blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

岐阜の川2014 - 2

2014-06-17 | 釣行記
先週に引き続き、また岐阜まで行ってしまいました。同行者はいつもお世話になっているTさんです。

まずはGSで券を買って、本流と支流の情報を集めます。
スタンドのお兄さんには、本流はまだ雪代が残っていて渋いといわれたので、支流へ入る事に...

この支流は上流域は遡行不能という事でしたので、とりあえずダムより下流に入ってみました。



大場所と瀬をくりかえす、素晴らしい渓相でした。
しかしこの日、魚は瀬には出ていないようでした。大きな渕の深いところでじっとしている魚がいるのですが、誘ってみても全く反応せず、手が出ません。



お天気はピーカンだし、風もなく肌がじりじりと焼けます。
あまりの暑さに、こりゃダメだと、一時車に避難します。この時点でこの川には見切りをつけました。

その後Tさんに、せっかくだから本命の川を見てみたいと無理をいい、本流に沿って上流に上がります。



この川は支流だというのに、流域が長くて川幅も広く、スケールの大きな川です。

川に降りて見ると、やっぱりまだ雪代が出ているようで、流れが強く太いです。ちょっと怖いくらい..



しかも今度は風がものすごくて、少しでも気を抜くと糸が吹き上がり、毛バリが水面をすべってしまいます。
とても釣りどころではありませんが、せっかくですので少し竿を出してみます。

だんだん釣りあがっていくと、変わった形の堰堤の流れ出しで、放流したばかりのちびっ子が、ぴんぴんと突っついてきました。針にはかかりませんが面白いので遊んでしまいました。
こんな魚と遊ぶためにこんな遠くまで来たんじゃないのになぁと思いながら、少し行くと、だんだん反応するようになってきました。

そしてやっとの事でこんなサイズが3匹釣れました。



ヤマメ域での釣りは初めてで、朱点のない魚をはじめて見ました^^
Tさんにもすこしづつ反応が出てきたようです。

そしてさらに行くと、魚がサイズアップしてきて22cm位のが連続で3匹出ました。
水温が上がってきたのかもしれません。



かなり反応がよくなってきたのですが、13時を過ぎていたので、ここで一旦車に戻りお昼にしました。



山々はきれいに見えるし、川の水もきれいで最高です。
でも、帰りの事を考えるとあまりゆっくりとしていられないので、早々に撤収し、先ほどの所の上流に入りました。



風は相変わらず吹き荒れていますが、その後また22cmクラスが釣れました。

そしてあともうワンランクサイズアップ...と思ったとき、ついにでかいヤツが顔を出しました。物凄い流れの中から出て、合わせもバッチリのはずが、おしくも掛かりませんでした。
さらにその後25cmくらいのサイズを2匹バラシたところで、痛恨の時間切れとなってしまいました。

まだまだ日は高く、調子も出てきてこれからというときで、後ろ髪を引かれる思いで川を後にしました。

いいサイズこそ掛けれませんでしたが、初めて来た川で悪コンディションの中、この釣果でしたので、水量が安定し、風がなければ素晴らしい結果が出せると思います。
さらにイブニングいっぱいまでできれば...
すごく期待の持てる川でした。

でも先日の川といい、岐阜ではこれがアベレージなんでしょうかねぇ? すごすぎです^^;

岐阜の川2014 - 1

2014-06-11 | 釣行記
TIAREさん と岐阜の川へ行ってきました。

朝2時半に家を出発して、TIAREさんを迎えに行って、4時間で着きました。
岐阜の川というと、静岡県人からするととてもポテンシャルの高い川だというイメージがあるので、2人とも期待充分です。

最初は、様子見で適当に入渓しました。



この川特有の、なだらかで広い渓相です。渓流というよりは清流という感じでしょうか。
まったく下調べをせずに入ったので、アマゴかイワナかどちらが濃いのかすら分かりません。

すると、すぐにTIAREさんがイワナを立て続けに2本釣りました。
そこで、毛バリと流し方を岩魚モードに変更すると、なぜかアマゴが...



とりあえずボウズは免れてほっとします。岐阜まで来て坊主は悲しいですもんね。



イワナは少し小さめの20cmがアベレージのようです。ただし、みんなメタボでずっしりと重いので釣った時の満足感が大きいです。
しかしいつものように岩魚の合わせには苦労します。遅く遅くと思っても、身体が反応してしまいます。
TIAREさんはポンポンと小気味よくイワナを釣っているようです。

その後、この堰堤の下を攻めようとしたら、下から餌釣り師が上ってきました。



唯一の大場所で、期待をしていただけに残念です。橋の上から覗くと、いいサイズの魚がたくさん泳いでいました。

仕方が無いので、その上流から入渓します。



雨がポツポツと降ってきましたが、レインウェアを着たとたん、すぐに止みました。がっくり。





ここもアマゴが釣れたり、イワナが釣れたり。下流より少しサイズダウンですが、たくさん出ました。


この川のイワナは流芯よりも瀬脇に多く、ちょっとした流れには必ず着いています。しかし流れの筋を外すと絶対に出てきません。
またウェットよりドライのほうが反応よく、誘うとまったく釣れません。
そのため、ドライフライ+ナチュラルドリフトというテンカラではあまり使わない釣り方で攻めました。

流芯は、攻められすぎているのかも知れませんね。


その後、下流に下り、昼休み。
ダムのバックウォーターから攻めようと思ったら、フライの兄ちゃんが居たので、仕方なく上流へ移動しました。ここは、川幅も広く、一番期待していた区間なので、本当に残念でした。



入渓場所は少し川幅が広かったので、毛バリを変えて、誘ってみると計算通りアマゴが出ました。



流芯から出ると、気持ちのよいものです。やっぱりアマゴはいいですね^^

その後は川も狭くなり、またイワナ狙いに変更し、何匹か釣った所で終了しました。



TIAREさんも、最後に良いイワナを釣るなど、かなり満足な釣りが出来たようでご機嫌でした。

結局終わってみると、20匹ほどの釣果でした。(バラシも倍くらい...)

地元の川でこんなに釣れたことは無いので、やはり恐るべき岐阜のポテンシャルです。
またぜひとも来たいと思います。