『育苗土-砕土』2020.5.9「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

自然栽培米田んぼ。


育苗土の砕土をしました。


田んぼから取ってきて乾かしておいた土。
4.11『育苗土-採取』
5.01『育苗土-攪拌』


土を乾かすのもですね、
乾かし過ぎない方が良いんですよ。
適度な水分が有った方が育苗土としては良いです。

水の部分が隙間になって根が伸びやすいようです。
土の嵩(かさ)も少しは増えるので採取量少なくて済むし。(若干ですが)


乾かした土


↑↑こちらは一番上の段になっていたので乾きすぎくらいです。
下の方に水分多めの物が有ったりして混ざって丁度良くなりました。


砕土作業♪

今年も「砕土機」をお借りしてきました♪


「ロータリークラッシャー!!!!」


回転してロータリーな感じでクラッシュしてくれます!!




そして、
一人では大変なので農業仲間の方に手伝いをお願いしましたm(__)m





↑↑土を入れると

↓↓砕いてくれます



選別網によって大きな粒の土、石、大きなゴミは選別されて、育苗土に使える大きさの物だけに分けてくれます。



砕いた土は袋に20Lずつ詰めます。


3.5時間ほどで完了!!

こんだけやりました♪


１１３コンテナ投入して
109袋(20L/袋)
2,18０L


砕土機の能力が予想以上に速くて土詰めが追い付かず、途中で機械を止めながらの作業になってしまったww
土投入する人１人に対して土詰め２人いるなｗｗ


来年はもう１人お願いしよう。



それではまた☆


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『耕耘』2020.5.7「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

自然栽培米田んぼ。


耕耘をしました!!


耕耘の目的は『排水』の記事でも書いたように、
『乾土効果』を引き出すためになるべく土を乾かす事です。

土中に酸素がたくさん入るようにして、好気性菌の皆さんに働いていただきます♪


今年はロータリー耕はやめて、スタブルカルチで耕耘しました。




こちらの方が粗く起こせる!


そして速い!

ロータリーは時速2.8キロほど。

スタブルカルチは時速4～7キロで作業できます!!


昨年は浅めに耕耘していましたが、今年は耕深12～14cm設定にしました。

ある程度の深さは必要なのかなと言う印象です。


とりあえず耕耘は完了しました!!

よーく乾いてほしいですねえ♪


太陽さん!

風さん!

微生物さん!

田んぼに力をわけてください!



それではまた☆


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『種籾消毒-泥水消毒』2020.5.4「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

自然栽培米田んぼ。


種籾の消毒をしました。

種籾消毒の目的は、主に育苗の時期に発生する病気の予防です。


『消毒』となると、一般的には農薬を使いますが、私の自然栽培では農薬はもちろん使用しません。


田んぼの土と水で作った『泥水』を使います。

土の中の微生物の力で種籾を病原菌から守るということです。


昨年までは『温湯消毒』もやっていましたが、なかなか一度に大量に処理するのは難しいですし、
泥水消毒を何年かやってみて大体うまくいっているので今年はコチラを採用しました。


☆準備☆
種籾を網袋に入れておきます

材料
・田んぼの土
・水

道具
・スコップ
・コンテナ
・バケツ
・桶
・網(ゴミすくい用)
・ポンプ(泥水移し用)
・催芽機


まず、田んぼへ行って土を採取!

私は自然栽培歴の長いところを選びます。
また、土質の違う3カ所の田んぼから取ってきます。
あまり関係ないかもしれませんが、その方が微生物の種類も多いかなと思ってそうしています。


表面は草の種が多いので除去。


その下でなるべく表層の土を使います。
表層の方が微生物が多いようです。



このくらい。



水で溶き、泥水を作ります。
バケツで少しずつ作って桶に移した方がよく混ざります。


泥水完成!



しばらく置いておき、浮いてきた草の種やゴミを取り除きます。



催芽機に種籾を入れます。



泥水を催芽機に移します。



この時、上澄み液だけを移すように。
泥自体は入らないようにします。

私は魚の水替えポンプを使っています。


催芽機20℃設定で一日循環させます。





一日経ったら泥を軽く洗い流して浸種開始!



こんな感じです♪



微生物の力を使うという点では、有機栽培でも使える『生物農薬』というものも市販されています。
しかし、自然栽培では基本的には『他から持ち込む』ということはしないので、そういったものも使わず、田んぼにいる微生物の力を借ります。

植物は微生物と共生して生きているという事もあるので、早い内から田んぼの微生物と触れさせるという目的も有ります。

また『持続可能な農業』というのを一つのテーマとしていますので、田んぼで用意できるものは田んぼで。

出来る範囲で田んぼで完結!!


6日ほど浸種したら催芽します♪


それではまた☆


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『育苗土-攪拌』2020.5.1「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

自然栽培米田んぼ。


田んぼから取って来た土が乾いたかどうか様子を見てみました。
(関連記事→『育苗土採取』04.11)


積んである内の上の方は乾いていたのですが、
下段はあまり乾いていませんでした。


上の段。



下の段は取ってきた時よりは水分が抜けたが、まだまだ。




このままでは砕けるようになるのにいつまでかかるかわからないので、攪拌しました。


スコップで砕いて、別のコンテナへ移し替える。



このくらいにしておけば後数日で砕土機にかけられるようになります。


ひたすら砕いて移し替えて積んでの繰り返し。

腰が...

土重い...


最初、暑い日差しの中やっていましたが、途中で
「これは日中にやる仕事ではない」
と気付き、翌朝早起きして涼しい内に終わらせましたww


そんな感じで150コンテナやりました(*^▽^*)
(↑↑誰か褒めてアピール♪)


そして、乾きやすいようにソーシャルディスタンスを確保して自然乾燥。



もう少しで砕土しまーす!!

それではまた☆


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