またまた
Tiareさん に誘われて岐阜に行ってきました。
今回は先週に台風が来たこともあって、いつもの通いなれた区間に入渓することにしました。

林道もあちこちから水が染み出していて、山は水で飽和している様子です。
急坂を下りて谷に降り立ってみると、水位もやはり少し高いようです。

入渓地点からいつものようにTiareさんは本流、自分は支流(谷の名前からいくとこっちが本流?)の短い区間を攻めてみます。

するとすぐに反応がありました。25cm位の良いサイズのイワナです。
1投目から出たので幸先いいです。

その上の落ち込みでは、結構大きい27cmのイワナが出ました。
仏様みたいな柔らかな顔つきの、やけに黄色い不思議なイワナでした。

さらに次のポイントでも最初のイワナと同じくらいの良型が出ました。

その上では少し小さいですが、それでも23cmくらいのイワナ。
結局この15mくらいの区間で4匹釣れました。
この勢いで釣れたら退渓点まで何時間かかるか分かりません。
そこで急いで支流を戻り、本流を釣り上がったTiareさんを追います。

すごい活性なのでTiareさんも相当釣っているかと思ったら、本流はかなり渋い状況とのことでした。
という事は、ただ単にあの区間がボーナスポイントだっただけ?
自分がいつまでももたもたして来ないので、心配になって様子を見に途中まで戻ってきてくれたそうです。
ご心配をおかけしてスミマセン。。。

その後しばらく釣れない状態が続いたあと、Tiareさんも無事にGETされたようで一安心。
期待をこめてニコパチ写真を撮らせていただきましたが、今回はイワナが逃げるような事態にはなりませんでした。。

自分もなんとか釣れましたが少しサイズダウン。
やっぱり攻められていてシビアになっている感じです。

しかし次に釣れたのはまるまる太った大きなイワナ。
この谷には餌が充分にあるんでしょうね。
おたまじゃくしも大量に発生していたので、そんなのも食べているのかもしれません。

その後はあまり釣れない状況のまま、しばらく遡ってこの滝まで来ました。
エメラルドグリーンの大きな渕は最高に美しいですが、ちょっと怖さも感じます。。
水量はかなり多く、白泡が多いですが何とか毛バリを流すことはできます。

この渕の流れ出しあたりでは、いい型のイワナが出ました。
いつもは深い渕に隠れていて、時々浅いところに出てきて餌をとるので、大きな渕の前後は丁寧に探る必要があります。
さらに、この滝を登ってからはぽつぽつと釣れだしました。

この子は釣ってからもおとなしい性格で、スレンダーで好みのタイプ(笑)

ちょっと野性味を感じさせるイワナ。
いつもはこの谷では25cmくらいのサイズがアベレージですが、この日は27cmくらいのイワナが結構でました。

途中でTiareさんがヒキガエルを見つけてびっくり。
ヒキガエルは落ち着いているので、頭が良くて何か考えているように見えます。
実際はエサのことしか考えてないと思いますが..
この日はヒキガエルが多かったですが、ヘビ好きなTiareさんはヘビも見つけたそうです。

ふと空を見上げると黒雲が出てきてなんとなく怪しい感じです。
ここ数日、天候が不順で浜松では連日土砂降りがあったので少し不安になります。

ちびっこも釣れました。

メタボイワナ。太りすぎ要注意。

この紙はTiareさんが毛バリの水分を取るために自作したものです。
まず、水分をこの紙でふきとり、その後オイルに浸けるとかなり浮力が増します。ドライシェイクよりもいい感じです。
さすがに研究熱心ですね。。
尊敬の意味を込めて Tiare紙 と名付けさせて頂きました。

上の写真は今回の釣行の中でもお気に入りの写真です。草木と水の色の対比が美しい。
Tiareさんもプロのフライフィッシャーみたいに写っています。

こちらは青島渕の手前にある徒渉ギリギリの渕。
今回は水量が多かったので渡れるかとても不安でしたが、Tiareさんに先行してもらい水没せずに渡り切ったのを確認してからでしたので安心でした。
その後Tiareさんがこの渕に土木工事的なことをしていたような、いなかったような?

青島渕の全容。深くて長い瀞になっています。
ここはいつものお約束通り、Tiareさんにお任せしました。

今回Tiareさんは天気のことをかなり気にしていて、どうも調子が乗らないようでしたが、それでもぽつぽつと釣っているようでした。
自分も、釣りはその時の精神状態と深く関係していることを
Tiareさん祭りの日 に経験しているので...
釣りってなかなか難しいものですね。

こちらは、いつも静まり返っていて釣れないので、適当に通過する渕。

しかし、今回はそこでなぜか大物が釣れました。
29cmあって本日最大のイワナとなりました。
その後は主に対岸のポイントを狙って釣っていったところ、

少し小さいイワナ。23cmくらい?

こちらはパーマークが美しいイワナ。

この辺りからまた黄色っぽいイワナが釣れてきました。

小さめですが顔つきは野生的なイワナ。

こちらのイワナは最後の大きな渕で、毛鉤めがけて急浮上してきました。
渕のスケールが大きいので、粘ればもっと釣れそうです。

なんとか雨も降らずに退渓点の取水ダムまで辿り着けることができました。
前回、汗をかいて塩分が欲しかったので、今回は色々な行動食を持ってきて正解でした。
今回はかなり調子の良い釣りが出来ました。
後から考えてみると、Tiare紙を使った後は必ず良型がHITしてました。
この紙はひょっとして毛鉤の水分を拭きとるものではなく、尺神様とも呼ばれるTiareさんのエキスを毛鉤になすりつけるもの?
なんともありがたいことです。

あとは最初の2匹目に釣れた黄金イワナ。
このイワナは幸運を呼ぶイワナとしてスマホの待ち受け画像とさせていただきました^^
Tiareさんお疲れ様でした。
おかげさまで楽しい釣りができました。またよろしくお願いします。