blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

A谷再び...

2023-07-06 | 釣行記
Tiareさん と、今年2回目となる岐阜A谷へ行ってきました。


前日に雨が降って結構な水量でしたので、Tiareさんと相談して無難なルートで堰堤の下へ出ることにしました。

いつもの堰堤につくとすぐに、左側の巻き返しでTiareさんが良型をGETしました。


自分は右側の本命ポイントを狙いますが、いつものようにすぐに掛かりません。

今日は活性が悪いかな?と少し焦っていると、出ました。


結構な引きで、これは尺いったわ~と思っていたら、29cmでした。
結局これが今日の最大でした。

Tiareさんの釣った、同サイズの魚とツーショットです。


次に釣れたのは、28cmでした。これは写真を撮る前に逃亡しました。

この川の魚は元気すぎて、写真を撮るのに一苦労です。
なるべく弱らせないように針を外し、やさしく扱って写真を撮るのですが、それが仇となりちょっと気を抜くとすぐに逃亡します。
まあどっちにしろリリースするので、同じですが。。

次に釣れたのは少し小さなサイズの岩魚。


27cmくらいでした。1cmづつサイズダウンしてます。
この前みたいに、少し時間をおけば同じポイントからいくつも出てきます。


次は予想通り? 26cm。

尺を超える魚が定位していると思われるのは、邪魔な枝の下です。そこは、残念ながら手が出ません。
Tiareさんも数匹釣っているようでしたので、そろそろ上流に移動しましょうと合図を出します。

堰堤の上では、Tiareさんが言っていたように謎の子ヤマメが毛鉤を突っついてきます。


多分かなり小さいです。大きい毛鉤で釣っているので、どちらにしてもかかりませんが、煩わしいです。
少し流れの緩いところでは、ちょんちょんと突っついてきます。

Tiareさんとも話をしたのですが、誰かが放流したものでしょうか。それにしても、かなりの数がいます。
これだけ大きなイワナがたくさん生息してるところで、無事に食われずに定着するのでしょうか?


それでも時折まともなアタリがあって、イワナが釣れてきます。


この日はお天気が良く、背後からじりじりを太陽の光に焼かれます。
首筋をガードするために、タオルを巻きました。

幸運の金イワナ。


この川でも、時々このような色のイワナが釣れてきます。

次の堰堤は、いつも釣れないので適当にやってスルーしました。

この時点で軽い熱中症だかシャリバテになったようでふらふらしてきたので、滝の涼しい風が当たる木陰で昼食休憩としました。
おにぎりに梅干を入れてきて正解でした。これでかなり回復しました。


その上のチャラ瀬区間も反応が薄いのでスルーして、この2段堰堤にチャレンジします。

浅いところでイワナが遊んでいるので、背を低くして近寄りますが徹底的にスレています。
毛鉤に反応しても、咥えずに沈むやつや、途中まで追ってきて帰るやつ。
しかも一度反応すると二度と出てきません。
他の場所のイワナは純粋無垢なのが多いのに、なんでこの堰堤に住んでるのはこんなひねくれた子ばかりなのでしょうか?

結局釣れませんので、あきらめて上の区間へ移動します。


上の流れでは、一投目からイワナがでました。幸先いいです。


Tiareさんも順調に釣っているようです。

上の区間も、引き続き背後からの日射がすごいです。
木陰になっているところで休憩しながら登っていきます。


この区間はサイズが少し小さいです。


でもその次には28cmが出ました。
キラキラの太陽の光の中での1枚。

次の堰堤の手前の落ち込みでは、対岸からTiareさんに撮影されているのがわかっていたので、緊張しました。


でも無事に釣れて一安心。
Tiareさんは前回そこでイワナを釣っていたので、今回もわかっていたようです。


向こう岸では、良型をGETしてはしゃいでいるTiareさんの最期の姿がありました。

このあと悲劇が訪れることも知らずに...


こうなりました(悲)

徒渉中に水没したようです。
これでもう今日の釣りは終わりかな?と思ったら、


意外にも元気です。

水没のショックもなんのそので、次の堰堤をどんどん登っていきます。
何かに取り憑かれているようです(笑)


階段の上は、自分にとって未知の世界です。

河原に木が生えていたりと、独特の雰囲気です。


しばらく反応がなく、魚がいないのかなと思ったら、木の下から生きのいいイワナが飛びでてきました。


ここの流れでは、Tiareさんが 水没する写真を撮ろうかと期待していたのですが 水没しないか心配していたのですが、そのような事態は起こりませんでした。


この曲がり渕では、自分が優先的に釣らせて頂きました。


2つに分かれた流れ込みのポイントをを近くから順番に攻めていくと、


1匹目が釣れました。しかしこのあと逃亡。


2匹目。


3匹目。このあと逃亡。


4匹目。

釣り堀状態でした。その他にも何匹かアタックしてきました。
Tiareさんこんな良いポイントを独占してしまい本当にすみません。


その上は二股になっていました。
Tiareさんは左側からの沢を攻めていたようですが、本流は右側のようです。


本流側を探ってみたところ、釣れました。

この上流は、少し水量が多く徒渉が厳しそうでしたので、今回はここで終わりにすることにしました。
最後にはTiareさんが有終の美を飾りました。


今回は、新しい区間を開拓できたので良かったです。

Tiareさんありがとうございました。またご一緒お願いします。







浜名湖Uガイド竿デビュー

2023-06-30 | 釣行記
イケメン釣り師Tさん(海釣り師匠)に誘われて浜名湖へ行ってきました。
この前Uガイドの竿を買ったので、Tさんがその竿で狙えるポイントを案内してくれました。


まず最初のポイントは堤防の先端です。幅が1m無いくらいで目がくらくらします。
写真ではちょうどTさんの陰で写っていないのですが、その向こうにおじいさんが連チャンで3人位いました。
年齢的に落ちたらかなりやばそうでしたが、おじいさん達のパワーを目の当たりにして驚きました。

このポイントでは、Tさんが大き目なカサゴを釣った以外は、キュウセン(ベラ?)しかつれませんでした。


なぜか、こんな奴が入れ食いです。
ここは、キュウセンばかりでしたので次の場所へ移動しました。

このポイントには前にも一人で来たことがあるのですが、その時は全然つれませんでした。


しかしTさんにポイントを教えてもらったら、カサゴが入れ掛かり状態でした。
ただ、サイズはかなり小さめです。


新しく買ったUガイドの竿ですが、穂先が柔らかくアタリがかなり敏感に伝わってきます。
今咥えたな、とか今餌を追っているな、など魚の様子が手に取るようにわかるのでとてもよいです。


ここでもテトラの上で釣っている、アクティブおじいさんがいました。


Tさん色々とアドバイスありがとうございました。また連れて行ってくださいね。







林道調査とアマゴ釣り

2023-06-21 | 釣行記
久しぶりに地元の天竜川水系に行ってみました。

ここ1ヶ月ほどの間に2回、台風に刺激された梅雨前線が遠州地方に大雨を降らせて、各地で大きな被害が出ました。
未だに天竜川の水は濁っており、内心、釣りどころではないかなと思っていたのですが。。。


目指すSK川は予想通り、やっぱり濁っていました。

南アルプス方面から流れる川は大水が出ると、シルトの細かい粒子が水に溶け込んで鉛色のような色になり、それがかなり長く続きます。
岩も脆いので、源流部では常に崩壊が起きているのでしょうね。


あげく林道は途中で通行止めでした。
仕方なくこの川を諦めて、一度下流に戻ってTC川の様子を見に行ってみます。

しかし、こちらはさらに濁りがきつく、さらには去年の台風で壊滅的なダメージを負っているようでした。


自分がよくこの川に来ていたころは河原から橋梁まで相当の高さがあったと思うのですが、上流から大量の土砂が押し寄せた結果、わずか数十cmのところまで河床が上がっていました。

この赤い橋を車で恐る恐る進んでしばらくいくと、前方が何やら怪しい感じ。
あそこ通れるの??


すぐ前方はゴミが溜まっているだけなのでなんとか超えれそうですが、その次がやばい。諦めました。
そのまま、50mほど慎重にバックして出たあと、わずかに道幅が広い場所で何回も切り返しをして出て来ました。
左側は高い崖で怖いです。林道を調査しているといつもこんな目に遭ってしまいます。

下流のダム付近まで戻った時点で、もう釣りは諦めていたので、次に気になっている林道の調査に行きました。


NS林道です。
こちらの林道は、この辺にある1000m級のNS山の頂上付近まで続いています。
地図で見て、一度走ってみたいと思っていました。

かなり細くて荒れてはいるのですが、自然林の明るい尾根を通過したりでご機嫌な林道です。


林道末端まで来れました。
ここは、南アルプス深南部と呼ばれる山域の入り口で、登山届けのポストなどが設置されていました。

この広場は、すでに深南部の雰囲気が出ており、休憩しているだけで本当に良い気分になります。
もう数十年も本格的な山登りはしていないのですが、また始めてみたくなりました。


その後、家に帰ろうと思ったのですが、途中でMK川の存在を思い出し見に行くときれいに澄んでいたので、少しだけ釣っていくことにしました。

水量は少し多めですが問題はありません。


だいぶスレているようで、小さなアマゴしかかかかりませんでした。

小さな魚しか釣れない、ということは腕がないということで頑張ってみたところ、退渓寸前でそこそこの型のアマゴが釣れました。


家で気が付いたのですが、よく見ると赤い斑点がない?







岐阜A谷

2023-06-07 | 釣行記
今年も Tiareさん に誘われて、岐阜の山中に釣りに行って来ました。

この川は、昨年は林道が通行止めで来られませんでしたが、今年は2日前から林道が開通しました。
そして昨日までは台風の影響で水も高かったはずなので、実質一番乗りか?とか良いことばかり考えてしまいます。


今回はTiareさんが車を出してくれました。
いつもの空き地へ車を止めます。

水位が高いので、今回も河原の隅を歩き、下流にある堰堤から始めてみます。


ここは今まで実績No.1の堰堤ですので、慎重に毛鉤を流してみます。
いつものように、堰堤の左側はTiareさん、自分は右側を担当しました。

右側のポイントに毛鉤を送り込める場所までいくには、川を渡らないといけないのですが、結構流れが強かったです。


いつも邪魔になる倒木は、大水で少し移動していて毛鉤を流しやすくなっていました。
とりあえず1匹目が釣れてひと安心。


釣れたのでTiareさんの方を見ると、そちらも撮影会の最中でした。


2匹目。。


3匹目。。。

永遠に釣れそう。。。

少し時間をおくと、渕の方から新しいイワナが出て来て定位するのか、同じポイントから何匹も釣れて来ます。
Tiareさんも同じような事を言っていました。
どの魚も27〜28cmほどあって丸々と太っているため、ヒキがすごいです。


これはTiareさんの新兵器です。(ひとつくれました。ありがとうございます。)
この筒の中に爆竹を入れて爆発させ、その音でクマに自分の存在を知らせるためのものです。

堰堤で真剣に釣っていたところ、横でTiareさんが何も言わずに突然コレに点火したので、心臓が飛び出るほどびっくりしました。
本来の目的と違う使用方法は禁止です。

さて、この堰堤でいつまでも時間を潰しているわけにはいかないので、堰堤を巻いて上流に出ました。


河原を通ってTiareさんを追い抜こうと思ったら、ずっと向こうを何やら黒い物体が移動するのが見えたので、怖くなって戻りました。
多分熊ではないのでしょうが、さっきの熊おどしは効いているのでしょうか?


対岸のなんて事ない流れから今日一番の29cm。
もう20年も愛用している天龍のテンカラ竿と撮影してみました。


堰堤の上も調子よく釣れました。
自分が1匹釣るとTiareさんも1匹釣るといったような具合で、ケンカにならずとても良い感じです。


Tiareさんはフライフィッシングです。
道具は違いますが、アプローチや毛鉤の流し方など、見ていてとても勉強になります。


少し小さなイワナ。


ここは、いかにも魚がついていそうな流れですので、動画撮影していました。
残念ながら、動画オフした直後にヒットしました。


20cmくらいの小イワナ。
上流に行くにつれ、型が小さくなって来たかな?


んでもまた大きなのも釣れました。

次の堰堤は、今まで釣れた試しがありません。
水量が多く迫力もあり、大物が潜んでいる雰囲気満々なのですが、やっぱり今回もダメでした。



以下はTiare劇場です。

1.こんな小さな堰堤なのに、欲を出して竿を出すTiareさん。


2.あれっ?何かかかった???


3.なんとこの日最大の29cm!!!自分がやればよかった。。。


入渓場所で、さっき降りて来たばかりの小堰堤でまさかの大物が釣れました。
どんなところにもイワナはいるんですね(驚)

写真を撮っている間にイワナが逃げ出す事を期待していたのですが、かないませんでした。


次の2段堰堤までの間、魚はスレていました。
ここは林道末端で、ここから釣り始める人が多いようです。


2段堰堤の端の緩やかなところで遊んでいたイワナ。
かなり敏感になっています。


2段堰堤を超えた上も、大きく開けた気持ちの良い流れでした。ここから先は今まで入ったことがありません。


撮影がだんだんいい加減になって来ています。お尻だけ撮影。


魚はやっぱりスレ気味ですが、ときどき良い型のイワナがかかって来ます。


最後は次の堰堤の下で、小さめですがきれいな魚体のイワナで終了しました。


堰堤の右サイドには、登るための梯子がついていたので、また機会があったらこの上流にも行ってみたいです。

今回もたくさんのイワナが釣れ、楽しませていただきました。
山深いところで、一人ではなかなか行けないので、いつもご一緒いただくTiareさんには感謝しています。
ありがとうございました!!







平谷湖フィッシングスポット

2023-05-25 | 釣行記
お休みに家族を連れて平谷湖フィッシングスポットに行きました。


お天気も良く、風もなく絶好の釣り日和です。

ただ、この日は人が多くて、フライを後ろまで飛ばせる場所はほとんど空いていませんでした。
仕方なく、後ろが柵になっているところで窮屈な釣りとなりました。


魚も上を向いているのが多く、ドライフライで爆釣でした。
かといって中層も活発で、ルアーの人も結構釣っていました。


サツキマスを放流しているという事ですが、これがそうかな?よくわかりません。

息子や嫁もかなり釣ったみたいです。
自分はみんなの仕掛けを直したり、針を外したりで結局何もできませんでしたが、家族が少しでも釣りに親しめたようで良かったです。


テンカラ竿をもっていったのですが、3.6m以下?の竿しか使ってはいけないという事でしたので、そもそもダメでした。
次は短い竿をもっていこうと思います。

このときの様子を 平谷湖のブログ で紹介していただきました。







いもむし地獄

2023-05-22 | 釣行記
今回は、三河のON川の、この前入ってみたところの少し下から入渓しました。
緑が非常にきれいで、川も毛鉤向きの穏やかな渓相でとても良い雰囲気です。


ただ蜘蛛の巣が多く、しばらくは払いのけながら歩いていました。
しかしよく見ると、その蜘蛛の巣と思われるものは全部頭上の枝の先から垂直に垂れ下がっています。

よく見ると、すべての垂れ下がった糸の先にお客さんがついているではないですか!
それは、戦慄の光景でした。
なにしろ、枝という枝からいもむし君が糸でぶら下がっているのですから。。。
震えました。

渓流は道がついていないので、歩きやすいルートを自分で考えながら上流に進んでいきます。
時には、このルートしかないという場合がありますが、そこにイモムシがぶら下がっているので、どうしても無理をしなければならず大変でした。


イモムシ地獄を抜けると、小さなアマゴがかかりました。ちびっ子でも、アマゴはうれしいです。

しかし、その後はブト(カワムツ?の静岡方言)の応酬。
ここよりも下流ではアマゴやイワナしか釣れず、ブトなんて一度も釣れたことがないのですが、なんでさらに上流まで来て、再度ブト域があるのか全く理解できません。


その後、さっきよりちょっとだけ大きいアマゴが釣れて終了しました。
小さいですが、久しぶりにきれいなアマゴが釣れたのでよかったです。







今年初の渓流

2023-04-26 | 釣行記
今年初の釣りは、三河のTK川に行ってみました。


入渓場所には、藤の花がきれいに咲いていました。


しかし、全くといっていいほど反応はありません。。。

そこで、一つ谷を超えて、ON川へ行って見ることにしました。

TK川からON川へ移動する際、最上流部を経由したのですが、その際にT川の最源流部分を見ることができました。


植生が杉の人工林でなく、広葉樹林だったら最高でしたが、そこそこの雰囲気がありますね。

ON川では、今まで釣りをしたことのない上流部分に入ってみました。


覆い被さる木の枝が少し邪魔ですが、流れは穏やかで毛鉤向きの川でした。

魚影も少しは確認できたのですが、この日はあまりにも寒くて魚が上を向かずダメでした。
もう少し暖かいと思って来たのですが、予想が外れてしまい残念でした。







夜の浜名湖(敗退)

2022-11-02 | 釣行記
忙しかった一日の仕事がおわってくつろいでいると、いつものTiareさんから、浜名湖へ来るよう命令がありました。

疲れで眠い目をこすりながら浜名湖へ着くと、Tiareさんはすでに釣りをしていました。


ここは浜名湖と遠州灘の出合い付近。潮流が激しく、水がとてもきれいなところです。

Tiareさんによると、このポイントではフライフィッシングでシーバスや根魚などが釣れるそうな。

耳を澄ますと、ときおり闇の中からシーバスのボイルの音が聞こえるので、そちらの方向へキャストしてみるのですが、なかなか思うようにはいきません。



昼間の賑わいとはうって変わり、夜の浜名湖には人影もまばらで、不気味な雰囲気が漂っています。
すでに秋も深まり、ときおり吹く海からの風が身体に沁みます。

自分は夜半過ぎには切り上げたのですが、変態のTiareさんは黙々と釣りを続けていました。


P.S.
後日、再チャレンジされた Tiareさん はしっかりと結果を出されたようです。さすがですね!!







宅急便

2022-10-17 | 釣行記
Tiareさんに朝早く(暗いうち)に呼び出されて、今度は太田川河口へ来るようにという命令でした。

眠い目をこすりながら現場へ着くと、そこにはやる気満々のTiareさんが居ました。


ここは、海と川の水が入り乱れている、いわゆる汽水域という性質のところらしく、Tiareさんの話によると、フライフィッシングで色々な種類の魚?が釣れるそうな。


しかもクロネコさんが宅急便の集配にも来てくれるところのようです。

釣りは、残念ながらダメでした。宅急便の集積所が見れてよかったです。







浜名湖クロダイ釣り

2022-08-10 | 釣行記
先日いつもの Tiareさん から、お休みの日の早朝(暗いうち)に浜名湖へ来ること、との命令がありました。

眠い目をこすりながら浜名湖畔に着くと、フライフィッシングでクロダイを狙うとのことです。


ウェーダーを履いて、ロッドの準備をして、明るくなるとともに湖に入ります。

湖といってもこのポイントは遠浅で、こんなところに本当クロダイいるの??って半信半疑でしたが、なんとなくキャスティングを続けていると、向こうでTiareさんがあっさり釣りました。


今まで、チンタ?と呼ばれるものは見たことあるのですが、クロダイは初めて見ました。さすが師匠です。
鈍く黒光りして、戦国時代の甲冑を身に纏っているような雰囲気でとてもかっこいいです。

こちらも俄然やる気が湧いて、キャスティングを続けていると、沖の方でモジリのようなものがたくさん見られるようになりました。
そこへめがけてキャスティングすると、釣れました!!


Tiareさんの釣ったものより断然小さいですが、初めてフライで釣ったチンタに興奮しました。


自分は用事があったので先に帰りましたが、日が昇り気温がグングン上がっていく中、変態のTiareさんは黙々と釣り続けていました。

Tiareさん、今回も手取り足取り教えていただき、ありがとうございました!







増水の川

2022-07-19 | 釣行記
中学生の子供を連れて釣りに行ってきました。

平地は晴れていましたが、現地に着くとなぜか雨...
今回は前々日の大雨の影響もあり、川はかなり増水していました。


予定していた川は増水で危険でしたので(自分だけだったら入ったかも..)、もう少し上流まで行って、普段はチョロチョロとしか流れていない部分に入りました。


子供も少しは川歩きは慣れましたが、まだまだ危なっかしい感じです。
一応、ポイントや流し方は、少しはわかってきたようです。

本当でしたら魚が釣れるのが一番勉強になるのですが、確かな筋を流しているにもかかわらず反応はほとんどありませんでした。


結局、水が多くて攻めれるポイントも少なく、ちびっこアマゴが数匹遊びに来てくれただけで終わりました。


黄金イワナが釣れました

2022-07-13 | 釣行記
またまた Tiareさん に誘われて岐阜に行ってきました。
今回は先週に台風が来たこともあって、いつもの通いなれた区間に入渓することにしました。


林道もあちこちから水が染み出していて、山は水で飽和している様子です。
急坂を下りて谷に降り立ってみると、水位もやはり少し高いようです。


入渓地点からいつものようにTiareさんは本流、自分は支流(谷の名前からいくとこっちが本流?)の短い区間を攻めてみます。


するとすぐに反応がありました。25cm位の良いサイズのイワナです。
1投目から出たので幸先いいです。


その上の落ち込みでは、結構大きい27cmのイワナが出ました。
仏様みたいな柔らかな顔つきの、やけに黄色い不思議なイワナでした。


さらに次のポイントでも最初のイワナと同じくらいの良型が出ました。


その上では少し小さいですが、それでも23cmくらいのイワナ。

結局この15mくらいの区間で4匹釣れました。
この勢いで釣れたら退渓点まで何時間かかるか分かりません。

そこで急いで支流を戻り、本流を釣り上がったTiareさんを追います。


すごい活性なのでTiareさんも相当釣っているかと思ったら、本流はかなり渋い状況とのことでした。
という事は、ただ単にあの区間がボーナスポイントだっただけ?

自分がいつまでももたもたして来ないので、心配になって様子を見に途中まで戻ってきてくれたそうです。
ご心配をおかけしてスミマセン。。。


その後しばらく釣れない状態が続いたあと、Tiareさんも無事にGETされたようで一安心。
期待をこめてニコパチ写真を撮らせていただきましたが、今回はイワナが逃げるような事態にはなりませんでした。。


自分もなんとか釣れましたが少しサイズダウン。
やっぱり攻められていてシビアになっている感じです。


しかし次に釣れたのはまるまる太った大きなイワナ。

この谷には餌が充分にあるんでしょうね。
おたまじゃくしも大量に発生していたので、そんなのも食べているのかもしれません。


その後はあまり釣れない状況のまま、しばらく遡ってこの滝まで来ました。
エメラルドグリーンの大きな渕は最高に美しいですが、ちょっと怖さも感じます。。

水量はかなり多く、白泡が多いですが何とか毛バリを流すことはできます。


この渕の流れ出しあたりでは、いい型のイワナが出ました。
いつもは深い渕に隠れていて、時々浅いところに出てきて餌をとるので、大きな渕の前後は丁寧に探る必要があります。

さらに、この滝を登ってからはぽつぽつと釣れだしました。


この子は釣ってからもおとなしい性格で、スレンダーで好みのタイプ(笑)


ちょっと野性味を感じさせるイワナ。
いつもはこの谷では25cmくらいのサイズがアベレージですが、この日は27cmくらいのイワナが結構でました。


途中でTiareさんがヒキガエルを見つけてびっくり。
ヒキガエルは落ち着いているので、頭が良くて何か考えているように見えます。
実際はエサのことしか考えてないと思いますが..

この日はヒキガエルが多かったですが、ヘビ好きなTiareさんはヘビも見つけたそうです。


ふと空を見上げると黒雲が出てきてなんとなく怪しい感じです。
ここ数日、天候が不順で浜松では連日土砂降りがあったので少し不安になります。


ちびっこも釣れました。


メタボイワナ。太りすぎ要注意。


この紙はTiareさんが毛バリの水分を取るために自作したものです。
まず、水分をこの紙でふきとり、その後オイルに浸けるとかなり浮力が増します。ドライシェイクよりもいい感じです。
さすがに研究熱心ですね。。

尊敬の意味を込めて Tiare紙 と名付けさせて頂きました。


上の写真は今回の釣行の中でもお気に入りの写真です。草木と水の色の対比が美しい。
Tiareさんもプロのフライフィッシャーみたいに写っています。


こちらは青島渕の手前にある徒渉ギリギリの渕。
今回は水量が多かったので渡れるかとても不安でしたが、Tiareさんに先行してもらい水没せずに渡り切ったのを確認してからでしたので安心でした。

その後Tiareさんがこの渕に土木工事的なことをしていたような、いなかったような?


青島渕の全容。深くて長い瀞になっています。
ここはいつものお約束通り、Tiareさんにお任せしました。


今回Tiareさんは天気のことをかなり気にしていて、どうも調子が乗らないようでしたが、それでもぽつぽつと釣っているようでした。
自分も、釣りはその時の精神状態と深く関係していることを Tiareさん祭りの日 に経験しているので...
釣りってなかなか難しいものですね。


こちらは、いつも静まり返っていて釣れないので、適当に通過する渕。


しかし、今回はそこでなぜか大物が釣れました。
29cmあって本日最大のイワナとなりました。

その後は主に対岸のポイントを狙って釣っていったところ、


少し小さいイワナ。23cmくらい?


こちらはパーマークが美しいイワナ。


この辺りからまた黄色っぽいイワナが釣れてきました。


小さめですが顔つきは野生的なイワナ。


こちらのイワナは最後の大きな渕で、毛鉤めがけて急浮上してきました。
渕のスケールが大きいので、粘ればもっと釣れそうです。


なんとか雨も降らずに退渓点の取水ダムまで辿り着けることができました。
前回、汗をかいて塩分が欲しかったので、今回は色々な行動食を持ってきて正解でした。

今回はかなり調子の良い釣りが出来ました。

後から考えてみると、Tiare紙を使った後は必ず良型がHITしてました。
この紙はひょっとして毛鉤の水分を拭きとるものではなく、尺神様とも呼ばれるTiareさんのエキスを毛鉤になすりつけるもの?
なんともありがたいことです。


あとは最初の2匹目に釣れた黄金イワナ。
このイワナは幸運を呼ぶイワナとしてスマホの待ち受け画像とさせていただきました^^

Tiareさんお疲れ様でした。
おかげさまで楽しい釣りができました。またよろしくお願いします。







イワナ釣りと林道調査

2022-06-15 | 釣行記
Tiareさんに岐阜に行こうと誘われたので行ってきました。

まず最初にこの谷へ入るかどうか迷いましたが、とりあえず本流に行ってみたかったのでスルーしました。


今回はいつもの林道から少し外れて、はじめての林道に入ることになりました。
この林道は、通る人があまりいないみたいで頭上に木が倒れていたり草が生い茂っていたりしてちょっとハードな道でした。


藪みたいな道をゴソゴソ走って、ようやく少し広いところへ駐車することができました。

着替え中は小さな虫だらけ、車の中も虫だらけでした(笑)
まともな神経の人では耐えられそうにない状況ですが、変態の2人組は何の興味も示しません。


ここからまだ川に向かって林道が伸びていましたが、歩いて少し下ると落石で通行止めでした。

大事を取って手前に車を停めたのは正解でした。ここまで入ってしまっていたら細い急坂をバックで戻らなくてはならずやばかったです。


林道はそのまま川に向かって伸びていました。

水中には向こう岸に渡る用と思われるコンクリートの道があり、その向こうには続きの林道がみえました。
向こうの林道も気になりますね。


本流には意外と簡単にアクセスできて一安心しました。

するとここでTiareさんがお約束の忘れ物(笑)。リールを忘れたそうで、来た道をまた元気よく戻っていきました。
いつも忘れ物で楽しんでいるようにしか見えませんが...本当に変わった人です。


さて、夢にまでみた本流の水の流れは本当に美しく、無理して来た甲斐がありました。


忘れ物をしたTiareさんが戻るまで待てなかったので、少し釣ってみることにしました。

川の水は冷たく手がしびれるようでした。
当然、魚の反応は鈍く、ドライのナチュラルドリフトでは毛バリの流れる様子を見ては帰ってしまう感じでした。


そこで少し誘いをかけてみるとかかりました。ヤマメかと思ったらきれいなイワナでした。


さてTiareさんも戻ったので、本格的に釣り始めました。
しかしやっぱり、反応は鈍いようです。

しばらく進んだら流れが強く、どうにも渡れないところに出てしまいました。水量も少し多いようです。


どうも雪解けの水が出ているようでした。魚の反応も悪いし、無理をするのもいけないので今回はここで引き返すことにしました。
ちょっと残念でしたが、ひとつの目標である林道調査はできたのですこし満足です。


さて気を取り直し、さきほどの林道を戻りいつもの谷を目指します。



釣り始めてみると、さすがに魚影は濃いです。
しかし様子見しているだけの奴や、ドライにはあまり反応しない奴が多いようです。

また結構スレていて、少し姿が見えただけで一目散に走っていきます。


アイデアを求められる釣りになりますが、釣れるのは25cm位の良型が多いです。

いつも腰いっぱいまで浸かって渡る渕。


今回もギリギリでした(笑)

つぎは青島渕。


ここはTiareさんの聖地。うかつに竿を出すと祟りがあるので、Tiareさんにポイントを譲って右岸を巻きます。
後で聞いたら、やっぱりここでしっかりとGETされたようでさすがです。

青島渕の上で岩盤にへばりついて動かない岩魚がいましたので、色々な方法を試して何とかかけることができました。


小さいかと思ったら27cmあり、この魚が今回の最大記録となりました。

そしてこのあたりから急にドライに反応するようになり、ポンポンとリズムよく釣れました。
活性が上がったのか、毛バリをガッチリと咥えていました。

ただ下流に比べると、型は少し小さくなりました。










Tiareさんも連続して釣っているようでした。
ただサイズに満足できないのか、「小さいッ」と独り言を言っている場面も見られました。
この谷じゃなければ十分嬉しいサイズなんですけどね~(笑)


ここの堰堤まで来て終了しました。スタート時刻が遅かったのと、釣れないイワナに時間をかけすぎて、16時近くになっていました。


今回は新しい林道を開拓できたのが大きな成果でした。今度はまた本流を遡ってみたいです。
Tiareさんまたよろしくお願いします。




息子が渓流デビューしました

2022-04-18 | 釣行記
日曜日に息子と釣りに行こうと思っていたのですが、予定した日はあいにくの雨。
午前中はあきらめて家でゴロゴロしていたのですが、なかなか一緒に行けるチャンスもないため、思い切って出かけてみました。

かねてから息子が中学生になったら渓流釣りに連れて行こうと考えていました。
今では背も自分と同じくらいに大きくなり、部活で鍛えているので十分川歩きもできるはずです。

現地に着いてみると、この前下調べした区間は、人が入っていました。そこで少し上流の、さらに簡単そうな区間へ入ってみることにしました。


雨は少し小降りになっていましたので、雨具を来て川へ降りてみます。
今回は初めてなので簡単なえさ釣りに挑戦しました。

竿の振り込み方、ポイントの説明、流し方を一通り教えたところで事件が発生!

息子がいきなりバランスを崩し、顔から水没しました(笑)
なんであんな浅くて簡単なところでそうなるかな?と思いましたが、溺れたりするときって案外こんな感じかもしれないですね。。

だいぶ濡れましたが、気を取り直して釣りを続けてみると、待望の1匹目が釣れました。


向こう合わせだったのでアタリはわからなかったようですが、はじめて本物の渓流で釣ったアマゴに喜んでいました。


やっているうちに振り込みも川歩きもだんだんと慣れてきたようでした。

続いて2匹目。今度はアタリもわかり、しっかりと合わせることもできたとのことです。


雨降りで肌寒く、良いコンディションではなかったですが、何とか2匹釣らせてあげることができて本当に良かったです。





安全な渓流を求めて

2022-04-13 | 釣行記
陽気が良くなってきたので、今年はじめての毛鉤釣りに行ってきました。
今回は、はじめて渓流釣りをする中学生の息子を連れていくために、安全に釣りができる渓流の下見をかねてです。

googleマップとにらめっこして、選んだのは20年以上前によく通っていた近場のK川水系の支流TK川です。


到着してみると、意外と(というかかなり)良い渓相です。
長年、違う川へ通っていましたが、最近はすっかりとその存在を忘れていました。

釣り始めると、意外と魚影が濃い。放流がしっかりとされているのでしょうか。


流れから思い通りに出てきて、良いヒキで釣れてきたのはキレイなアマゴでした。


この日は数匹のアマゴが遊んでくれて楽しめました。
自分はゆったりとしたイワナより、素早いアマゴのほうが釣りのテンポがあっているような気がします。


このあたりは、近場とはいえ標高が結構あるので桜がまだ満開でした。

里のほうでは花桃が満開。


最近、この地域では花桃に力を入れているらしく、川沿いには花桃の木がたくさん植えられてとてもきれいでした。
ただ、時期的にはもう1週間早ければ最高でした。


この時期は、釣りばかりでなく、花もきれいですので山に来ると本当に癒されますね。。