裏面~U太の本音の本音~

新潟県小千谷市の農業マンのブログです☆
主に私の農業を紹介しています♪
無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

「無農薬・無肥料 自然栽培田んぼ」

2017年11月30日 06時24分49秒 | 私の農業
新潟県小千谷市で「無農薬・無肥料 自然栽培」の米作りに取り組んでおります!!

「無農薬・無肥料 自然栽培」
農薬・肥料は一切使わず、堆肥等の有機質肥料も使わずに自然の力を引き出す栽培方法です。

自然栽培田んぼは取り組み始めて今年で8年目になります。


↓↓栽培の様子をまとめましたのでどうぞご覧くださいm(__)m

2017年度(平成29年)
2016年度(平成28年)
2015年度(平成27年)
2014年度(平成26年)
2013年度(平成25年)
2012年度(平成24年)


小千谷商工会議所発行
「おぢや会議所だより」
自然栽培米や人参ジュースが紹介されました



米コンクール

2017年11月30日 06時23分11秒 | 私の農業
国内で最も大きな米のコンクール

第19回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会

今年初めて出品しました。


もちろん自然栽培米です。


結論から言いますと


入賞ならず(+_+)


当然ですが、そぅ簡単ではなかった!!


入賞していない事はノミネートの連絡が無かったので事前にわかっていたのですが、

最終審査の実食審査が行われる会場がどんな感じなのか、どんな雰囲気なのかを味わいたかったので

会場の山形県真室川町町民体育館まで行って来ました(^^)


会場は一般も無料で入る事ができます。

2日間開催される内の1日目に行きました。


1日目は、この大会で最も栄誉有る「国際総合部門」の最終審査の実食審査が行われます!!


実食審査の様子


専門家の方々が実際に食べて審査します。


その後、国際名稲会6名の方々の講演会。

春に除草ボートの件で伺った岐阜県の和仁農園さんの和仁社長もこの国際名稲会会委員の一人なんです!!

貴重なお話が聞けました。


そしてそして


会場には出品されたお米全検体が展示されております!!

これが見たかった!!


今回の出品検体数はなんと5,551検体でした!!

その全てが並べられておりました!!








このどこかに私のお米も有るはずです。

(もしかしたら出品要領に不備があってここに無かったりしてとか無駄に心配してなくもなかった私ww)

有るはずですが、

探すにも数が多すぎる...


えー、




私が講演会を聞いている間に、

一緒に来た方が見つけてくれました(^^)





おぉ!!

二次審査まで進出していた!!



一次審査は「食味計」のスコアが100点満点中85点以上、尚且つ「穀粒判別機」の製粒度75%以上で二次審査進出なんです。

右の赤丸で囲んだ数値が食味計のスコアで私は「88」点でした。


二次審査は「味度計」による数値の測定をします。

この数値があると言う事は二次審査に進んだと言う事です。

貼ってありました!!

左の赤丸で囲んだ数値です。

私は「82」

この二つの数値の合計が高い方から約100名程が最終審査に進むことができ、入賞が決まります。

私は「88」+「82」で「170」でした。


良い点数なのだと思うのですが、まだまだ上を目指さなければ最終審査までは行けないのですね。





入賞は逃しましたが、

コメ・食味分析鑑定コンクールにて高得点を収めた生産者を紹介する「Premium Licence Club」という制度があります。

こちらに登録すると「ベストファーマー」と認められます。

その基準となるのが一次審査と二次審査の合計得点

170点以上


おぉ!!

私もクリアしている!!


申請させていただこうと思いますm(_ _)m


今回始めて出品して会場まで足を運んでみて良かったです。

自分で食べて美味しいとは思いますが、分析機にかけてみると良いところ、まだ足りないところが見えてきました。

味だけでなくその他の品質の部分ももっと向上させていきたいです。


自然栽培米は農薬も肥料も使いません。

特に「肥料を撒かない」というとこで土が痩せていって米も痩せ米になるんじゃないかと心配される事が有るのですが、

ある程度良い点数が出たので、そんな事は無いんだと、

そしてまだまだ自然栽培には可能性が有るんだと感じました。


その可能性をどれだけ引き出せるか!!

早速来年に向けて作戦を考えたいと思います!!


米作りが更に面白くなりました(^^)



何よりも

今年のような天候不順の中

田んぼと稲がよく頑張ってくれたなと感謝ですm(_ _)m



それではまた✩