銀の人魚の海

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シングルマン

2010-10-12 | 2010年鑑賞新作映画
新作、何をみようか?
「トルストイ」かこれ、でチケットショップにあったこれに。

監督はファッションデザイナーだそうで、初監督。

コリン・ファースは結構見てるが、いつもあまり印象に残らない。

ここではゲイの大学教授役。

映画はファンションデザイナーだなと思わせる映像重視で、
個性あるものだった。

顔アップが多い。
瞳、水、裸体も。

コリンのあの木のガラスが多い丸見えの家がモダン。
服、インテリア、グッズまで、すべて監督が厳選したのだろう。

さすがデザイナー、映画自体がデザインされている。

60年代初めの米のムードは存分に楽しめる。

シュールといえばそうだが、監督自身もゲイのようで
マイノリティの孤独な現実がしっかりある。

男性二人が夜、全裸で海で泳ぐシーンでは
映画ではベスト1くらいになるのでは・・

かつて中田英の全裸CMよりずっといい。

きれいで儚い、逆に強い二人の姿が見えた。

Jムーアが友人として登場。
頽廃的な女性を演じている。

会話劇とも言ってもいいので海を除けば舞台でもやれそう。

ゲイの出会いはこうなのか?
という興味をもちつつ、ラストはどうなるか・・
という展開だった。

音楽、いれすぎ。もっと静かな方がいいと思う。
でも初めてで、このスタイル、演出、個性は十分。

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