良かったんだが……。


・予選(ドイツエリア)

 続いては、今回(個人的に)最もビックリなエントリーとなったドイツエリアのコンペ&NCです。
 ホントに意外だった。 「まさかあのクルマが!?」というエントリーばかり。
 ではまず、コンペの結果とエントリー車種、全6車種をご紹介していこう。(↓)

CTR“イエローバード”
1987/ルーフ(5)/745/1081/595
スピードスター
2000/オペル(2)/389/755/565
SL55AMG(R230)
2002/メルセデズ・ベンツ(10)/846/1470/614
RS6アバント
2008/アウディ(9)/969/1524/625
M5
2008/BMW(9)/718/1394/592
シロッコR
2010/フォルクスワーゲン(16)/437/1169/531

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 ……どーですかお客さん!
 もう見るからに「そんなバカなッ!?」でしょ?
 結果が出た時は、マジで自分の目を疑いましたね。

 究極のポルシェメーカー、ルーフからは、あの悪名高きイエローバードが第1回大会に続いてエントリー! しかも、今回はシードエントリーではなく正規に結果を出してのエントリーとなった!
 なんですとッ!?Σ(゜Д゜;)
 第1回の時に書いたように、イエローバードは速いコトは速いのだが、いかんせんエアロチューンが全く出来ず、ダウンフォースが決定的に不足しており、真っ直ぐ走る事がそもそも出来ず、結局クラッシュして“記録無し”という最悪の結果に終わったのだが、今回改めてテストしてみたら、あの時のようなアンコントローラブルさがかなり薄まり、比較的言う事を聞くクルマになっていてちゃんと記録も残した。 ホントにビックリした。
 特に何もしてない。 強いて言えば、セッティングを基準値に戻した程度。 しかし、このセッティングはあの時も試していて、それでダメだったからセッティングを変えて結局“記録無し”になったのに……。
 もしかしたら、ゲーム自体がアップデートされて、仕様変更になったのかも?
 実は、あの第1回の結果に納得がいかず、あの後ルーフのクルマを全てドライブしてみた事があって、その時もイエローバードを始めCTR2やRGTなど、ほとんどのクルマがマトモに走らず、唯一BTRだけがマトモに走った程度(注:BTRはGTウィングが付けれる)だったので、今回はBTRかなぁ~? と思っていたんだが、結果はこの通り。 イエローバードがコンペ優勝。 汚名を返上した。

 オペルからは、NA版スピードスターがエントリーした。
 スピードスターにはNA版とターボ版があるが、NA版でもターボチューンは可能で、フルチューンするとNA版の方がスペックが上になる。(注:フルノーマルだとターボ版の方が上) PPは、実に40点近く(!)高くなる。 そのため、NA版がスペック通りの結果を出してコンペを勝ち抜いた。
 ちなみに、オペルのクルマはこれ以外にも3車種あるが、個人的にあまりスキくないクルマばかりなので、今回はスピードスター2車種だけでコンペを行った。 まあ、やったとしてもベクトラがそこそこの結果を出す程度で、スピードスターのコンペ優勝は変わらないだろうが。

 メルセデス・ベンツのコンペは、SLクラスの対決になった。
 SLR(注:マクラーレン)を筆頭に、SLSやSL600、AMGチューンのSL65など、フルチューンによって900psオーバー当たり前! R230型のSL65(注:AMGチューン)とそのベースモデルであるSL600にいたっては、なんと1000psオーバー(!?)を達成するほどスペックアップし、全メーカー中ダッジに匹敵するハイレベルなコンペになった。
 ……が、そんな接戦を制したのは、なんとR230型のSL55AMG! SL系では、54年型の300SLを除いてPP最下位のクルマである。
 ナゼッ!?Σ(゜Д゜;)
 マジで我が目を疑いました。
 てっきり、第1回大会で無念の予選敗退を喫したSLRが、リベンジ熱を燃やしてコンペ優勝と思っていたのに、結果はこれこの通り。 PPで実に53点も下回る(!!)SL55が僅差でSLRを抑え、コンペ優勝を勝ち取った。
 ……まあ、キライな車種ってワケじゃないし、むしろスキな車種ではあるんだが、個人的にはSLRに期待していたので残念と言えば残念な結果。
 SLR無念!
 ちなみに、1000psオーバーのSL65とSL600は、正直見掛け倒しだった。(笑)

 さて、メルセデスがこの結果ですからね、もう何が起こっても驚きません。
 ……と、思っていたらアウディのコンペで超・驚きの結果がッ!!
 今世紀に入って、ル・マン連勝を打ちたててスポーツカーにも力を入れるようになったアウディからは、なんとRS6がエントリーした!
 マジでッ!?Σ(゜Д゜;)
 アウディと言えば、第1回大会でコンセプトカーバージョンであるルマン・クワトロが総合7位に入っていて、今回はてっきりその量産型であるR8がコンペ優勝だと思っていた。 実際、PPではR8の2009年型(注:5.2FSIの方)がダントツのトップで、馬力では劣るモノの、車重で200kg以上も軽いのでR8で決まりだろうと。
 しかし、いざフタを開けてみればこれこの通り。 RS6が、969ps(!?)のバカ力にモノを言わせてコンペ優勝を勝ち取った。
 ホント、ビックリでした。

 BMWからは、2008年型のM5がエントリーした。
 BMWのクルマは結構色々集めていたのだが、ボディサイズに関係なく、フルチューンしてもどれもこれも600ps以下の似たり寄ったりなスペックで、コンペの結果はほとんど横並び。 唯一、700psオーバーまでスペックアップしたM5がダントツのトップでコンペ優勝。 メーカー代表に選出された。
 これはさすがに驚くような結果ではなかった。(笑)

 VWからは、『GT5』に収録されている中でも最新モデルの一つ、2010年型のシロッコRがエントリーした。
 VWのクルマも比較的結構集めた方で、選考対象は実に16車種にもなったが、元々からVWは大衆車メーカー。 スポーツモデルでもあまりスペックアップせず、BMWと同じくどれもこれも似たり寄ったりなスペックにしかならなかった。
 唯一、ゴルフⅥのRグレード(注:2010年型のゴルフ)が高スペックになったが、これをベースにワイドボディ&軽量化されたシロッコRの敵ではなく、コンペではアッサリ負けてシロッコRがメーカー代表権を獲得した。


 という、以上6車種がエントリーしたワケだが、NCの優勝争いはどうなるんだろう? やっぱ、SLとRS6かな? それとも、コンペみたくサプライズウィンがあるのか?
 気になる結果は、この通りだ!(↓)

1:SL55AMG(R230)/4’48.794
2:RS6アバント/4’52.755
3:CTR“イエローバード”/4’59.766
4:M5/5’12.822
5:シロッコR/5’39.756
6:スピードスター/5’48.233

 …………。(´・ω・`)
 ……え~~っと? 一応予想通り?
 トップタイムを叩き出したのは、R230型のSL55AMGだった。 エントリー中唯一の4分50秒を切るタイムで、ドイツNC優勝! 決勝進出を果たした。
 2位に入ったのは、アウディのRS6。 SLよりも馬力で80ps以上も勝るが、しかし車重では50kg以上重く、PPは僅かに11点勝る程度。 ステーションワゴンというボディタイプも災いしたのか、補欠に甘んじて他エリアの結果待ちという事になった。
 3位に入ったのは、汚名返上したイエローバード。 しかも、5分を切る好タイム! 市販車最速の称号を持つ真価をようやく発揮した結果と言えるだろう。
 老兵は死なず!!
 4位に入ったのは、BMWのM5。 1400kg近くある車重が災いし、イエローバードの後塵を拝した。
 5位のシロッコRと6位のスピードスターは、まあスペック通りの結果だと思う。
 それにしても、メルセデスとアウディ、そしてルーフの結果はホントにビックリだった。 しかも、その3代表が揃ってトップ3に入るという結果になったので2度ビックリ!
 ドイツエリアは、驚かされっぱなしのコンペ&NCになりましたとさ。


 というワケで、以上アメリカエリアとドイツエリアのコンペ&NCでした。
 次回は、イギリスエリアとイタリアエリアのコンペ&NCです。



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



Thanks for youre reading,
See you next week!

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281.the Speed King 5:the world verteX①

2014年01月05日 | ヘタレゲーマークロニクル

-Gamer's Chronicles of "HETARE" #49-


 皆さんおはこんばんちわ!
 そして、(もう七草粥の時期ですが)明けましておめでとうございます!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 2014年も、『週刊! 朝水日記』をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!

Blog1131 今年はウマ年なんで。(笑)
 ほら、“跳ね馬”だからさぁ!(^ ^;)



<今週の特集>

 年明け一発目の特集コーナー。 昨年4回に渡って行った“例のアレ”を、今回からシリーズ企画として連載!
 最後までお付き合い頂けたら幸いです。


・序章

 PS3ゲーム『GT5』攻略の特別編としてスタートしたこの企画、『the Speed King』シリーズは、しかしその第1回目から大失敗した。
 最強最速のクルマを探すという目的のため、ルールやテストの方法を色々と検討したが、“予選のみフルノーマル”というルールで行ったため、その結果にある程度以上の不公平さがあった感は否めない。 あのヴェイロンの驚異的な記録での優勝は変わらなかっただろうが、少なくともイエローバードの“記録なし”はなかったハズだし、そうなるとR35GT‐Rの“予選落ち”も無かったハズである。
 そうした失敗から、第2回からはルールを改定し、“予選からフルチューンOK”にした。 これによって、第2回以降は公平なテストが実践出来、またその結果も公平なモノになったと確信している。
 ……が、こうして過去4回のシリーズを振り返ってみると、やはりルールの致命的な欠陥のために不公平であった第1回目が悔やまれて仕方がない。 第2回以降の、公平なテストが行えるように改定したルールで、第1回をやり直したい、と考えるのが人情(?)である。
 なので、……やり直す事にした。 第1回をッ!!
 今回の『the Speed King』は、第1回のテイク2!
 真の市販車最強最速王を決定する世界選手権!
 題して、

目指せオーバー500km/h! 市販車最強最速王決定戦!
the Speed King5:the world verteX!!!


 世界の頂点(vertex)を極めるのは果たして……ッ!?


・レギュレーションとルール

 さて、まずは今回のレギュレーションとルールから説明していこう。
 今回のエントリーレギュレーションは、

“リアルで市販された事がある市販車のみ”

 である。
 第1回の時は、コンセプトカーやワンオフ、仮想ロードカー、レーシングホモロゲーションなども対象にしたが、今回はそれらを対象外とし、市販車のみとした。 もちろん、レースカーも対象外である。
 ただし、コンプリートカーやチューンドカーは、リアルで実際に市販された事がある車種であれば、少数生産でも市販車と見なし、対象とする事にした。
 また、過去4回の『the Speed King』シリーズでタイトルを獲得した事がある車種、すなわちブガッティのヴェイロン(第1回)、ニッサンのR35GT‐Rブラック・エディション(第2回)、ダイハツのコペン・アクティブトップ(第4回)も、速い事は既に分かり切っているのでエントリーを辞退願った。(注:準優勝以下の車種はエントリー可)
 第3回優勝のシボレーのC6コルベットは、RMによって市販車ではないレースカーになっているので、ハナから対象外。 同じくRMチューンした車種は、全車対象外である。
 筆者が蒐集した約750車種(!)の内、このレギュレーションに適合する車種は、およそ60%に相当する429車種。(!?)
 しかし、さすがに数が多過ぎるので、何らかの方法で絞り込む必要がある。
 そこで、絞り込む方法として“予選を重ねる”というルールを設ける事にした。
 具体的には、以下のルールで絞り込み&予選を行っていく。


1.予備予選(メーカー・コンペティション)
 エントリー可能な車種全車をフルチューン&セッティング。 新車は全て400km以上の“慣らし”を行い、中古車は全てフルメンテし、SSRX1周のラップタイムを計測。
 これを、各メーカー毎に行い、それぞれのメーカーの“メーカー代表車種”を決める。

2.予選(ナショナル・チャンピオンシップ)
 メーカー代表車種を国籍毎に分け、SSRX1周のラップタイムで順位を決める。
 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、そしてこれ以外の国は第三国としてひとまとめにし、7つのエリア別にそれぞれの代表車種を選出する。
 各エリア優勝1車種が、自動的に決勝進出。
 各エリア2位から3車種をタイムピックアップし、合計10車種で決勝を行う。

3.決勝(世界選手権)
 予選を突破した10車種全てをテストする。 ココからは予選落ちは無し。
 0‐400mのラップタイムと最高速を計測し、予選通過タイムと合わせて3ラウンド制で順位を決める。
 各ラウンドの順位をポイントに換算。 減点制にて、3ラウンドの合計ポイントが一番少ないクルマが優勝。

4.各ラウンド共通
 予選は何周走っても可。 トップタイムのみを採用する。
 決勝は2ラウンドとも一発勝負。 再計測なし。
 スタンディングスタートの場合は2速発進とし、エンジンの回転数を合わせずフルスロットル。 何があってもシフトダウン、アクセルオフ不可。 “赤子泣いてもアクセル抜くな!”を厳守。


 ……というルールで行う。
 前回までのテストで、意外なクルマが好記録を出したり、逆に優勝候補と考えていたクルマがふがいなかったりした経験から、「もしかしたら“隠れた名車”があるかも?」と思い、マシンスペックやPPに関係なく、全車をテストして代表を決めて絞り込んでいく、という方法を取る事にした。
 ……分かってる。 スゴく大変なコトを言っているのは自分でも分かっている。
 しかし、前回はホンダのビートがスゴいスピード記録を叩き出したし、第2回や第3回でも「まさかこのクルマが!?」という結果が多かったのは事実である。 これを考慮し、より公平かつ平等な結果を出すためには、「もう実際に走らせてみるしかない」という結論に至り、このルールになった。
 かなりキツいです。
 ってゆーかキツかった……。つД`)°。
 しかし、そのおかげでエントリーはかなり面白い事になった。
 まずは、メーカー・コンペティション(以下コンペ)、及びナショナル・チャンピオンシップ(以下NC)のエントリーと結果からご覧頂こう。


・予選(第三国エリア)

 元々あまり自動車産業が盛んではない、あるいは『GT5』に収録されているメーカーや車種が少ない国は、第三国としてひとまとめにしてコンペとNCを行った。
 その結果、NCのエントリー車種はこのようになった!(↓)

C8ラビオレット
2001/スパイカー(1)/オランダ/634/910/581
トスカーニ
2001/ヒュンダイ(3)/韓国/407/1115/517
スピラ4.6V8
2004/オウリムモータース(1)/韓国/591/1026/590
モナーロCV8
2004/ホールデン(2)/オーストラリア/753/1349/599
イビザ クープラ
2004/セアト(1)/スペイン/358/1002/510
C30 Rデザイン
2009/ボルボ(2)/スウェーデン/445/1186/531

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、国籍、馬力、車重、PPです。 スペックの数値は、全てフルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。
 全部で6台。(´・ω・`)
 少なッ!Σ(゜Д゜;)
 まあ、元々少ないのは分かってましたけどね?
 もうちょっとあるんじゃないかと思っていたが、これら以外は今回の対象外であるレースカーやコンセプトカー、ワンオフ車ばかりなので、“市販車”が収録されている第三国メーカーはこれで全部(のハズ)である。

 90年代末に“再建”されたオランダの少量生産メーカー、スパイカーからは、唯一収録されているC8がエントリーした。 総アルミボディで元々軽量なライトウェイトスポーツクーペだが、チューンによってエンジンパワーもそこそこイイカンジに。 期待したい。
 ちなみに、スパイカーは19世紀末から20世紀初頭まで操業していたメーカーで、実は世界初の4WD車を実用化させたメーカーなんだそうな。 ただし、1925年に倒産し、オランダの自動車産業は消滅。 97年になってようやく、新生スパイカーとして再建され現在に至るらしい。

 日本でも輸入されている韓国を代表する自動車メーカー、ヒュンダイからは、2001年デビューのトスカーニがコンペ優勝でエントリーした。 チューンしてもあまりスペックアップしなかったが、日本のお隣の国なのでがんばってほしいトコロである。

 同じく韓国のもう一つの新興メーカー、オウリムモータースからは、唯一収録されているスピラがエントリー。 ヒュンダイのトスカーニを大きく上回るスペックに期待がかかる。

 そのスピラの最大のライバルになりそうなのが、オーストラリアのホールデンからエントリーしたモナーロである。 元々から比較的ハイスペックな車種だが、チューンによって実に750psオーバーにまでスペックアップ! 車重にやや不安が残るが、間違いなく第三国エリアの優勝候補である。

 大衆車メーカーとして、地元スペインでは一定以上の人気と評価を得ているセアトからは、唯一収録されているイビザがエントリー。 ……しかし、元々から大衆向けのクルマのため、チューンしてもスペックアップせず、PPはエントリー中最下位。 期待は出来ない。
 ちなみに、“イビザ”という車名は地中海に浮かぶスペイン領の島の名前が由来。 小さな島に20件以上のナイトクラブ(!)が乱立するクラブのメッカで、70年代に出現した“オールヌードもおk!”のヌーディストビーチ(!!)が世界的にも有名な観光地である。

 世界一安全なクルマとして有名なスウェーデンのボルボからは、コンパクトクラスのC30がエントリーした。 安全性が注目されるボルボは、しかしどちらかと言うと大衆車メーカーの印象が強く、実際モータースポーツシーンでもあまり名前を聞かないメーカーだったが、90年代にはグループA廃止に伴って新設された日本ツーリングカー選手権、JTCCの元になったイギリスツーリングカー選手権、BTCCにセダンとエステート(ステーションワゴン)の両方をエントリーさせて話題になったりした事がある。
 また、近年は市販車でもスポーツ性能を重視したモデルがラインナップされ、同社ではこれを“Rデザイン”という共通グレードとして生産、販売している。 ホンダのタイプRグレードみたいなモンだ。
 で、このC30は2009年デビューのそのRデザイングレード。 ヒュンダイのトスカーニを上回るスペックに期待がかかる。

 ……という、以上6車種である。
 前予想としては、やはりモナーロが優勝候補の筆頭。 これに、C8やスピラ、C30辺りがどこまで迫れるか?が見所になると思う。
 では、気になるNCの結果をご覧頂こう。
 第三国NCの結果は、こうなった!(↓)

1:C8ラビオレット/5’08.447
2:スピラ4.6V8/5’15.274
3:モナーロCV8/5’28.172
4:トスカーニ/5’41.470
5:C30Rデザイン/6’26.664
6:イビザ・クープラ/6’34.693

 なんというコトでしょう!?Σ(゜Д゜;)
 超・意外な結果!!
 第三国NC優勝は、オランダの零細メーカー、スパイカーのC8! PPで9点も劣るスピラに7秒近い差を付けて堂々のトップタイムを叩き出し、第三国エリアの代表権獲得! 決勝進出確定だ!
 そのC8の後塵を拝した韓国のスピラは、代表補欠でタイムピックアップ待ちとなった。 しかし、PPでC8に勝っているとは言っても、馬力は43psも劣っており、車重も36kgも重いのだから、これで7秒差は逆に立派。 “誇れる2位”だと思う。
 3位に入ったのは、そのスピラにPPで9点勝っているハズのモナーロだった。 てっきりコイツがダントツトップかと思ったが、やはり1350kg近い車重が災いし、750psオーバーのハイパワーを生かし切れなかったようだ。
 4位のトスカーニは、400psそこそこの非力なエンジンパワーながら健闘した方だと思う。 6分を切るタイムは立派な記録だと思う。
 そして、不甲斐無かったのがC30である。 PPで14点、馬力で38psも劣るトスカーニに45秒以上遅れてブービーという結果に……。つД`)゜。 期待していただけに残念この上ない。
 やはり、クーペとハッチバックのボディ形状の違いか?
 そして、最下位はイビザ。 案の定の結果である。
 う~~ん、まさかモナーロが負けるとは……。
 補欠にすらなれんかったとは……。
 こういうコトがあるから、予選はシッカリやらないといかんのですよ、というお手本のような結果と言えるのではないだろうか?


・予選(フランスエリア)

 続いては、フランスエリアのコンペ&NCです。
 元々、20世紀初頭から既に自動車産業が盛んだった国だが、メーカー数そのモノはそれほど多くない。 『GT5』に収録されているのも、以下の6社(注:プラス、ブガッティとペスカローロの計8社。 どちらもラインナップが対象外の車種のみなので、今回はスルー)のみとなっている。

A110 1600S
1973/アルピーヌ(2)/279/647/537
5ターボ
1980/ルノー(1)/308/863/492
ベルリネッタR/Sクーペ
1999/ホメル(1)/328/845/508
ルーテシア ルノー・スポールV6Phase2
2003/ルノー・スポール(5)/426/1166/521
206RC
2003/プジョー(6)/354/944/507
C4クーペ2.0VTS
2005/シトロエン(2)/488/1102/543

 年式順に並んでいます。
 車名の下は、左から年式、メーカー、馬力、車重、PPです。(注:国籍略) スペックの数値は全て、フルチューン時のモノです。
 メーカー名の後ろのカッコ内の数字は、各メーカーのコンペの対象になった車種数です。(注:一応コレ、決まり文句なんで)
 では、エントリー車を順に紹介していこう。

 アルピーヌからは、そのスタイリングから現在でもファンの多いアルピーヌ社の代名詞的車種、A110がエントリーした。 チューンしてもあまりスペックアップしなかったので期待していなかったが、もう一つのアルピーヌ車、A310がこれ以上にスペックアップしなかったため、A310を圧倒してエントリーした。
 ちなみにA310には、PPで実に66点(!)も勝る。
 ……どんだけスペックアップしなかったんだよA310。 ミサトの愛車の名が泣くよ。(笑)

 長い歴史を持つルノーからは、80年代の5ターボ(注:“5”はフランス語の発音で“サンク”と読む)がエントリーした。 グループB時代のWRCで、プジョーやランチアと競ったマシンのベース車だが、スペック的にはあまり大したスペックにならず、PPはエントリー中最下位。 期待出来ず。
 ちなみに、『GT5』に収録されているルノーの市販車は、これ以外にもメガーヌやアヴァンタイムなどがあるが、あまり好きではないクルマなので筆者は入手していない。(注:……ってゆーか、アヴァンタイムは一応ゲットする予定だったが、ミスって買い逃したために手に入らなかった) なので、自動的にこの5ターボがエントリーとなった。

 少量生産メーカーのホメルからは、唯一収録されているベルリネッタが自動的にエントリーした。 FRPボディを採用したライトウェイトスポーツクーペだが、チューンしてもあまりスペックアップせず。 期待出来そうで出来ないカンジ。

 ルノー傘下のチューンドカーメーカー、ルノー・スポールからは、ルーテシアのフェイズ2がエントリーした。 『GT5』には、2000年型、2001年型、2003年型のクリオ/ルーテシアが収録されているが、2000年型はレースカーのみで、市販車版は2001年型と2003年型のみとなっている。
 PP的には、実は2001年型の方が僅かに上なのだが、コンペ優勝は2003年型。 それも、ルーテシアの方に軍配が上がった。 もちろん、タイムは超僅差だったが、クリオよりナゼか馬力が1psだけ上なんですよ、このルーテシアは。(笑)
 ちなみに、クリオ/ルーテシアは実は全く同じクルマ。 フランス国内、及びヨーロッパ向けの車名がクリオで、日本などの海外輸出用がルーテシアという名前に変わるんだそうな。

 ルノーと並んでフランスを代表するメーカー、プジョーからは、206のWRC用ベースグレード、RCがエントリーした。
 てっきり、205ターボがトップになるかと思いきや、205が意外に伸びず、結局勝ったのはその205の後継である206だった。
 この206の後継である207にも期待したのだが、スペックのワリに意外に伸びず、先代に譲る形になった。
 ちなみに、406は未入手のためテストしていない。 あんまスキくないんだよね、406。 405だったら喜んで入手するのだが……。

 シトロエンからは、プレミアムカーで唯一の市販車となるC4がエントリーした。 シトロエンも、あんまスキくないクルマばっかなので……。(注:ZXやDS、BXだったらソッコーゲットなんだが……)
 WRCに参戦しているマシンのベース車だけに、チューンによって劇的にスペックアップし、馬力とPPはエントリー中最高値。 期待したい。

 という、以上6車種だが、注目はやはりスペック上で最高値のC4である。 これに、206やルーテシア辺りがどう絡んでくるか?
 個人的には、スキな車種なので206とルーテシアにがんばってほしいのだが……。
 では、気になる結果を見てみよう。
 コチラです!(↓)

1:A110 1600S/6’01.260
2:C4クーペ2.0VTS/6’06.688
3:ルーテシア ルノー・スポールV6Phase2/6’11.194
4:206RC/6’15.823
5:ベルリネッタR/Sクーペ/6’22.646
5ターボ/6’37.667

 …………。/(^0^)\ナンテコッタイ
 トップはナント、280psにも満たない非力なテンロクエンジンのA110! 2位に5秒以上の差を付けて、文句無しのフランスNC優勝! 決勝進出確定です!
 え~~~~?? マジでぇぇぇぇぇええぇぇぇえぇ????(´・ω・`)
 ……いや、不満なワケではないんだけどさ、意外過ぎじゃん? この結果。 全く以って予想外。
 2位に入ったのは、エントリー中最高スペックのC4だった。 スペック通りの好タイム(……ってほど好タイムではないが……)で、タイムピックアップ待ちの代表補欠となった。
 3位は筆者期待のルーテシアだった。 思ったよりもトップスピードが伸びなかった。 やっぱ、ルーテシアは普通のサーキット向けだね。
 4位も筆者期待の206。 406を投入していれば、結果も違っていたのかもしれないが、406に勝たれてもあんま嬉ないしぃ~。(←マテ)
 5位のベルリネッタは、期待はしていなかったがもうちょっと上に行くと思っていた。 しかし、結果はこの通りブービーに終わった。
 そして、5ターボが最下位。
 すまぬルノー、アヴァンタイムを投入出来ていれば、きっとこんなコトには……。つД`)゜。
 ……ま、まあ、とにかくフランスエリアも意外な結果になったのですよというコトで。(^ ^;)


 ……こんなカンジでやっていきます。
 次回は、激戦区となったアメリカエリアと、全エリア中最も意外な結果になったドイツエリアのコンペ&NCです。



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



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See you next week!

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279.箱庭鉄道遊戯

2013年12月22日 | ヘタレゲーマークロニクル

-Gamer's Chronicles of "HETARE" #48-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 先日、当ブログでも取り上げた火山活動によって発生した小笠原諸島の新しい島。 海上保安庁の最新の調査によると、発見時から約5倍の大きさ(!)、甲子園球場2個分ぐらいの面積になったそうです。(↓)

Blog1130
 
 上が発見時。 下が現在。
 成長してる!?Σ(゜Д゜;)
 まあ、当たり前っちゃ当たり前ですけどね。 何せ、マグマの噴出がまだ止まってないワケだし、火山活動が止まるまで、噴出したマグマが海水で冷えて固まるを続けるので、今後もこのまま成長を続ける事でしょう。
 ハワイのオアフ島(だったっけ?)みたいなモンですよ。
 ただ、どんなに大きくなってもマグマによって出来た岩石はモロいので、大きな地震で崩れて島が丸ごと海底に没する事もあるだろうし、そもそも火山活動が収まらない限り、危険なので近寄る事も出来ないでしょうが。
 ヒトが住めるようになるのは、数十年単位で先のハナシですよ。
 いずれにしても、やっぱ自然の力はスゴいと痛感させられる出来事である事だけは確か。 これからどのように成長していくのか楽しみです。


 それとは関係ありませんが、プロ野球中日ドラゴンズのマスコットキャラクター、ドアラが、この度契約更改したそうです。
 今年のドラゴンズは、結局散々な結果に終わったワケですが、そのために所属選手の来季の契約は一律25%ダウンなんだそうな。
 コレに倣って、ドアラ師匠も25%ダウンでサイン。 “パン1kg”が“パン750g”になったそうな。(笑)
 ……ってゆーか年俸が“パン”て。(笑)
 しかも、年間で1kgって少な過ぎるだろ。(笑) 文字通り、食べていけない。(笑)
 しかし、それとは別に、ドアラ師匠は“終身契約”になるそうな。 すなわち、本人の意思がある限り球団に所属し、マスコットキャラクターを続けられる、との事。
 やったねドアラ師匠! 文字通りの終身雇用だ!(笑)
 面白いのは、ドラゴンズの親会社である中日新聞社である。 このネタを、なんとスポーツ紙の一面トップで報じた。
 ちょwwwwww! 扱いデカ過ぎwwwwww!
 さすが、今や全国区の人気キャラクターであるドアラ師匠である。
 ってゆーか、ドアラはこういう話題作りがホントに上手い。 ただ単にマスコットキャラというだけでなく、ちゃんとキャラが出来てる。 本も出してるしね。
 新聞記事を見た時は笑ったけど、改めて「上手いなぁ~。」と思いますね。
 来年こそは、減俸の効果があったと言えるような結果を出して頂きたいと思う。



<今週の特集>


 さて、今週の特集コーナーは、久々にPCゲームのプレイレポートです。
 先週、めでたく連載を終了した『Omegaの視界』徹底解説、『書と猫と、少女たちの遊戯に祝福あれ』に引っ掛けて、アートディンクの“箱庭ゲーム”、鉄道会社経営シュミレーション『A列車で行こう』シリーズを紹介します。
 ……ってゆーか、連載をやっていたらなんだか無性にやりたくなったので、執筆の合間を縫ってやりました。
 ただ、既に30年近い歴史を持つゲームなので、全部紹介していたらキリがないので、今回は『A8』と『A9』のみです。


・『A8』:山から海へ

Blog1115 アートディンク社の鉄道会社経営シュミレーション、『A列車で行こう』シリーズのPC版ナンバリングタイトル8作目(注:コンシューマ除く)である『A8』は、元々はX‐BOX360用のコンシューマ専用タイトルである『A列車で行こうHT』のDLCを含む全てを同梱しPCに移植したモノ、なんだそうです。
 しかし、PC版では初のフル3DCGI。 加えて、フルHD解像度にも対応。
 インターフェースも使い勝手が良く、昔の『A列車で行こうⅢ』に近い印象ですね。
 高架、地下鉄が可能ですが、『AⅣ』からあったバスの運営が出来ない。 当然、道路も作れない。(注:自然発生のみ) なので、『AⅢ』に高架&地下鉄をプラスアルファしたカンジ、という印象でしたね。
 リリース直後に買いましたが、以前(……と言っても、もう5年ぐらい前のハナシですが)、当ブログでもちょっと書いたように、当時のPCではマシンスペックが足りず、ゲームに支障が出るほどラグがヒドいので攻略を諦めてましたが、『書と猫と、少女たちの遊戯に祝福あれ』の連載で無性に箱庭ゲームがやりたくなってしまったので、夏頃に攻略を開始。 2ヵ月ほどで、一通り開発が終了したので“攻略完了”にしました。
 で、攻略したのは初級マップの“山から海へ”というマップ。
 陸地が大きく3つに分かれており、間を川が流れているというマップで、海に程近い河口付近という設定のマップです。
 スタート資金が1000億と多く、既に開発済みの地域を走る列車がもう黒字状態なので、何もしなくても放置するだけでお金が貯まっていくので初心者向きのマップです。
 ……ってゆーか、ぶっちゃけこれ以外のマップはあまり面白くないマップばかりなので、攻略する価値はないです。
 上図がスタート直後なんですが、中州と向かって左側に多少開発されたエリアがあるだけで、後はなぁ~~んにもないだだっ広い土地が広がっており、開発のし甲斐があります。
 攻略のポイントは、とにかく時間をかける事。
 急いで開発しようとせず、(ゲーム時間の)年単位で計画を立てて、一つ一つステップを踏むように少しづつ開発していくのがポイント。
 例えば、マップの中央にある浮島。 何か特別なモノを作りたくなる地形ですが、周囲を河川に囲まれているので、当然高架を使って橋をかけなければならない。
 が、高架は非常に高価(^ ^;)なので、イキナリやると間違いなく破産する。
 なので、こういうトコロは後回しにして、既に開発されているエリアを拡大、あるいはココから乗客を引き込んで開発エリアを広げていく、という手順を踏むワケです。
 例えばこんなカンジ。(↓)

Blog1116 既存の駅を生かし、画面向かって左側、手前、奥の順番で開発していく。
 そして、何か作ったら必ず経過を見るために間を置く。
 僕の場合、ココまでは1年目で一気にやったが、この後は数年間放置。 何も作らない。 ただ、時間が過ぎるのを待つだけ。
 目安としては、資材置き場が満杯になって資材が消費されない状態になるまで。 自然発生による開発が止まるまで放置すると良いです。
 ただし、自然発生した建物は撤去するのにお金がかかるので、予め次に開発するエリアを決めておき、その方向に向かう線路をもう敷設してしまうと良いです。
 一番カンタンなのは、1年、あるいは2年置きに開発していく方法。
 ゲームのスタートは2008年の1月1日に固定されているので、ゲームをスタートしたらイキナリ時間進行を停止。 この状態で、初期配置されている列車や貨物を撤去し、既存の駅や線路の拡張、修正を行う。 この時、将来的な“次の開発エリア”を決めておき、その方向に向かう線路をもう既に作っておく。
 で、列車を再配置&ダイヤ設定(注:基本的に、08:00と20:00発車で往復させると良い)したら、そのまま放置。 何もしない。 時間が過ぎるに任せる。
 で、次の元旦に再び停止し、次の開発エリアに駅を設置したりする。
 そして、再び放置。
 これを繰り返すだけで、このマップは自然発生だけで面白いように開発されていく。
 僕の場合、最終的にはこうなった。(↓)
Blog1117 スタート時に開発されていたエリア。 線路を増やして隣のエリアとスイッチバックさせているだけだが、元々既に開発されたエリアで乗客が多いので、これだけで高層ビルが面白いように建ちまくる。
 資材が枯渇しないようにするのが多少面倒だが、資材さえあれば数年でこれぐらいになる。

Blog1118 中州エリア。
 ココは、初期開発エリアに近い事もあって自然発生のテンポがとにかく速い! どんなに資材を運んでも追いつかない!
 なので、この画面の向かって左側手前の河の対岸にある資材工場(注:初期配置)から直接資材を運び込む事で、なんとかココまで発展させる事が出来た。
 ……ってゆーか、手前に写っている建設中の高層ビルからも分かる通り、実はまだ発展し続けている。 もう資材の運搬を停止しているので、このビルは建設途中のまま未完成に終わった。(笑)

Blog1119 便宜上、北エリアと呼ばせてもらう。
 このエリアは、ナゼか発展が非常に遅く、しかも住宅メインで高層ビルが建たなかった。
 なので、ココは割り切って、環状線の中央に東京タワーを建ててやった。(笑)
 環状線の駅から伸びた道路が上手い具合に真四角のエリアを作ったので、この真四角の土地を全て保護区で覆い、自然発生の建物が勝手に建たないようにした上で、地下に大量の資材を備蓄。 資金に余裕がある時を狙ってドン!とタワーを建ててやった。
 こういうランドマークは、周囲が低層階の建物ばかりだと非常に目立つので、ランドマークを目立たせたければ地価が安い内に保護区で土地を確保しておくと良い。

Blog1120 タワーの奥にある小山の周辺は、リゾート開発エリアにした。 土地が1ブロックだけ余ったので、ビッグベンも建ててみた。(笑)
 このビッグベンの奥にある山の斜面が、このマップで唯一のスキー場が建設出来る斜面。 なので、これを中心にペンションやホテル、温泉宿、さらにはシネコンや劇場などの遊べる施設を集中して建設した。
 もちろん、ゴルフ場は6面並べてシッカリと18ホールになっている。

Blog1121 東エリア。
 ココは、最初から住宅メインのベッドタウンにしようと思っていたが、これまた思ったように発展せず、最終的にこの状態で開発を停止した。
 ココにも真四角の土地が。(笑)
 何か作っても良かったが、発展していないエリアなので利用客が見込めそうないので諦めた。

Blog1122 西エリア。
 ココは、画面向かって左側に初期開発エリアがあり、そこから引き込んで発展させたのだが、まーこれが野放図と言って良いほど発展しまくるしまくる!(笑)
 先ほどの中州エリアと同様、ココもどんなに資材を運び込んでも足りず、しかもまだ発展し続けている。
 建設途中で放棄された未完成のビルが複数(!)あるほど。
 ちなみに、画面中央の奥に見えているのが、ARヒルズ。 AR系のビルでは最も高価だが、最も売り上げが高いホテルである。
 また、その足元の駅は4本の線路が走っているが、これは2つの駅を向かい合わせで建設し、大きな駅に見立てているため、実はホーム2本×2だったりする。

Blog1123 南エリア。
 リニアと新幹線は、このエリアに建設した。
 向かって右側がリニア。 左側が新幹線である。
 このエリアは、最初からリニアと新幹線の建設エリアを想定していたので、向かって左側の西エリアの発展がココまで広がらないように発展をコントロールした。
 要するに、資材がココまで届かないように資材置き場を建設すれば良いだけ。 それほど難しくはない。

Blog1124 浮島。 最後に開発したエリアである。
 ココは、最初からあえて自然発生による発展をさせないようにして、カンペキに発展をコントロールして開発し、空港を建設した。
 最初に、イキナリ地下鉄を建設(注:地下鉄駅は、飽くまでも開発が終わったエリアに建設して鉄道利益を増収するのが目的。 そのため、地下鉄駅を建設しても周辺エリアは自然発展しない)し、河の対岸のエリアから資材を運び込んで、この浮島の地下を資材で一杯にする。
 空港を建設したら、客車に代えて利用客を呼び込みつつ、周辺を建物で埋めていく。
 既にリゾートエリアはあるが、このエリアはそれとは方向性を異にする娯楽施設で埋め尽くした。
 スタジアム2種に遊園地、水族館、ヨットハーバー、ホテルなど。
 左側手前に写っているマンションは、これらの施設の従業員の寮、という設定。
 で、その反対側、向かって右側には、コンビナートを並べて工業地帯に見立てた。 このコンビナートから製品を搬出する港も建設した。
 また、その周辺は住宅で埋め、やはり従業員用の住宅という設定になっている。


 こうして発展させたが、鉄道関係は全て完全な黒字経営。 娯楽施設などが一部赤字が出ているが、これを補って余りある黒字経営で、年間の総売り上げは8000億(!)を超える。(注:ただし、経費と税金が年間7000億ぐらいかかっているので、純利益は年間1000億程度)
 もちろん、“資金1兆円”も達成した。
 ちなみに、会社名は“(有)asayan鉄道”。(笑) 略して“AR”!
 年商8000億もあるのに有限会社!(笑)
 まあ実際、このゲームは株式売買のシステムもあるけど自社株は売買出来ないからね。 有限会社でも、あながち間違いではないです。
 有限とは言えこれだけ大きくなったが、……しかし、乱立した建物がほとんど商業系の建物ばかりなので、実は人工が2万人程度とかなり少ない。
 また、放置を繰り返したのでココまで来るのに50年以上かかった。
 プレイ期間は、1日1年で約2ヵ月ほどだった。


・『A9』:鉄道博物館

 2010年にリリースされた『A列車で行こう』シリーズ最新作、『A9』は、PC版のみのオリジナルタイトルである。
 前作『A8』からヴィジュアル面が大幅に改修され、どうやらHDRが組まれたようです。 そのため、照明の表現が格段に良くなり、夜景がとにかくキレイ! コンビナートなんかは、スキな人にはたまらないでしょう。
 また、マップのグリッドがかなり細かくなり、建物を建てる自由度がかなり増した。
 例えば、『A8』では駅の建設はグリッドに対して縦横の4方向でしか建設出来なかった(注:ナナメが出来ない)が、『A9』ではナナメにも建設出来るようになり、コレに伴って道路もナナメ敷設が可能になった。
 マップサイズも大きくなり、加えて2012年にリリースされたVer.2.0では、鉄道/道路関係のスケールと建物のスケールが同一の“1:1モード”が搭載された事で、実質的なマップサイズがさらに大きくなった。
 ただ、新要素として“電力”が加わり、資材や資金だけでなく電力の供給量も管理しなければならなくなった。
 これは必要なかったね。 もう“鉄道会社経営シュミレーション”じゃなくなってる。 発電施設の建設は、鉄道会社の仕事じゃないよ。
 また、自然発生の発展の仕方がおかしい。 ナゼか、住宅地がほとんど建たない。
 実際、僕がやったのでは住宅地がほとんどないので人工が増加せず、しかし商業系の建物はバカみたいに乱立するので10両編成の列車3本が乗り入れる駅で、1日述べ1万人以上(!)が乗り降りするのに、人工はたったの2000人程度。(笑)
 明らかにゲームバランスがおかしい。
 鉄道関係を黒字経営にするのがかなり難しくなったし、何より資材置き場にまで経費と売り上げが設定されるようになったので、上手く資材を運用しないと赤字ばかりが増えていく。
 なので、『A9』の攻略は正直諦めました。(^ ^;)
 しかし、それだとせっかく買ったゲームがもったいないので、1マップだけ攻略する事にしました。
 それが、“鉄道博物館”です。

Blog1125 このマップ、スタート資金こそ2000億と多めですが、人工はゼロ。 環状線の駅が6つあって10両編成の客車が4本も走ってるが、乗客は(人工ゼロなので)全くなし。
 マップの中央に高台があるだけで、それ以外は何にもないだだっ広い土地が広がっているだけという、なんとも極端なマップ。
 このマップの目的は、街を発展させて人工を増やすとかではなく、『A9』で初めて登場したプロジェクト、“鉄道博物館”を建設して、2022年までに展示車両をフルコンプする、というモノ。 カンタンそうに思えるかもしれないが、これがまたかなりの難事業である。
 この鉄道博物館というプロジェクトは、建設しただけでは何にも展示されていないが、プレーヤーが購入、配置した車両が順次展示されていき、最終的にゲームに収録されている全224種類の車両をフルコンプするのが目的である。
 当然、車両を買わないといけないでのその資金がまず必要だし、何より博物館そのモノを建設しなければならないのでその資金も必要。
 さらに、フルコンプのためには新幹線&リニアも誘致しなければならない。
 単純計算で1兆円近い資金が必要で、これをゲームスタート時の2010年元旦から、たったの12年で貯めなければならないのである。(注:ただし、2022年というのは飽くまでも目標で、12年以内に出来なくてもゲームオーバーにはならない)
 しかし、方法はある。 それも、かなりカンタンに攻略出来る方法が!
 以下に、その手順を説明しよう。


 まず、スタートしたらイキナリ時間進行を停止し、既に配置されている車両を全て撤去&売却。
 そして、マップの終端の位置に、10両編成対応の7本ホームの“操車場”を終端ギリギリの位置に建てる。 さらに、線路をマップ外にまで敷いて引き込みを作る。
 また、駅の周辺に資材置き場(中)を建設する。
 次に、貨物列車(注:DD51でおk)を10両編成で1本購入し、この駅に配置。 時間進行停止を解除し、マップ外から資材を搬入する。
 列車が資材を降ろしたら、再び停止してソーラー発電所を2つ建設。 発電所を建てたら、資材が残っていても資材置き場を撤去する。
 さらに、駅の側に資材工場(中)を10棟(!)建設する。 資材工場は、資材不要で建設出来る。
 そして、10両編成の貨物列車をもうあと6本購入し、全7本を駅に配置。 ダイヤ設定で“平日のみ運行”にする。
 これで完成。(↓)
Blog1126 これを1セットとして、同じモノをその隣にあと2セット建設する。 1セット作るのにだいたい500億ぐらいかかるので、合計で1500億程度をかけて建設する事になる。
 これで、資材工場で生産した資材をマップ外に“輸出”しまくり、その収入で博物館の資金を調達するワケだ。
 この方法は、公式ガイドブックやネットの攻略情報でも紹介されている方法で、手っ取り早く資金を稼ぐ手段としては、シリーズでは常套手段になっている。
 ただし、3セットだけでは2022年というタイムリミットには到底間に合わない。
 なので、……増やしましょう。
 それも徹底的に! 極端に! 大量にッ!!
 先ほど『A8』で説明したように、“ちょっと開発したら放置”を応用し、1年の初めに1セットずつ(注:あるいは2セット。 資金に応じて増減させる)増やしていき、最終的に合計13セット(!)まで増やす。
 すると、こうなる。(↓)
Blog1127 壮観!!(笑)
 ちなみに、ソーラー発電所は必要に応じて増やす。 “3セットにつき2つ”を目安に増やしていくと、電力不足は回避出来る。
 これで、年間の売上高はだいたい4000億ぐらい。 経費その他で3000億ぐらいかかるので、純利益は年間1000億となる。
 ……ね? 単純計算で、12年で1兆円以上になるでしょ?
 ただ、実際にはかなりギリギリまで粘る必要がある。 具体的には、2022年の11月下旬ぐらいまで引っ張って、ようやく必要な資金が貯まる。 勝負は、2022年暮れの最後の1ヵ月間である。
 まず、例によって時間進行を停止し、博物館を建設。 建設場所はドコでも良いが、せっかくなので僕はマップのド真ん中に博物館の入り口が来るように建てた。
 次に、リニア&新幹線を誘致する。
 建設する位置は、下図のような位置にナナメ配置がGood。
Blog1128 今回の『A9』では、リニア&新幹線は駅を建設し、この駅から左右に向かって線路が延びていく、という建設方法になった。 そして、この延びる線路の長さによって、建設費用が変動する(注:前作では、縦横にしか建設出来なかったので、線路の長さが変動しないためどこに建設しても建設費用が変動しなかった。 前作同様、資材は不要)。 最短距離で建設すれば、実はリニアも新幹線も1000億(注:別途土地代)以下で建設出来る。 もちろん、その分建設期間も短い。
 なので、ナナメ配置する事で安く、早く建設させるワケだ。
 上図の位置だと、建設期間は1ヵ月かからない。
 で、時間進行を停止したまま、今度は余った資金で列車を買っていく。
 とは言え、買って保有している必要はない。 一度でも配置すれば、配置した瞬間に博物館の展示フラグは立つようになっている。 また、展示されるのは先頭車両のみなので、編成数も不問。 その列車の最低編成数でおk。(注:ただし、車両によっては10両編成限定のモノもあるので注意)
 すなわち、

車両を最低編成数で購入
 ↓
適当な駅に配置
 ↓
即撤去
 ↓
車両を売却
 ↓
次の車両を購入

 これを繰り返す。
 ジミに大変な作業です。(笑) かなりメンドクサい。
 んで、リニア&新幹線開通前に購入可能な車両を全て購入し、博物館に配置されたら、ようやくココで時間進行を進めてリニア&新幹線の建設を進める。
 すると、2022年の大晦日までに建設が完了するハズなので、リニア&新幹線が開通した瞬間、開通によって購入可能になるリニア、新幹線車両が“無料で”博物館に並び、博物館フルコンプ達成! マップ攻略となります。(↓)

Blog1129 全く発展無し!
 人工ゼロ!
 なのに、フルコンプの鉄道博物館完成!(笑)
 このマップはね、もうそういうマップなんです。
 ココから先どうするかは、アナタ次第です。
 ココから改めて開発、発展させるも良し。
 このまま放置して、資金10兆円を達成するも良し。
 開発を終了して、別のマップに移行するも良し。
 鉄道会社経営シュミレーション、『A列車で行こう』シリーズで、箱庭鉄道遊戯、楽しんでみてはいかがでしょうか?


 ちなみに、カルロサの箱庭遊戯、『Omegaの視界』の究極解説、『書と猫と、少女たちの遊戯に祝福あれ』のPDF版は、来年2014年の1月25日に公開予定で鋭意製作中です。
 MFD‐WEBの方では、12月25日のアップで公開告知する予定です。
 お楽しみにっ!



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



Thanks for youre reading,
See you next week!

コメント
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