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人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

股関節便利グッズ

2006-09-01 | 股関節便利グッズ
  最近「股関節便利グッズ」というカテゴリを作って、順次ブログに掲載している。
 それらは私が勝手に便利グッズと称しているのであって、特に股関節のためにとか介護用品として売っているものではない。

 日常生活の中に便利なものを取り込むことによって、いかに不可能を可能にしていくか? 
 これからの課題でもある。

バスボード

2006-08-31 | 股関節便利グッズ
 
 人工にする以前から、浴槽に入るのには苦労していた。人工にしてからは屈折制限のためいよいよダメで、とても重宝している。

 浴槽の横に取り付け、ボードに座ってからゆっくり足を湯船に入れる。ボードに座ったまま足だけ入れて読書をしても、足湯気分でいいかも。

 ただ片付けるのに、ちと重いのが難点かな? 
 ある程度の重さがないと安定感がないのだろう。

足洗い用ブラシ

2006-08-29 | 股関節便利グッズ
 
 正確には「リフレステ」というそうな。
 これは大変便利、ニ三年前から使っている。
 外から帰って直ぐやる事は、まず手洗い。そしてソックスを脱いで浴室で足を洗うこと。汗ばんだ足がサッパリとして気持ちがいい。

 まずはじめに、ブラシにお湯をかけてからボディシャンプーをかける。
 椅子に座ったまま両足でゴシゴシ足を前後させると、泡がどんどん出てくる。ところどころにある突起が足裏のツボを刺激するし、指の間もきれいに洗う事が出来る。裏に小さい吸盤がついているのでブラシが動く事はない。

 ブログに掲載する今日まで「リフレステ」という名称は知らなかった。
 「ほら、座ったままで足を洗うブラシの事・・」で話が済んでしまうから。
 でも、かかとの上や甲の部分を洗うには、まだこれでは足りない。

ソックスエイド

2006-08-27 | 股関節便利グッズ

 
  股関節を曲げる角度が制限されているので、靴下がはけない。
 足を後ろに折り上げ手を後ろに回して履いている人を見かけたが、私の場合それをやると足が極端に内転してしまい、脱臼のおそれがある。
 昔の治療(膝に針金を通して3か月固定)の影響か膝から下を内側に引く事が出来ないためあぐらをかけない。あぐらをかく必要はまったくないわけだが、靴下を履いたり、爪を切ったり、足元を洗ったりという動作が無理ということになってしまう。

 退院の時、リハビリ研修生がペットボトルで作ってくださったソックスエイドを愛用している。かわいらしく赤い紐・ヨンさまの写真まで貼ってくださった。(だけど当方ビョンさまのファンなのですが・・・

 履く手順
 ソックスエイドに靴下をはかせる・・・それに足をはめ込む・・・紐を静かに引っ張る・・・靴下はしっかり足に収まる・・・という仕掛け。


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マジックハンド

2006-08-23 | 股関節便利グッズ
 マジックハンド。
 下に落ちたものを挟んで拾ったり、ズボンをはく時はじっこを挟んで上にあげたりする。

 本来は玩具なので色が鮮やかで大きく、外に持ち歩くには恥ずかしいが、水中ウォーキングで水着の着脱などにはこれは欠かせない。

 子供が(特に男の子)さわりたそうにしているが、親がたしなめたりする場面もある。

 どうぞ、いいのよ。でも持って帰らないでね。


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孫の手

2006-08-22 | 股関節便利グッズ
 
 台所仕事をしていると、何だか足元がもぞもぞして、
 そのうち痒くなってきた。
 蚊が足元を徘徊していたのだ。

 あっちもこっちも痒くなり、早々に退散。
 屈折制限があるため、痒いところに手が届かない。
反対側の足を乗っけて、すりすりして掻いていたが、ふと思い出した。
 孫の手があったはずだ。

 あちこち探し回ってやっと見つけて、使ってみるとこれほどいいものはない。 
 これも、股関節便利グッズとしてお仲間に入れよう。 
 
 あー、これですっきりした。
 

お掃除スタイル

2006-05-18 | 股関節便利グッズ
 常日頃あまりていねいにお掃除しない。柄のついたお掃除シートやモップなどでさらっとやってしまうが、コーナーやあまり手の届かないところの汚れが目立ってくる。以前拭き掃除はダスキンなどで軽くやっていたが、夫はそれが気に入らないらしく、昔ながらの「雑巾で力を入れてギュッギュッと拭く」ということをやっている。有り難いことだ。

 たいがいお掃除は夫がやってくれるが、唯一やってくれないのがトイレ。
 四つんばいになって隅々まで拭くが、狭いのでなかなかうまく行かない。立ったり座ったりと結構エネルギーがいるものである。便座などを拭く時など、身体を中腰に保つためには必ずどこかに片手をおいて身体を支える必要がある。その支えがいい加減なものであると、手が外れて身体が不安定になったりして危険でもある。

 台所の棚の下部分を拭くとき等は、小さい丸椅子を手元に引き寄せてそれに片手をついて重心を支える。疲れたときはそれに座ればいい。折りたたみのこの椅子とても重宝している。
 たいした仕事をしないのに、いやはや疲れるものだ。
 立ったままの仕事が一番楽ということか。

万歩計

2006-05-02 | 股関節便利グッズ
 万歩計を開けてみて、その数字に驚いた。
 8000歩をとうにこえている。
 今日そんなに歩いただろうか? いやいやあっちこっちウロウロ、チョロチョロしたから、距離は歩かないけど、歩数は行ったかな~?

 そしてよくよく考えた。
 そうだ!ゼロに戻すのを忘れていた!
 これって、2日分かな? 3日分かな?

T字杖

2006-03-04 | 股関節便利グッズ
 今日からT字杖にした。
 退院直後は松葉杖、そのあとロフストランドクラッチ杖と杖遍歴をしたが、最近はかなり歩行も楽になり、安定感も出てきたので身軽なT字杖を使うことにした。これは病院から別に指示されたわけではない。自分にとって一番楽だったということである。

 さっそく犬の散歩に夫と出かける。大人しいメルの引綱を持つ。以前は一寸したスロープがとてもこわく、横向きに恐る恐る歩いたものだが、身体の向きを変えなくても大丈夫。

 杖先のゴムキャップを新しいものに換えて自信をもって歩こう。

三種の神器

2005-12-14 | 股関節便利グッズ
 脱臼防止のため左足の屈折制限がある。特に私の場合、足が外側に開けずどうしても内転気味になってしまい、非常に危険である。
 そこで日頃とても重宝していて、なくてはならないものがある。名付けて「股関節三種の神器」。

  (1)マジックハンド・・・・下に落ちたものを挟んで拾ったり、ズボンをはく時はじっこを挟んで上にあげたりする。本来は玩具なので色が鮮やかで大きく、持ち運びにはちと不便。水中ウォーキングで水着の着脱などにはこれは欠かせない。
  (2)靴下はきシェード(ペットボトルで手作り)・・・・リハビリ先生に退院時にいただいた。これに靴下をはかせて、口の部分に自分の足を差し込み、紐を引っ張ると足にきちんと靴下が収まるという仕掛け。これがないとほとんど自分では靴下がはけない。
  (3)枕・・・・寝ているうちに、足が内転してしまうのを防ぐもの。最近は足元にこれがないと、違和感すら感じる。術側に方向を変えるときは枕をはずすが、右側に向きを変えるときは枕をしっかり挟む必要がある。
 朝目覚めた時も、しっかり枕は所定の位置に収まっているから不思議である。


デカパン

2005-12-03 | 股関節便利グッズ
 今日はちょっと色気のない話。
 入院するに際し病院から、「大きいサイズの下着」を用意するよう一覧に書いてあったので、LLサイズのパンツを持っていった。ちなみに私はMサイズである。どうしてかな~?と思っていたが、後になってその訳がわかった。
 手術直後はT字帯、起き上がれるようになると例のパンツの登場である。90度以上屈曲してはいけないのでパンツの上げ下げ、はく時などにはすこぶる不自由する。大きいサイズのそれは軽く引っ張るだけで上げる事が出来、はきやすい。

さて、そのはき易さに慣れるともうMサイズには戻れない。
そこで、現在もデカパンが必須アイテムとなったというわけ・・・。