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人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

ともに生きる

2008-09-07 | 人工股関節
ある健常者との会話の中で話題になった事。

両足人工股関節をした方がいる。
元気を取り戻し、明るく日常を送っておられる。
状態は以前よりもすこぶる快調、それなのに障害手帳は3級へと級は以前よりもあがり、すなわち障害程度が重くなったと認定された。
手帳を駆使して高速道路半額でよく出かけられる。
その費用は全部税金でまかなわれる。
 ・・・・・・・・・と。

私は考える。
今まで痛みをこらえていた長い苦しい時間があった。
日常生活にも支障をきたしていた。
気持ちが落ち込み沈んでいて、真っ暗なトンネルの中に潜んでいた。
それが人工股関節によって、明るい未来が開けた。
職場にも復帰できた人がいる。
何よりも痛みがない生活。
生き返った。
しかし、脱臼・磨耗・再置換という恐怖も頭の隅っこにはある。
常にリスクをかかえて生きている。
決して治ったのではない。
自分の身体の一部を人工物で置き換えたのだから。
一生懸命生きる事で、家族・周りの人々・社会に恩返しをしたい。

生きにくい世の中、どこでも経費節減といわれ、ギスギスしている感は否めない。
パラリンピックが始まった。
ひたむきで前向きな選手たちの頑張りを見て、ひたすら応援をしたい。


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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (chie_yam)
2008-09-07 11:35:14
おはようございます。
両人工股関節保持者としてはなんとも言葉の出ないお話ですね。
確かにあの特有の痛みは消え職場にも復帰でき日常生活には困りませんが、やはり大きなリスクを背負っていることには変わりません。
福祉のサービスは最大限に利用させていただいていますが、駐車証票などは制度の改正でもうもらえなくなります。少しずつその辺も変わっていくようです。
術後そろそろ3年になりますが、アレッ?思うような違和感はぬぐえません。
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障碍は・・ (ぴあのん)
2008-09-08 08:11:31
おはようございます。
>一生懸命生きる事で、家族・周りの人々・社会に恩返しをしたい。
素晴らしいお考えですね。拍手です!

>脱臼・磨耗・再置換という恐怖も頭の隅っこにはある。常にリスクをかかえて生きている。

ですね~でも健常でも(なんらの病気・・高血圧等)生きていれば皆さんいろんなリスクを持っていますよ。
あまり恐怖に思わないほうが心が楽!
その前にこの世からいなくなってしまうかも~(笑)

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レスコメです (remon)
2008-09-08 09:38:55
☆chie_yamさん
 いつも読んでくださって有難うございます。
 >なんとも言葉が出ない...
 悲しくなりますが、それも本音かな~と。
 誰もが何らかの痛みをかかえて生活しているんです。
 皆が支えあっていける社会でありたいです。

☆ぴあのんさん
 >恐怖ね、ホンの隅っこに...ね
 いつもはケセラセラと。
 障がい者というけど、皆さんも「高齢障がい者」なんだよと、笑っています。
 だって皆さんあちこち痛い・動かないなんて言い出したらきりがない。
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主治医から (わんちゃん)
2008-09-08 11:01:58
忘れたころに。が怖いよと言われました。
確かに先日転んだのも、そうです。あれから慎重になりまりましたが、ジムをやっていても、「私いいのかな?」と思うときがあります、
ぴあのんさんの言うように、健常の人も腰痛や膝痛を持ってる方いますよね。そのためにジムに通ってる方が多いです。私だけじゃないっていつも励ませれます
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同感です (remon)
2008-09-09 08:37:41
わんちゃん
記事を読ませていただいて、ほんとドキッとしましたよ。
想像するだけでも怖いです。
でも怖がっていても仕方がない。「気をつける」に越したことはないですね。

プールに行って皆さんと話すことは、あそこが痛い・ここが痛いということばかり。
笑い飛ばしながら皆さん前向きです。
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