blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

イワナの楽園

2015-07-16 | 釣行記
先日のお休みは、TIAREさんに誘われて岐阜の荘川水系に行って来ました。
まずは釣り場近くの民宿に泊まっている連泊組の三人の方と合流します。


ベテランの泊まる宿

TIAREさんの知り合いの方々です。
皆さんに挨拶してから、この車の後について林道を進みます。


川がみえてきた

林道末端につくと、先行者の車が2台...
この人たちがどの区間に入ったか不明なので、とりあえず予定通りの区間を目指します。


フライマン4人組

渓流にこんなたくさんの人数で乗り込むのは初めてなので何だか頼もしい感じです。

灰色の帽子が優しそうな 240gffさん、オレンジ帽はヒゲがワイルドな、いちさん
黄色いヘルメットで関西弁の面白そうな人は 草さん。その後ろが TIAREさんです。
僕はテンカラですが、他の4人はフライフィッシングです。

さて、5人して同じ区間に入ると順番待ちで釣りにならないので、TIAREさんと僕の2人は他の3人とは違う区間に入ります。
しかし、ここでTIAREさんがお約束の忘れ物。車まで走って取りに行ったので、帰ってきたときにはすでに息絶え絶えでした^^

藪をかき分けて川へ出ると、噂どおりの素晴らしい渓相です。


気持ちの良い流れ

期待して毛バリを振り込みますが、しばらく歩いても全く反応がありません。

あぁ今日も活性が低い...
TIAREさんと来ると、いつもこうだよ^^;

などとは口にも出せないので、黙って1時間ほど進むと、上流に餌釣り師を発見!
どうりで反応がないハズです。TIAREさん、人のせいにしてスミマセン^^;

その後、このまま餌師のあとを歩いてもいい事ナシという判断で、入渓地点まで戻ります。
そして今度は別の谷の林道を歩き、取水堰堤の上流に入ってみました。

堰堤上から下をのぞくと、どうやら魚が何匹か見えるようです。


落ちても知りませんよ~

TIAREさんがいつまでも粘っているので、僕はその堰堤から上を探索してみました。
するといきなり魚が反応^^ 重いッ!


いきなりの27cm

その後TIAREさんが来たので、場所を交代するとすぐにHIT!


興奮状態のTIAREさん

ナメ状の川で、ちょっとした穴には良型イワナが必ず入っています。


イワナの楽園

しかし、この楽園もそう長くは続かず、200m位遡行すると大きな滝が出て来ました。


登るべきか止めるべきか?

巻き道もなさそうです。でも登ろうと思えば何とか行けそうなのですが。
ただ帰りに落ちでもしたら大変なので、戻る事にしました。この滝の上も楽園なら良いなぁ^^などと思いつつ...


滝つぼから出た黒っぽいイワナ

結局この区間で何匹か釣れたので、すでに結構な満足感です^^

そして先ほどの堰堤まで戻りお昼にします。


またやってる^^

その後、この堰堤の少し下流からチャレンジすると、すぐに数匹釣れました。


25cmがアベレージサイズ

最初の小堰堤の落ち込みでは、3連続でフッキング失敗&バラシ。


小堰堤

バラしてもみんなほぼ同じ場所から出てきます。ひとつの流れに何匹もいるんでしょうね。

TIAREさんもバラシ連発でガックリ来てます。なかなか思うように獲れないですね。
2人ともバーブレスを使う優しい心の持ち主なのですが、怒れて返し付きに変えたくなります。


4度目の正直

次は小堰堤を登り、TIAREさんが先ほど上から攻めていた堰堤を下から攻めます。
TIAREさんは右、僕は左を攻めます。
猫のように姿勢を低くして近づき、狙ったポイントへふわりと毛バリを落とすと、パクリと素直に毛バリをくわえました。


本命の堰堤

相手がイワナですので、毛バリをくわえて潜ってからじっと我慢して...合わせると猛烈な引きです。
見ると、尺を優に超える、いかつい顔をしたイワナがかかっています。

が...取り込み寸前にハリス切れ。一気に天国から地獄へ落とされました。


タッチ&リリース5秒前(TIAREさんの動画より)

水中で自由になった魚をあわてて掴もうとしましたが(笑)後の祭りです。おなかに軽くおさわりできただけで、逃げられました。
ハリスにキズが付いていたのでしょうか?それとも、取り込みが雑になっていたのかも知れません。

しかし残念でした。
う~ん、夢に出てきそうです

その後は林道を戻り、車止め近くから再入渓。先ほどの堰堤のずっと下流になりますが、こちらは川幅が狭くブッシュが気になります。


木の枝が気になる小渓

入渓しやすいので魚もスレていますしサイズも小さいです。


小さなイワナ君

この後もそこそこのイワナがポツリポツリと出るのですが、1時間ほど遡るとまた滝が出て来ました。


全体的にサイズダウン



三条の滝

ここを乗り越えて、さっきの堰堤まで行こうと思いましたが、まだ半分位の行程がありましたので、終わる事にしました。

その後、別の沢に入った方たちと約束の時間に集合して、ふもとまで帰りました。
こちらの3名の方も、それぞれ良い釣りができたようで良かったです。またご一緒できる事を期待してお別れしました。

TIAREさん皆さん、本当にありがとうございました。