blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

I沢にて撃沈・・・

2013-06-04 | 釣行記
お店のお客様であるイケメン釣り師、Tさんと、浜松市天竜区のK川水系I沢へいってきました。
Tさんはテンカラを始めて間もないので、ぜひとも釣らせてあげたい所です。



まずはいつものようにゲートに車を止め、少し歩いた所の橋のたもとから川へ降ります。このあたりの渓流はどこも同じような感じで、林道から深く切れ込んだ狭い谷の底を沢が流れています。



しかし、渕という渕がほとんど小砂利で埋まっています。前に来たときよりもかなり川が荒れているようです。渇水も手伝ってポイントを見つけるのが大変です。

釣りあがって2時間、チビッコアマゴが空を飛んできただけで、後は全く反応なし。
Tさんも一回反応があっただけ。
なんなんでしょうかこの状況は。



とりあえず堰堤に着き、深場を探りますが、ここでも全くダメ。
ちょっと急な堰堤脇を登ります。

登っているとき、仕掛け巻きが竿から外れてしまいました。
仕掛け巻きは、崖のギリギリまでコロコロ転がって止まりました。なんとか回収しようと、そ~っとイトを手繰り寄せたんですが、その場でクルクル回りイトが外れて終了。
取りに行ったら命が何個あっても足りなさそうなので見捨てました。ガックリ..

その後、堰堤を越えてかなり急なザレ場を下りると、全く違った景色が広がっていました。



本当は砂防ダムが砂を堆積して出来た広河原なので、喜ばしいものではないのですが、広々としていて気持ちがいいのでここでお昼とします。

このチャラ瀬には、放流なのか天然なのか分からないですが、すごく小さなアマゴがたくさん泳いでいました。大きくなって将来僕の毛鉤を咥えてね~..と愛情の気持ちを込めながら遡行します。



だんだんと渓相が良くなってくるのですが、ここも下流と同じで全く反応なし。
しばらくするとプライヤーを落としている事に気がつき、悲しい気持ちになります。

その後2時間ほど釣りあがりましたが、あまりの反応のなさに、もう2人ともどうでもいい状態に。
休憩したら、気持ちが切れてしまったので終了しました。



左手からガレた沢を登り、林道に上がります。
普通なら沢など登らないのですが、K村さんからこの沢は登れるとの情報を得ていたので..

しかし、予測はしていましたが、最終的にはほぼ垂直の崖を木の根を頼りに登るハメに...



一雨あった後ならかなり状況が違ったんでしょうがね~。
と、言い訳してみます。

Tさん、釣れないでゴメンなさい...
懲りずにまたいきましょうね~!


●今回の紛失物のコーナー
・仕掛け巻き 1個
・プライヤー 1個
・毛鉤    多数
・気合い   2人分..

このコーナーは次回も続くんでしょうかね??