blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

林道調査とアマゴ釣り

2023-06-21 | 釣行記
久しぶりに地元の天竜川水系に行ってみました。

ここ1ヶ月ほどの間に2回、台風に刺激された梅雨前線が遠州地方に大雨を降らせて、各地で大きな被害が出ました。
未だに天竜川の水は濁っており、内心、釣りどころではないかなと思っていたのですが。。。


目指すSK川は予想通り、やっぱり濁っていました。

南アルプス方面から流れる川は大水が出ると、シルトの細かい粒子が水に溶け込んで鉛色のような色になり、それがかなり長く続きます。
岩も脆いので、源流部では常に崩壊が起きているのでしょうね。


あげく林道は途中で通行止めでした。
仕方なくこの川を諦めて、一度下流に戻ってTC川の様子を見に行ってみます。

しかし、こちらはさらに濁りがきつく、さらには去年の台風で壊滅的なダメージを負っているようでした。


自分がよくこの川に来ていたころは河原から橋梁まで相当の高さがあったと思うのですが、上流から大量の土砂が押し寄せた結果、わずか数十cmのところまで河床が上がっていました。

この赤い橋を車で恐る恐る進んでしばらくいくと、前方が何やら怪しい感じ。
あそこ通れるの??


すぐ前方はゴミが溜まっているだけなのでなんとか超えれそうですが、その次がやばい。諦めました。
そのまま、50mほど慎重にバックして出たあと、わずかに道幅が広い場所で何回も切り返しをして出て来ました。
左側は高い崖で怖いです。林道を調査しているといつもこんな目に遭ってしまいます。

下流のダム付近まで戻った時点で、もう釣りは諦めていたので、次に気になっている林道の調査に行きました。


NS林道です。
こちらの林道は、この辺にある1000m級のNS山の頂上付近まで続いています。
地図で見て、一度走ってみたいと思っていました。

かなり細くて荒れてはいるのですが、自然林の明るい尾根を通過したりでご機嫌な林道です。


林道末端まで来れました。
ここは、南アルプス深南部と呼ばれる山域の入り口で、登山届けのポストなどが設置されていました。

この広場は、すでに深南部の雰囲気が出ており、休憩しているだけで本当に良い気分になります。
もう数十年も本格的な山登りはしていないのですが、また始めてみたくなりました。


その後、家に帰ろうと思ったのですが、途中でMK川の存在を思い出し見に行くときれいに澄んでいたので、少しだけ釣っていくことにしました。

水量は少し多めですが問題はありません。


だいぶスレているようで、小さなアマゴしかかかかりませんでした。

小さな魚しか釣れない、ということは腕がないということで頑張ってみたところ、退渓寸前でそこそこの型のアマゴが釣れました。


家で気が付いたのですが、よく見ると赤い斑点がない?







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