人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

柳美里著「命」・「魂」・「生」・「声」四部作

2007-10-09 | 趣味生活

まったく遅読のため、なかなか進まない。
普通は一気に読みきるのだが、このところ日常が忙しく読書からは少し遠のいている。

柳美里については、「石に泳ぐ魚」の表現問題について裁判沙汰になり、興味は持っていたが、あまりよく知らなかった。
一文字だけのタイトルに惹かれて読み始める。

これを私小説というべきか?
刻々と時を刻むように、自分の事なのにどこかさめたように筆を進める。
才能豊かでかなり強い女性なのだろうと思う。
国籍のこと、生きてきた背景などを思いいれながら・理解しながら読む。題材は本人自身のことだからなおのこと。

気を抜かないで読むせいか、遅々として進まない。
もう図書館の返却期限は過ぎてしまっている。

全部読みきるにはも少し時間がかかるだろう。
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