blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

化け物イワナ

2013-06-26 | 釣行記
休日は遠山川へ行こうと思っていたのですが、朝から雨でした。
そこで、多少の雨でも水量が安定しているW川へ変更しました。

都合で午前中しか竿を出せないので朝早く出かけました。



三遠南信道を通ってW川へ着くと、増水どころかまだまだ雨が足らないようで、渇水気味です。
いつもの区間は水が少なくて期待できそうになかったので、少し下流の水量の多い所に入渓してみます。



この辺りはダイナミックな大淵と段々の瀬で構成され、花崗岩の白い砂がまぶしい美しい渓流です。

しかし、良型はまったく反応なしで、スレスレのチビアマゴにもて遊ばれただけであっけなく時間切れです。


というわけで今回は魚の写真なしです。
その代わり...


帰りに道路から下の流れを覗くと、化け物が泳いでました。
写真では分かりづらいですが、真っ黒なイワナで45cmほどありそうです。



底のほうを悠々と泳いでいます。

でもこの場所は断崖でロープか何か持ってないと、川へ降りられず、また上流、下流が大淵で通ラズになっているので、アプローチできずあきらめました。


やっぱ時間の余裕のあるときにじっくり攻めないとダメですね^^

科学館でプラネタリウム

2013-06-20 | その他
先日、子供をつれて遠州天体写真愛好会さんの写真展を見に行ってきました。
天体写真エキスパートの方々の実際のプリントを見るのは初めてで、とっても勉強になりました。



帰り際、アンケートに答えたら、栞をもらえました。
一番かっこいいのを子供が選びました。M33かな?
れっきとした生プリントですので貴重です。

その後、浜松市の科学館に行ってきました。



プラネタリウムでは、ちょうど宇宙兄弟やってました。
兄弟が色々な天体について解説してくれるのかな~?と思ってたら...

ほぼアニメのあらすじ+少し別のストーリーでした。

子供達は宇宙兄弟のファンなので、楽しんでました。
テレビと違い、ドーム全体に映し出される映像は迫力があり良かったです。

ただ、エアコン効きすぎで、長袖忘れたので超寒かったです。

今季初の遠山川

2013-06-16 | 釣行記
連休は遠山へ泊まりで釣り三昧などと甘い計画を立てていたのですが...

前日に子供が幼稚園からノロウイルスをもらってきたので、1日目は家で看病せざるを得なくなりました。
この1週間、遠山に行く事だけを楽しみに苦しい仕事に耐えてきたのに...

な~んていってても仕方ありません^^;
2日目は子供も調子がよくなってきたので嫁に丸投げでいそいそと出かけました。



まずは上流のほうから入ってみました。
しかしどうしようもない渇水でチョロチョロ状態...

また、おととしの集中豪雨で川が完全に崩壊しています。

いい型が着いていた淵が完全に埋まってたり...
今までこんなとこに、こんなでかい岩なかったよな~? とか、入渓地点が崩れてなくなってる...(唖然)

えらい荒れようです。
しばらく釣りあがっても反応がまったくないので、もう少し上流から再入渓しました。



ここでは魚の気配がするのですが、
木っ端アマゴがつついてくるだけで、いい型のヤツは様子見。
少し追ってくるものの、プイッと帰ってしまいます。
連日かなりいじめられているようです。

そのうち空が暗くなり雨がぱらついてきました。
この辺は雨がひどく降ると帰れなくなる事があるので、安全な下流のほうへ移動します。



ここは、遠山随一、本流の超人気ポイントです。広々としているので、7mのレベルラインが気持ちよく振れます。
やっぱ本流はイイ..
渇水気味なので、向こう岸のポイントにも楽々毛バリが届きます。

反転流に毛バリを乗せると、すぐに反応があるもののガッチリとくわえてはくれません。しかもでかい!!
2度目からは完全に見切られます。ここもかなり魚がスレているようです。

大きな魚を見せられているので、思わず大合わせになってしまい、時々こんな小さめアマゴが空を飛んできたりして...



ここには大きな淵がいくつもあり、どこでも必ず反応があるのですが、途中まで見に来て帰るのが多く、なかなかかかりません。
なんとか引き出そうと色々工夫して誘ってみるのですが...

結局、粘りに粘って20~23cmサイズのアマゴが3匹と、それ以下が数匹という結果に...



自分の腕のなさにガックリ。すっかり魚に遊ばれてしまいました。
でも久しぶりに本流のアマゴの強烈な引きと美しい魚体に満足の一日でした。


●帰宅後..

家に帰るとその夜からノロウイルスを発病し、4日間苦しめられました。
ようやくブログを書く気力が出てきたので...
自分だけ遊びに行ったツケですね。
体力をかなり消耗してしまい、しばらくは川へ行く気がしません。

I沢にて撃沈・・・

2013-06-04 | 釣行記
お店のお客様であるイケメン釣り師、Tさんと、浜松市天竜区のK川水系I沢へいってきました。
Tさんはテンカラを始めて間もないので、ぜひとも釣らせてあげたい所です。



まずはいつものようにゲートに車を止め、少し歩いた所の橋のたもとから川へ降ります。このあたりの渓流はどこも同じような感じで、林道から深く切れ込んだ狭い谷の底を沢が流れています。



しかし、渕という渕がほとんど小砂利で埋まっています。前に来たときよりもかなり川が荒れているようです。渇水も手伝ってポイントを見つけるのが大変です。

釣りあがって2時間、チビッコアマゴが空を飛んできただけで、後は全く反応なし。
Tさんも一回反応があっただけ。
なんなんでしょうかこの状況は。



とりあえず堰堤に着き、深場を探りますが、ここでも全くダメ。
ちょっと急な堰堤脇を登ります。

登っているとき、仕掛け巻きが竿から外れてしまいました。
仕掛け巻きは、崖のギリギリまでコロコロ転がって止まりました。なんとか回収しようと、そ~っとイトを手繰り寄せたんですが、その場でクルクル回りイトが外れて終了。
取りに行ったら命が何個あっても足りなさそうなので見捨てました。ガックリ..

その後、堰堤を越えてかなり急なザレ場を下りると、全く違った景色が広がっていました。



本当は砂防ダムが砂を堆積して出来た広河原なので、喜ばしいものではないのですが、広々としていて気持ちがいいのでここでお昼とします。

このチャラ瀬には、放流なのか天然なのか分からないですが、すごく小さなアマゴがたくさん泳いでいました。大きくなって将来僕の毛鉤を咥えてね~..と愛情の気持ちを込めながら遡行します。



だんだんと渓相が良くなってくるのですが、ここも下流と同じで全く反応なし。
しばらくするとプライヤーを落としている事に気がつき、悲しい気持ちになります。

その後2時間ほど釣りあがりましたが、あまりの反応のなさに、もう2人ともどうでもいい状態に。
休憩したら、気持ちが切れてしまったので終了しました。



左手からガレた沢を登り、林道に上がります。
普通なら沢など登らないのですが、K村さんからこの沢は登れるとの情報を得ていたので..

しかし、予測はしていましたが、最終的にはほぼ垂直の崖を木の根を頼りに登るハメに...



一雨あった後ならかなり状況が違ったんでしょうがね~。
と、言い訳してみます。

Tさん、釣れないでゴメンなさい...
懲りずにまたいきましょうね~!


●今回の紛失物のコーナー
・仕掛け巻き 1個
・プライヤー 1個
・毛鉤    多数
・気合い   2人分..

このコーナーは次回も続くんでしょうかね??