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無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

『種籾泥水消毒~浸種』2021.4.23「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

2021年05月08日 08時01分53秒 | 私の農業
自然栽培米田んぼ。


種籾の消毒!!
病気発生の予防です。

とは言っても自然栽培では農薬は使いません。

一般的な栽培では種子消毒用の農薬を使います。
化学農薬だったり生物農薬だったり。

無農薬栽培では『温湯消毒』と言う方法も有ります。
60℃のお湯に10分浸けて殺菌する方法です。

私も以前は温湯消毒をやっていましたが、大量の籾を処理するのは大変。規模拡大したらなかなか手間が掛かるなと思い辞めました。


今は『泥水消毒』という方法を使っています。

自然栽培田んぼの土を溶いて作った泥水に種籾を浸けて、自然の微生物の力で病気の発生を防ぐという事のようです。

本で見つけて、これなら一度に大量に処理できると思ったので採用しました。
今のところ、この方法で大きな被害が出た事は有りません。
泥水消毒、温湯消毒、無消毒での育苗比較もしましたが、どれも大して変わりませんでした。
多少「ばか苗病」が出た程度でした。
むしろ種子消毒しなくても良いのでは??と思ったりもしましたが(笑)

早い段階から種籾を田んぼの微生物と触れさせる事にも意味が有るのかなとも思ったりしています!

↓↓作業の様子はこんな感じです。

種籾は重量を量り、網網の籾袋に入れておきます。
(品種を間違えないように品種ごとに袋を色分けしています)


催芽機に棚籾を並べます。



自然栽培田んぼの土を水で溶いて泥水を作り、しばらく放置!
その後、浮いてきた草の種やゴミをすくい取ります。



泥水を催芽機に移します。
この時使うのは上澄み液だけです。もろに泥が入らないようにします。
私は魚の水槽の水替え用ポンプで移し替えます。


催芽機を20℃設定にして回します。





一晩漬けたら、泥を洗い流して浸種開始!



種籾が吸水して目を覚ましていきます。


播種予定に合わせて、これを4回やります。


それではまた☆



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