心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「ラヴェンダーの咲く庭で」

2006-03-19 | 映画「ら・わ」行
ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ)

角川エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

1936年、イギリスのコーンウォール地方。初老の姉妹ジャネット
(マギー・スミス)とアーシュラ(ジュディ・デンチ)は、美しい自然に
囲まれながら穏やかな日々を送っていた。そんなある日、嵐の去った
浜辺に一人の青年が打ち上げられているのを発見した姉妹は、
彼を自宅へ連れ帰り看病する。彼の名前はアンドレア(ダニエル・ブリュール)
ポーランド人でヴァイオリニストの彼は渡米途中に船が難破し、
ここへ流れ着いたらしい。やがて回復したアンドレアは、得意の
ヴァイオリンで姉妹の心を和ませていく・・・。

コーンウォール地方の美しい風景とこの時代の平和な生活に
とても心を惹かれました。 まだ第2次世界大戦の大波が
来る前のひと時の平和な時間という雰囲気で良かったです。
(ちょっとだけ関係してるようなこともでてはきますが)
出てくる人たちがまたみんな良くて^^
アンドレアにバイオリンを弾いてみせてあげて、結局アンドレアに
バイオリンをあげたおじさんとか 居酒屋でお酒を飲んで陽気に
騒いでるおじさんたちとかもなんだかいいなぁ~、と思わせてくれました。
そして良い味出してたのがお手伝いさん♪
素直でちょっとがさつで^^ちょっと笑わせてもくれる良い人でした。

メインの(?)アーシュラが 徐々に流されて来た青年アンドレアに
淡い恋心を抱いていく様子がなんとも切なかったです。
男性もでしょうが、やっぱり女性もいくつになっても恋心を抱くもの
なんですよね~。 アーシュラの行動は まさしく恋する少女。 
彼女の切ない気持ち、嫉妬、ワクワクする気持ちがいろいろな部分に
現れていたし 可愛くさえありました。
その気持ちに気づいた姉のジャネットがいろいろ心配をするわけですが
このジャネット役のマギー・スミスとアーシュラ役のジュディ・デンチが
さすがという演技でした。アーシュラが年をとってるのに若い青年に
恋をして・・というのをいやらしくなく清潔感を感じさせるくらいの
押さえた演技で上手く表していたな、と思います。

2人で廊下を歩いて行くシーンはとても印象的でした。
彼女たちにとって 彼と過ごした日々は美しい思い出としていつまでも
残るんだろうなぁ~・・・と感じさせる とても良いラストでした。


個人的お気に入り度3.5/5


最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まだ観ていないけど・・ (はるはる)
2006-03-23 20:50:26
公開当時、イギリスでは「ピアノマン」(でしたっけ?)が浜辺に打ち上げられて、話題になりましたよね。

その後、映画館にも行けず、まだDVDも観ていませんが、これも早く観たい作品です。それにしても、メルさんがご覧になる作品は、私のツボにはまってます~。次は何をご覧になるのか楽しみですわ。
返信する
はるはるさんへ♪ (メル)
2006-03-24 07:25:40
そうそう!例のピアノマンの時期と日本公開がほぼ重なって宣伝では?とか言われてましたね(^^ゞ

あれは嘘っぱちだったわけですが(^^;;) これは正真正銘、ほんとに流されてきて、マジ上手なバイオリニストでした♪ ちょっと物足りないところもありましたが、良い映画でした♪

次は何をご覧になるか・・って、期待して頂いて至極恐縮ですが(^^;;) この後はしばらくある意味普通の?映画が続く予定(^^;;) 主人の趣味と私の趣味との譲歩点を見出して見てるもんですから(^^ゞ
返信する
廊下のシーン (Cartouche)
2006-03-26 10:43:23
何歳になっても心は乙女。。な彼女たちが素敵でした。そう!!ラストのあの廊下のシーン。ぐっときました。
返信する
cartoucheさんへ♪^^ (メル)
2006-03-27 00:51:44
ほんとに!いくつになっても乙女心って無くならないものですよね~^^この年になってほんとにそれが良くわかります(^ー^* )フフ♪

ラストの廊下のシーン、ほんとに良かったですよね^^

いろんな意味で見て大満足の映画でした♪

これ、cartoucheさんの記事を読んでいつか見たい、早く見たい、と思っていて、やっとでした(^^ゞ

にもかかわらず、そちらからTBして頂いて

本当にありがとうございました♪本来こちらから先に・・でしたのに(^^ゞ
返信する
ピアノマン (小米花)
2006-04-04 10:35:02
ピアノマンで変に有名になってしまった映画ですね。私は逆に興味を失ってしまい、今まで見なかったのですが、2ベテラン女優の共演が良かったですね~。

偏見でみるのもいけませんが、偏見で敬遠してしまうのも良くないですね~反省・・・。



お友達のブログで感想読ませていただくのはいい勉強になります!!
返信する
小米花さんへ♪ (メル)
2006-04-04 18:16:01
そうそう、ピアノマン発見とほぼ同時に公開だったですもんね~。なんだかなぁ~・・と思ったのを覚えています(^^ゞ

そう、ほんとに2人のベテラン女優さんが良かったです♪

お友達のブログで感想を読んで、あ、これ見てみたい!って思うのたくさんありますよね♪自分が想像してたのと違ったりもするし、すごく参考になります。小米花さんの記事も思いっきり参考にさせて頂いてます♪^^これからもよろしく~~^^
返信する
ようやく観ました (はるはる)
2006-06-14 01:14:42
観終わってから「あれ?ラベンダーなんて咲いていたかしら?」と無粋な疑問が湧き出ました(笑)。うーん、なかなか思い出せないけど、あのおにいちゃんがプレゼントしてくれた花束がラベンダーだったのかも、です。

あのおにいちゃんもどこかで見たよなぁ、と思ったら、これも同じく先日ようやく観た「グッバイ・レーニン」の孝行息子でしたね。

マギー・スミスのしゃんとした立ち姿の美しさが、ジュディ・デンチのガーリッシュな可愛い雰囲気と対照的で、キャスティングの良さを改めて感じました。今回も、イギリス料理が結構美味しそうに見えました。食器にナイフやフォークが当たる音が、イギリス映画らしくて嬉しかったです。ご紹介、ありがとうございました。
返信する
はるはるさんへ♪ (メル)
2006-06-14 07:21:05
そういわれれば、このDVDのジャケットのように

ラベンダーが咲き乱れてる一面のラベンダー畑・・・

みたいなところは無かったような??!(^^;;)

どうしよう・・私も思い出せないです(^^;;)

そうそう、グッバイ・レーニンのあの息子だったんですよね~! 私はグッバイ・レーニン見たときに、

んっ?どっかで見た彼は・・・と調べてやっと思い出したところでした(^^ゞ

はるはるさんのおっしゃる通り、マギー・スミスのしゃきっとした姿と、ジュディ・デンチの可愛い、まだ乙女乙女してる雰囲気との対照が良かったです♪

そうですね、この映画でもお手伝いさん?が作って

くれる、数々の料理がなんだかとても美味しそうでした♪^^
返信する
今年最後の (ばっちもんがら)
2006-12-31 10:54:48
コメントはこれ。マギー・スミスとジュディ・デンチが田舎町でひっそり暮らす姉妹を演じると聞いたときから「私好み!」と楽しみにしていたのに、地元のレンタル店では見つからず、結局未見のまま。今年一番の心残りです。

メルさんの感想を読んで、見てみた映画がたくさんありました。
また来年もよろしく!
返信する
ばっちもんがらさんへ♪ (メル)
2007-01-01 09:03:22
わぁ、ありがとうございます♪
最後を飾って下さって、光栄です!
こちらこそばっちもんがらさんにたくさん良い映画を
紹介していただいて、感謝感謝です。
また今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

で、この映画ですが、きっとばっちもんがらさん
お好きだと思いますよ~!
ジュディー・リンチとマギー・スミス、ほんとに素敵でした。あんな風に姉妹で年を取って、一緒に暮らせたらなぁ~・・・などとも思いました。
姉妹がいない私には無理なんですけどね(^^;;)
機会がありましたら、今年こそ見てください^^♪
返信する